0112
40カ国首脳が仏でデモ行進 対テロ結束 中日新聞トップ記事、見出しである。20150112
リードには、
仏風刺週刊紙シャルリエブド銃撃をはじめとした一連のテロ事件への結束を示し、十一日、パリ市内の共和国広場から大規模なデモ行進が出発した、
とある。
>数十万人の参加が見込まれる。大勢の市民に加え、オランド大統領ほか欧州や中東から約四十カ国の首脳が参加。イスラム教過激派によるテロの脅威に、国際社会が一致して対抗する姿勢を強く示した。
見出しに、佐賀知事選、与党敗北 保守分裂、山口氏が初当選 とある。20150112
記事には、
前職の国政転身に伴う佐賀県知事選は十一日投開票され、元総務省過疎対策室長山口祥義氏(49)が、前武雄市長樋渡(ひわたし)啓祐氏(45)=自民、公明推薦=ら三人を破り初当選した、
とある。
介護報酬2・27%下げ 財務相と厚労相が合意 とある。20150112
記事には、つぎのようである。
> 政府は十一日、二〇一五年度予算案の社会保障費の内容を決めた介護報酬の2・27%引き下げや入院患者の食事代負担の段階的な引き上げ、生活保護で家賃に当たる住宅扶助の引き下げなどの負担増が盛り込まれた。
nikkei 見出しより。
海外資金、不動産に1兆円
14年過去最高 円安進み日本買い
海外からの不動産投資が急拡大している。2014年の海外企業による日本の不動産取得額は1兆円近くと、前年の約3倍に増え過去最高となった。円安などを背景に「日本買い」が進み、国内不動産取引の約2割を占めた。東京都心での購入に加え地方にも波及している。海外マネーの流入(総合・経済面きょうのことば)は、訪日外国人による消費だけでなく、不動産市場でも存在感を増している。…続き
欧州首脳、反テロで結束 パリで100万人デモ行進
食と農 願いは健康長寿(1)ママたちは食べ物が心配 「ゼロリスク」価値を生む
春秋
「未成年」という言葉には、どこか危なげな若者のイメージがある。コドモ以上オトナ未満、年齢でいえば18か19といったところか。もう二昔も前に
中日春秋
2015年1月12日
作家の丸谷才一さんは「生きざま、死にざま」という言葉が嫌いだと書いている。「生き方死に方」でいいのにその言い方は「すごんでいる」「うっとりしている」という
確かに「ざま」には自己陶酔と悲壮の臭いがある。「野望」と「希望」の違いもこれと似ている。あくまでも小欄の語感だが、「希望」がすごむと「野望」になるか。辞書の【野望】は「身の程を超えた大きな望み」であり、一般的な印象は悪かろう。「希望に燃える青年」と「野望に燃える青年」。顔つきの異なる若者が浮かぶ。世間で好まれるのは間違いなく前者だろう
成人の日である。語れることはないが「希望」よりも「野望」の方でいこうよと、そそのかしておく。「野望」には、単なる望みに加え、実現のためのしたたかさ、世間を気にしない図太(ずぶと)さもある
心優しい最近の若者の苦手なところでもあろう。野望はすごんでいると書いたが、見方を変えれば、絶対にあきらめないという気魄(きはく)やタフさかもしれない
身の程を超える望みを求めなければ、身の程は育たない。吉行あぐりさんが亡くなった。百七歳。逸話がある。体の弱ったあぐりさんがある日、じっと天井を見つめている。長女で女優の和子さんが「何を考えているの」と聞くと「ヒミツ」と答えた
百歳を超えても「ヒミツ」。とんでもなく大きな野望だったのではと空想する。
40カ国首脳が仏でデモ行進 対テロ結束 中日新聞トップ記事、見出しである。20150112
リードには、
仏風刺週刊紙シャルリエブド銃撃をはじめとした一連のテロ事件への結束を示し、十一日、パリ市内の共和国広場から大規模なデモ行進が出発した、
とある。
>数十万人の参加が見込まれる。大勢の市民に加え、オランド大統領ほか欧州や中東から約四十カ国の首脳が参加。イスラム教過激派によるテロの脅威に、国際社会が一致して対抗する姿勢を強く示した。
見出しに、佐賀知事選、与党敗北 保守分裂、山口氏が初当選 とある。20150112
記事には、
前職の国政転身に伴う佐賀県知事選は十一日投開票され、元総務省過疎対策室長山口祥義氏(49)が、前武雄市長樋渡(ひわたし)啓祐氏(45)=自民、公明推薦=ら三人を破り初当選した、
とある。
介護報酬2・27%下げ 財務相と厚労相が合意 とある。20150112
記事には、つぎのようである。
> 政府は十一日、二〇一五年度予算案の社会保障費の内容を決めた介護報酬の2・27%引き下げや入院患者の食事代負担の段階的な引き上げ、生活保護で家賃に当たる住宅扶助の引き下げなどの負担増が盛り込まれた。
nikkei 見出しより。
海外資金、不動産に1兆円
14年過去最高 円安進み日本買い
海外からの不動産投資が急拡大している。2014年の海外企業による日本の不動産取得額は1兆円近くと、前年の約3倍に増え過去最高となった。円安などを背景に「日本買い」が進み、国内不動産取引の約2割を占めた。東京都心での購入に加え地方にも波及している。海外マネーの流入(総合・経済面きょうのことば)は、訪日外国人による消費だけでなく、不動産市場でも存在感を増している。…続き
欧州首脳、反テロで結束 パリで100万人デモ行進
食と農 願いは健康長寿(1)ママたちは食べ物が心配 「ゼロリスク」価値を生む
春秋
「未成年」という言葉には、どこか危なげな若者のイメージがある。コドモ以上オトナ未満、年齢でいえば18か19といったところか。もう二昔も前に
中日春秋
2015年1月12日
作家の丸谷才一さんは「生きざま、死にざま」という言葉が嫌いだと書いている。「生き方死に方」でいいのにその言い方は「すごんでいる」「うっとりしている」という
確かに「ざま」には自己陶酔と悲壮の臭いがある。「野望」と「希望」の違いもこれと似ている。あくまでも小欄の語感だが、「希望」がすごむと「野望」になるか。辞書の【野望】は「身の程を超えた大きな望み」であり、一般的な印象は悪かろう。「希望に燃える青年」と「野望に燃える青年」。顔つきの異なる若者が浮かぶ。世間で好まれるのは間違いなく前者だろう
成人の日である。語れることはないが「希望」よりも「野望」の方でいこうよと、そそのかしておく。「野望」には、単なる望みに加え、実現のためのしたたかさ、世間を気にしない図太(ずぶと)さもある
心優しい最近の若者の苦手なところでもあろう。野望はすごんでいると書いたが、見方を変えれば、絶対にあきらめないという気魄(きはく)やタフさかもしれない
身の程を超える望みを求めなければ、身の程は育たない。吉行あぐりさんが亡くなった。百七歳。逸話がある。体の弱ったあぐりさんがある日、じっと天井を見つめている。長女で女優の和子さんが「何を考えているの」と聞くと「ヒミツ」と答えた
百歳を超えても「ヒミツ」。とんでもなく大きな野望だったのではと空想する。