米国を分断したと、ニュースキャスターは語った。80歳の年齢になったので第一線から引くという彼女は、人々から相手の言葉に耳を傾ける寛容さがなくなってきたと感じているという、ニュースのコメントが注意を引いた。ダイアン・リームさんは、主婦をしながらスタッフとしてラジオ放送を手伝っていたところ率直でいてやわらかな語り口が評判を得たそうだ。43歳から37年間にわたり司会者を務めて、ワシントンから2時間にの、週5回の放送で全米に語りかけてきたという。何をどう分断し始めたか、言葉に対する寛容と尊敬がなくなってきたように言うのは、米国社会だけのことではないようだ。地球上の各地域でその動きがあらわれて、政治のニュースになっている。一概にとらえるのは困難であるが、米国大統領が語る一言が世界を駆け巡る時代が、言葉だけでないところにトランプ現象を起こしている。
日本ではその様子がどう見えるか。アメリカ社会の公平さを学んできて個の能力を重んじる風潮は、仏教で教えてきた我の強さを抑えることをわからなくしてしまっている。我慢である。自分を偉いと立てる、わがままな慢心を抑えることが、アスリートたちによって、みんなの支えがあって強くなれたという感謝の言葉になっている。わたしたちに感じることは、アメリカ社会の変質となっるか。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170114/k10010839221000.html
米名物司会者がラストメッセージ
1月14日 7時08分
>司会者のリームさんは80歳となったのを機に引退を決意し、先月23日には最後の放送日を迎えました。
今月20日に就任するトランプ次期大統領が、過激で攻撃的な発言を繰り返すなど、社会から相手の言葉に耳を傾ける寛容さが失われてしまったと感じているリームさんは、最後の放送でリスナーにこう語りかけました。
「われわれメディアも、十分ではありませんでしたが、賛成できない言葉にも、耳を傾けることが大切です。皆さんにお願いがあります。自分の主張を押しつけるのではなく、ぜひ、ほかの意見を聞いてください。敬意を持って相手に接し、心を開いて、相手を理解しようという気持ちを持ってください」。
日本ではその様子がどう見えるか。アメリカ社会の公平さを学んできて個の能力を重んじる風潮は、仏教で教えてきた我の強さを抑えることをわからなくしてしまっている。我慢である。自分を偉いと立てる、わがままな慢心を抑えることが、アスリートたちによって、みんなの支えがあって強くなれたという感謝の言葉になっている。わたしたちに感じることは、アメリカ社会の変質となっるか。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170114/k10010839221000.html
米名物司会者がラストメッセージ
1月14日 7時08分
>司会者のリームさんは80歳となったのを機に引退を決意し、先月23日には最後の放送日を迎えました。
今月20日に就任するトランプ次期大統領が、過激で攻撃的な発言を繰り返すなど、社会から相手の言葉に耳を傾ける寛容さが失われてしまったと感じているリームさんは、最後の放送でリスナーにこう語りかけました。
「われわれメディアも、十分ではありませんでしたが、賛成できない言葉にも、耳を傾けることが大切です。皆さんにお願いがあります。自分の主張を押しつけるのではなく、ぜひ、ほかの意見を聞いてください。敬意を持って相手に接し、心を開いて、相手を理解しようという気持ちを持ってください」。