‐wa -ga構文についての論議はすでに試みているところである。そのひとつが日本語の現象にもある、単文と複文として文法の文の構造にあてて考えるとわかりよい。助詞「は」についての文法分析では「者」に充てた表記でとらえてきたことである。現代語に言うなら、3つの例文は示したごとく、次のようになる。
象は鼻が長い ← 象は、鼻が長い! ← 象は鼻が長いのよ
僕はウナギだ ← 僕は、うなぎ(どんぶりの注文)だ ← 僕は「ウナギ(どんぶり)だ」という
こんにゃくは太らない ← こんにゃくは、太らない というが ← こんにゃくは太らないというが、食べ過ぎると、こんにゃくも太るという
それぞれの例文は文構造に違いがあるので、いまとらえるところは共通する用法で、ーはーという 文構造になる。
鼻が長い 足が短い 耳が大きい 目が小さい 胴がバカでかい しっぽが短い かな これはなあに 象はしかじかと言う
ぼくはウナギだ きみは親子だ あなたはなあに 注文はしかじかと言う
こんやくは太らない
>こんにゃくは、ヘルシー食材として知られていますね。 100gで5kcalとほぼノーカロリーで、食物繊維も豊富なので、ダイエット中にはうれしい食材です。 こんにゃくに多く含まれる不溶性食物繊維は、水分を吸収しやすく、便のかさも増やし排便を促す働きなどもあります。
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単位文にして、象は鼻が長い という表現は、三上氏の言語感覚などの世代だと感嘆文になると推測できるから、形容詞の言いきりを使う文には文末に間投詞があって、
象は鼻が長いよ 象は鼻が長いこと 象は鼻が長いのよ
という表現で直感するはずであった。形容詞の叙述性を文構造に見て取ると、その陳述度は動詞の述語構造に比べると形容詞の言いきりにおいては体言止めにする表現法がいるので、なんと美しい! というのは、なんと美しいこと! という言い方が意識される。
ながいです うつくしいです ⇔ ながいことです うつくしいのです
この表現が一般に認められるのは日本語教育の学習のステップにおける文型であった。
それを良しとする昭和27年の文化庁のパンフレット、これからの敬語 の説明が受け入れられるようになるのは、日本語学習の形容詞文である。国語には、何が何する 何が何だ 何がどうである という意味による分類となる言い方に、Nga Vmasu N1wa N2desu Nwa/ga Adesu/Φ 対応して話しことばの文型を導入する。ちなみに、Pni Nga aimasu/imasu -wa-ga Constrauction を加える基本5文型である。
日本語文は名詞と動詞述語構造を持つ。いわゆる名詞文、形容詞文はその表現において、 ーです には、―デアル/であります となり、形容詞文には、言いきりに、ーです を付ける言い方を認めようとなって、これは昭和前半までの言語感覚には合わない、形容詞文は、 ーのです ーことです とならなくなってしまった経緯がある。
日本語活用形辞書
美しいです
読み方:うつくしいです
【文語】形容詞「美しい」の終止形に、丁寧の助動詞「です」が付いた形。
※形容詞の後に「です」が接続することを許容した話し言葉であるとされる。
https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/textbook/chuu/kokugo/guidanceq030-00.html
言葉のてびき
教育出版株式会社 編集局
Q30
「美しいです」「大きいです」という言い方は正しいか
> つまり,形容詞を丁寧体にするには,「美しゅうございます」と,「ございます」を下につける言い方しか認められていなかったのである。ところが,この言い方は,丁寧すぎる・冗長すぎるとして,だんだん一般の人の意識にそぐわなくなり,「美しいです」「大きいです」のような言い方が,「花です」「親切です」(学校文法では,「親切です」は形容動詞の丁寧体としている。)などに対応するものとして,実社会で用いられるようになってきた。
「これからの敬語」が,できるだけ「平明・簡素」な敬語にしようという基本的方針に基づき,「これからの対話の基調は『です・ます』体としたい。」と定めた。
そこで,名詞の場合の「いい天気だ。(常体)──いい天気です。(丁寧体)」,動詞の場合の「よく降るね。(常体)──よく降りますね。(丁寧体)」と同じく,形容詞の場合も,「美しいね。(常体)」に対応する丁寧体「美しいですね。」という言い方を,従来の文法書では正しくないとされていたにもかかわらず,積極的に認めていこうという見解を示したわけである。
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ックスとされた助辞「は」の用法の職能に、文章の主語の位置づけを得ょうとする。 ... 議論が加えられ、未だに主語論争は絶えないが、その流れを受けているものがある ...
22/11/27 にこのページにアクセスしました。