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3字熟語

2016-06-22 | 日本語百科
3字熟語、検索するとその辞書があった。言葉には、日本語らしいという、その語構成にまず目を見張る。辞書に一つを借りて、美しい日本語3字熟語を引用した。ウイキペディアには、3字の構成を分析している。>漢文の統語論による分類  元来、漢字は古い中国語、すなわち漢文を表現するための文字であるため、漢熟語も漢文の統語論(文法)に基づいて考えればよい。漢熟語の構造は一般的に、1.主述構造、2.補足構造、3.修飾構造、4.認定構造、5.並列構造の5種類に分類される。これを三字熟語に適用すると以下のようになる。
>>実際は、これらの分類が特に意識されることなく、ほとんど接辞のように機能する字も多い。接頭辞に関しては「亜 - 」「異 - 」「過 - 」「激 - 」「高 - 」「最 - 」「次 - 」「主 - 」「準 - 」「初 - 」「小 - 」「新 - 」「絶 - 」「前 - 」「全 - 」「総 - 」「多 - 」「大 - 」「脱 - 」「超 - 」「反 - 」「微 - 」「猛 - 」など、接尾辞に関しては「 - 化」「 - 格」「 - 感」「 - 時」「 - 的」「 - 度」「 - 性」「 - 派」「 - 味」などが挙げられる。「青年期」「変声期」などは、前2字が後1字を修飾する構造と分析することができるが、同様の構造をもつ「思春期」のように被修飾成分を伴って初めて自立した語となれるものも多く存在する。現代の日本語において、漢文の統語論では説明のつかない三字熟語も多く存在する。例えば、「望遠鏡」「内視鏡」がある。前者は、補足構造にしたがって「望」を動詞と解釈すれば「遠くを望む鏡」で一応正しいといえるが、後者は、「視内鏡」としなければ「内部を視る鏡」という意味にならない。また「理不尽」という語も「道理を尽くさない」という意味であるならば、認定構造にしたがって「不尽理」とするところである。「雰囲気」にいたっては、漢語文法の範疇ではほとんど解釈不能であるという。


http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E4%B8%89%E5%AD%97%E7%86%9F%E8%AA%9E
三字熟語の構造
熟語 読み 備考
1.主述構造 心停止 しんていし 「心」が主語、「停止」が述語[14]。
        短兵急 たんぺいきゅう 「短兵」が主語、「急」が述語である[15]。原意は「短い武器を持った兵に急に攻撃される」ことであり、「唐突なさま」のことをいう。
2.補足構造 省資源 しょうしげん 「省」が動詞、「資源」が目的語である[16]。
        殺風景 さっぷうけい 「殺」が動詞、「風景」が目的語である[17]。「殺」は「そぐ」すなわち台無しにするという意味。
        無尽蔵 むじんぞう 「無尽」が述語、「蔵」が主語である[18]。「述語+主語」の構造は「存現構造」などと呼び、補足構造に分類される。
3.修飾構造 醍醐味 だいごみ 「醍醐」が修飾語、「味」が被修飾語である[19]。
        度外視 どがいし 「度外」が修飾語、「視」が被修飾語である[20]。
        大団円 だいだんえん 「大」が修飾語、「団円」が被修飾語である[21]。
4.認定構造 如夜叉 にょやしゃ 「如」が比喩の助動詞、「夜叉」が比喩の対象である[22]。「夜叉であるがごとし」の意味。
        未曾有 みぞう 「未」が否定の助動詞、「有」が動詞である[23]。「いまだかつて有らず」の意味。
5.並列構造 天地人 てんちじん 「天」「地」「人」を並列している[24]。
        過不及 かふきゅう 「過」と「不及」を並列している。[25]。類義語に「過不足」がある。


音訓による三字熟語の分類
例 備考
1.音・音・音 伝言板(でん・ごん・ばん)、突破口(とっ・ぱ・こう)[46] 純然たる漢語のほか和製漢語も少なくない。
2.訓・訓・訓 瀬戸際(せ・と・ぎわ)、小手先(こ・て・さき)[47]
3.音・音・訓 一枚岩(いち・まい・いわ)、不具合(ふ・ぐ・あい)[48]
4.訓・音・音 頭文字(かしら・も・じ)、立役者(たて・やく・しゃ)[49]
5.音・訓・音 善玉菌(ぜん・だま・きん)、幕間劇(まく・あい・げき)[50]
6.訓・音・訓 長丁場(なが・ちょう・ば)、懐具合(ふところ・ぐ・あい)[51]
7.訓・訓・音 朝寝坊(あさ・ね・ぼう)、芋蔓式(いも・づる・しき)[52]
8.音・訓・訓 絵空事(え・そら・ごと)、店屋物(てん・や・もの)[53]


http://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/3ji.htm
合言葉 あいことば 味方どうしであらかじめ決めてある合図の言葉。
相弟子 あいでし 同じ師匠について一緒に学ぶ弟子。同門。
青海原 あおうなばら 青々として広い海。
青写真 あおじゃしん 青地に白く設計図・文字などを焼き付けた複写写真。どうするかについての大体の計画。
青天井 あおてんじょう 青空。青空を天井に見立てていう言葉。
青二才 あおにさい 年が若く未熟な男。青年をののしっていう言葉。
秋日和 あきびより 秋晴れのよい天気。
悪趣味 あくしゅみ 下品な趣味。人の嫌うことを好んでし、いやがらせて喜ぶこと。
悪循環 あくじゅんかん 物事が互いに関係しあってますます状態が悪くなること。
悪太郎 あくたろう 「いたずらっ子」の擬人名的表現。
浅知恵 あさぢえ あさはかな考え。
朝寝坊 あさねぼう 朝寝をすること。
阿修羅 あしゅら 争いを好むインドの鬼神。悪鬼。
値千金 あたいせんきん とても価値があること。
天邪鬼 あまのじゃく わざと人の言にさからって、片意地を通すもの。
雨模様 あめもよう 雨の降りそうなようす。雨もよい。「あまもよう」ともいう。
現人神 あらひとがみ 人の姿になって現れる神。天皇。
安本丹 あんぽんたん まぬけ者をののしっていう言葉。あほう。
安楽死 あんらくし 助かる見込みのない者を、本人の希望により苦しめずに死なせること。
意気地 いくじ 気力。ものごとをやり遂げようとする気の張り。「いきじ」が転じた。
依怙地 いこじ かたくなに意地を張ること。
居心地 いごこち そこにいるときの心持ち。
十六夜 いざよい 陰暦で、毎月16日の夜。また、その夜の月。
偉丈夫 いじょうふ すぐれた男子。たくましく堂々とした男。大丈夫。
居丈高 いたけだか 尊大なようす。
韋駄天 いだてん 猛烈な勢いで走る人。もと、仏法守護の神の名。
異端児 いたんじ ある分野で、正統から外れ、特異な存在とみられている人。
一見識 いちけんしき ひとかどの識見。
一大事 いちだいじ 重大な事件。
一目散 いちもくさん わき目もふらずに走っていくさま。
一家言 いっかげん その人独特の主張。
一隻眼 いっせきがん 物を見抜く力のある独特の見識。
一張羅 いっちょうら とっておきの一枚の晴れ着。「羅」は、夏に着る薄絹のこと。
一定字 いっていじ 一個の文字。
一辺倒 いっぺんとう ある一方だけに傾いてしまう。一つのことだけに執着する。
一本気 いっぽんぎ いちずに思い込む性質。純粋な性質。
居留守 いるす 在宅しながら、不在をよそおうこと。
色眼鏡 いろめがね 偏った見方や考え方。
岩清水 いわしみず 岩の間から湧き出る冷たい、きれいな水。
魚河岸 うおがし 魚市場のたつ河岸。
氏素性 うじすじょう 家柄。家すじ。
歌物語 うたものがたり 和歌を中心とした物語文学。和歌に関する話。
内弁慶 うちべんけい 外では意気地がないが、家の内では威張り散らすこと。
有頂天 うちょうてん うまくいった喜びのあまり、我を忘れること。
運鈍根 うんどんこん 幸運に巡り会うこと、鈍重で愚直であること、根気のあることが、成功の秘訣であるということ。
絵空事 えそらごと 現実からかけはなれたでたらめ。
江戸前 えどまえ 江戸湾(東京湾)で獲れる魚の称。もとは「江戸の前の海」の意。江戸風。
円熟味 えんじゅくみ 十分に熟達して豊かな内容を持ったさま。
往生際 おうじょうぎわ 死に際。あきらめ。
大御所 おおごしょ 隠退しているが、なお隠然たる勢力を有する者。その道の第一人者として、大きな勢力を有する者。
大雑把 おおざっぱ 細かいことにこだわらないこと。おおまか。
大時代 おおじだい ひどく古風なこと。
幼馴染 おさななじみ 小さいときからの友人・知人。
御題目 おだいもく 口先だけの主張。
音沙汰 おとさた 便り。消息。
十八番 おはこ もっとも得意とするもの。

最高潮 さいこうちょう いちばん緊張し興奮する場面や状態。クライマックス。
歳時記 さいじき 一年中の行事とそれにまつわる生活などを書いた本。俳句の季語を集めて解説した本。
早乙女 さおとめ 手甲、脚絆、赤襷姿で農作業に臨む女性。
殺風景 さっぷうけい 美しさや趣きが何も感じられないようす。
茶飯事 さはんじ 毎日経験するような、ありふれた事。
五月雨 さみだれ 梅雨どきの雨。
直談判 じかだんぱん 当事者同士が直接話し合うこと。
式次第 しきしだい その式の内容と順序。
試金石 しきんせき それが本物か、またはうまく行くかどうかを見極めるためにやってみる物事。貴金属をこすりつけて品質を検査するための、黒色の石英。
地団太 じだんだ 激しく足を踏み鳴らすこと。
七福神 しちふくじん 七人の福徳の神。
注連縄 しめなわ 神前などに掛け渡して神聖な場所とその外との境界を示し、不浄の入るのを禁じるための縄。
仕舞屋 しもたや 以前は商売をしていたが、やめてしまった家。
集大成 しゅうたいせい たくさんのもの広く集めて一つのものに完成すること。
修羅場 しゅらば 悲惨な戦場。生存競争の激しい現実社会をたとえていう言葉。
上機嫌 じょうきげん 機嫌がよいこと。⇔不機嫌
正念場 しょうねんば 歌舞伎などで、俳優にとって失敗が許されない最も重要な場面。
処方箋 しょほうせん 医師が処方を書き記した文書。
蜃気楼 しんきろう 熱や冷気によって大気中の光が屈折し、空中や地上に何か物があるように見える現象。
真骨頂 しんこっちょう それが本来もっている真価をよく現わしている姿。
神通力 じんつうりき 何事もなしうる霊妙な力。
審美眼 しんびがん 美しいものと醜いものとを識別する能力。
水蒸気 すいじょうき 水が蒸発して気体となったもの。
数寄屋 すきや 茶の湯のために建てた茶室。
助太刀 すけだち 昔、あだ討ちなどの手助けをしたこと。また、その人。加勢すること。手助けの人。
赤裸々 せきらら 包み隠しのないこと。
世間体 せけんてい 外聞。世間への体面。
雪月花 せつげつか 雪と月と花。四季における美しい風物。
瀬戸際 せとぎわ 瀬戸と海の境。さしせまった場合。
先覚者 せんかくしゃ 学問や見識にすぐれた人。世間に先んじて、物事の道理や移り変わっていく先を覚る人。
善後策 ぜんごさく あとのためによく計る策。
千秋楽 せんしゅうらく 相撲や演劇などの興行の最後の日。
先入観 せんにゅうかん 実際にその物事を見聞きする以前に、あらかじめつくりあげられている固定的な見解や観念。「先入見」「先入主」も同義。
千里眼 せんりがん 遠隔の地の出来事を直覚的に感知する神秘的能力。
走馬灯 そうまとう 回転するにつれて影絵が回って見える灯籠。
俗世間 ぞくせけん 一般の人々が日常の暮らしをしているこの世。俗世。
素封家 そほうか 財産家。大金持ち。「素」はむなしいこと。「封」は領地。領地や官位を持っていないが、非常な資産を持っている者という意味。

最高潮 さいこうちょう いちばん緊張し興奮する場面や状態。クライマックス。
歳時記 さいじき 一年中の行事とそれにまつわる生活などを書いた本。俳句の季語を集めて解説した本。
早乙女 さおとめ 手甲、脚絆、赤襷姿で農作業に臨む女性。
殺風景 さっぷうけい 美しさや趣きが何も感じられないようす。
茶飯事 さはんじ 毎日経験するような、ありふれた事。
五月雨 さみだれ 梅雨どきの雨。
直談判 じかだんぱん 当事者同士が直接話し合うこと。
式次第 しきしだい その式の内容と順序。
試金石 しきんせき それが本物か、またはうまく行くかどうかを見極めるためにやってみる物事。貴金属をこすりつけて品質を検査するための、黒色の石英。
地団太 じだんだ 激しく足を踏み鳴らすこと。
七福神 しちふくじん 七人の福徳の神。
注連縄 しめなわ 神前などに掛け渡して神聖な場所とその外との境界を示し、不浄の入るのを禁じるための縄。
仕舞屋 しもたや 以前は商売をしていたが、やめてしまった家。
集大成 しゅうたいせい たくさんのもの広く集めて一つのものに完成すること。
修羅場 しゅらば 悲惨な戦場。生存競争の激しい現実社会をたとえていう言葉。
上機嫌 じょうきげん 機嫌がよいこと。⇔不機嫌
正念場 しょうねんば 歌舞伎などで、俳優にとって失敗が許されない最も重要な場面。
処方箋 しょほうせん 医師が処方を書き記した文書。
蜃気楼 しんきろう 熱や冷気によって大気中の光が屈折し、空中や地上に何か物があるように見える現象。
真骨頂 しんこっちょう それが本来もっている真価をよく現わしている姿。
神通力 じんつうりき 何事もなしうる霊妙な力。
審美眼 しんびがん 美しいものと醜いものとを識別する能力。
水蒸気 すいじょうき 水が蒸発して気体となったもの。
数寄屋 すきや 茶の湯のために建てた茶室。
助太刀 すけだち 昔、あだ討ちなどの手助けをしたこと。また、その人。加勢すること。手助けの人。
赤裸々 せきらら 包み隠しのないこと。
世間体 せけんてい 外聞。世間への体面。
雪月花 せつげつか 雪と月と花。四季における美しい風物。
瀬戸際 せとぎわ 瀬戸と海の境。さしせまった場合。
先覚者 せんかくしゃ 学問や見識にすぐれた人。世間に先んじて、物事の道理や移り変わっていく先を覚る人。
善後策 ぜんごさく あとのためによく計る策。
千秋楽 せんしゅうらく 相撲や演劇などの興行の最後の日。
先入観 せんにゅうかん 実際にその物事を見聞きする以前に、あらかじめつくりあげられている固定的な見解や観念。「先入見」「先入主」も同義。
千里眼 せんりがん 遠隔の地の出来事を直覚的に感知する神秘的能力。
走馬灯 そうまとう 回転するにつれて影絵が回って見える灯籠。
俗世間 ぞくせけん 一般の人々が日常の暮らしをしているこの世。俗世。
素封家 そほうか 財産家。大金持ち。「素」はむなしいこと。「封」は領地。領地や官位を持っていないが、非常な資産を持っている者という意味。
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た行

大往生 だいおうじょう 苦痛や心の乱れがなく安らかに死ぬこと。
太公望 たいこうぼう 周の文王に用いられ、武王を助けて中国を統一した賢臣、呂尚(りょしょう)。釣りをする人の異称(呂尚が文王に召しだされるまで毎日釣りをしていたことから)
大黒柱 だいこくばしら 家の中央にある太い柱。
家や国家などの中心になって頼りとなる人。
太鼓判 たいこばん 太鼓のように大きな印判という意で、確実な保証のこと。
醍醐味 だいごみ 牛や羊の乳から作った濃厚な甘い液の味。
何ものにもかえられない妙味、楽しさ。
大上段 だいじょうだん 居丈高な態度。
大丈夫 だいじょうぶ りっぱな男子。益荒男。とてもしっかりしていること。確かなこと。
大団円 だいだんえん 劇・小説などで、すべての筋がぐあいよく解決する、最後の場面。フィナーレ。「団円」は結末の意。
太平楽 たいへいらく 好き放題。のんきに構えていること。
手弱女 たおやめ 優雅で優しい女性。
高飛車 たかびしゃ 頭ごなしに押さえつけること。高圧的。
駄洒落 だじゃれ へたなしゃれ。くだらないしゃれ。
多数決 たすうけつ 賛成者が最も多い意見や議案を、全員の一致した意見とみなすやり方。
立往生 たちおうじょう 行き詰まって動けないさま。立ったままで死ぬこと。
棚牡丹 たなぼた 「棚からぼた餅」の略で、思わぬ良いことがあること。
短日月 たんじつげつ わずかの月日。
短兵急 たんぺいきゅう だしぬけ。性急に。
断末魔 だんまつま 息をひきとる間際の苦しみ。死に際。
長広舌 ちょうこうぜつ 長々としゃべりたてること。
長大息 ちょうたいそく 長く大きなため息をつくこと。
猪口才 ちょこざい 生意気なこと。差し出がましいこと。
美人局 つつもたせ 女が夫と打ち合わせて、他の男に身をまかせ、それを種に夫がその男から金銭などをゆすること。
低姿勢 ていしせい 相手に対して下手に出る態度。
出来高 できだか 生産高。収穫高。取引所で売買が成立した総量。
出鱈目 でたらめ 出たとこ勝負の無責任な言動。
鉄面皮 てつめんぴ ずうずうしこと。厚顔。
出不精 でぶしょう 外出を嫌がったりおっくうがったりすること。また、そのさまや、そういう人。
天地人 てんちじん 世界を形成する要素としての、天と地と人。宇宙間に存在する万物。
天王山 てんのうざん 勝敗の決め手となる重要な場面。
桃源郷 とうげんきょう 俗世間を離れた別天地。
逃避行 とうひこう 世間をはばかることがあって、あちこち移り歩いたり隠れ住んだりすること。
唐変木 とうへんぼく 鈍くて気のきかない人をののしっていう言葉。まぬけ。
登竜門 とうりゅうもん 立身出世の関門。
度外視 どがいし 問題にしないこと。
独擅場 どくせんじょう その人だけが思うままに活躍する場所。一人舞台。
道産子 どさんこ 北海道生まれの人の称。
土性骨 どしょうぼね 生まれつきの性質。土性根。
土壇場 どたんば 首切り刑場の壇。転じて、切羽詰まった場面。
土地勘 とちかん その土地の地理・地形・事情などについての知識。
突拍子 とっぴょうし 調子はずれなこと。途方も無いこと。
泥仕合 どろじあい 互いに相手の弱点や失敗などを暴露しあってみにくく争うこと。
丼勘定 どんぶりかんじょう お金の管理が大雑把なこと。

長丁場 ながちょうば 一つの事柄が一段落するまでに長くかかること。また、長くかかる物事。
生意気 なまいき 知ったかぶりをしてでしゃばったり、差し出がましい言動をしたりすること。
生半可 なまはんか 知識や言動が正確さや徹底を欠く状態。
生兵法 なまびょうほう 知識や技術が十分身についていないこと。
並大抵 なみたいてい ひととおり。
南無三 なむさん 失敗したときに言う言葉。しまった。もとは仏教で、仏法僧の三宝にすがる意。
二枚舌 にまいじた うそをつくこと。
根無草 ねなしぐさ しっかりした拠り所をもたない物や事のたとえ。
微温湯 ぬるまゆ 低い温度の湯。
寝物語 ねものがたり 寝ながら話すこと。また、その話。
能天気 のうてんき 常識はずれで軽薄なようす。
野放図 のほうず 放っておけば、どこまで脱線するか分からないようす。突拍子もない。
白眼視 はくがんし 冷たい目で見ること。対義語は「青眼」。
端境期 はざかいき 新米が古米に代わって市場に出回り始める9、10月ころ。
裸一貫 はだかいっかん 自分の体のほか、何の資本も持っていないこと。
破天荒 はてんこう 人がまだなし得なかったことを行うこと。前代未聞。未曾有。
花吹雪 はなふぶき 花びらの、吹雪のようにたくさん舞い散るもの。
破魔矢 はまや 昔、正月に子どもが破魔の的を射るのに用いた矢。
棟上のときに屋根に飾る2本の矢の形をしたもの。
破廉恥 はれんち 恥を恥とも思わないこと。鉄面皮。不正不徳の行いをすること。
半可通 はんかつう 知ったかぶり(をする人)。
半人前 はんにんまえ ひとり分の半分。技能や経験などが不足して、人並みの働きができないこと。
他人事 ひとごと 自分に関係ない事。他人に関する事。
一筋縄 ひとすじなわ 一本の縄。普通の方法。尋常な手段。
一粒種 ひとつぶだね 雑種でない、純粋の種子。大切な一人っ子。
檜舞台 ひのきぶたい 晴れの場所。もとは、歌舞伎で使われた最高級の舞台。
秘密裡 ひみつり 人に知られないで物事が行われる状態。
日和見 ひよりみ どちらが優勢になるか情勢をうかがって、自分がどちらにつくか、すぐには決めないこと。
広小路 ひろこうじ 幅の広い街路。
風馬牛 ふうばぎゅう 自分とはまったく関係がないという態度をとること。
風物詩 ふうぶつし 景色や季節をうたった歌。季節の感じを表しているもの。
風来坊 ふうらいぼう 風のようにどこからともなくやって来た人。気まぐれな人。
不得手 ふえて 不得意。苦手。⇔得手
不可解 ふかかい 理解できないこと。
不可逆 ふかぎゃく 一度変化したものが、再び元の状態に戻らないこと。
不可欠 ふかけつ 欠くことができないこと。
不気味 ぶきみ 何となく気味が悪いこと。「無気味」とも書く。
不行跡 ふぎょうせき 行状のよくないこと。不行状。
不謹慎 ふきんしん つつしみがないこと。ふまじめなこと。
袋小路 ふくろこうじ 行き止まりになった小さい道。物事が行き詰まること。
不心得 ふこころえ 心がけの悪いこと。わきまえのないこと。
不作為 ふさくい あえて積極的な行為をしないこと。
不作法 ぶさほう 礼儀・作法にはずれていること。無礼。「無作法」とも書く。
不思議 ふしぎ 「不可思議」の略。想像のつかないこと。
不始末 ふしまつ 不都合な行い。だらしのないこと。
不死身 ふじみ どんなに痛めつけられても弱らない身体。
どんな困難・失敗にもくじけないこと。また、その人。
不条理 ふじょうり 筋道の通らないこと。
不世出 ふせいしゅつ めったに世に現れないほど、すぐれていること。
不退転 ふたいてん へこたれずにがんばること。もとは仏道の修行を積んで、退くことがなくなる意。
不調法 ぶちょうほう 行き届かず、手際の悪いこと。
仏頂面 ぶっちょうづら 無愛想な顔。ふくれ面。
仏法僧 ぶっぽうそう 仏と法と僧。三宝。
不手際 ふてぎわ 手際の悪いこと。やり方や出来が悪いこと。
筆不精 ふでぶしょう 面倒がってなかなか手紙や文字を書かないこと。また、そういう性質の人。⇔筆まめ
不如意 ふにょい 思うようにならないこと。生計が苦しいこと。
不文律 ふぶんりつ 文章に明記されていない法。慣習法など。
冬木立 ふゆこだち 冬枯れの立ち木。
冬将軍 ふゆしょうぐん 寒さの厳しい冬の異称。
不養生 ふようじょう 健康に注意しないこと。
無礼講 ぶれいこう 上下の区別なく礼儀を気にしない酒宴・会合。
雰囲気 ふんいき その場所、あるいはその場所にいる人たちが自然に作り出している、独特の感じ。
文化財 ぶんかざい 芸術品など、文化によって生み出されたもの。
分相応 ぶんそうおう その人の身分にふさわしいこと。能力に見合っていること。
平方根 へいほうこん 与えられた数に対し、平方するとちょうどその数になる数のこと。
別天地 べってんち 俗世間とかけ離れた素晴らしい世界。
屁理屈 へりくつ 無理にこじつけた理屈。
朴念仁 ぼくねんじん 無口で愛想のない人。ものわかりの悪い人。
没交渉 ぼつこうしょう かかりあいのないこと。無関係。
本調子 ほんちょうし 本来の調子。本当の調子。

長丁場 ながちょうば 一つの事柄が一段落するまでに長くかかること。また、長くかかる物事。
生意気 なまいき 知ったかぶりをしてでしゃばったり、差し出がましい言動をしたりすること。
生半可 なまはんか 知識や言動が正確さや徹底を欠く状態。
生兵法 なまびょうほう 知識や技術が十分身についていないこと。
並大抵 なみたいてい ひととおり。
南無三 なむさん 失敗したときに言う言葉。しまった。もとは仏教で、仏法僧の三宝にすがる意。
二枚舌 にまいじた うそをつくこと。
根無草 ねなしぐさ しっかりした拠り所をもたない物や事のたとえ。
微温湯 ぬるまゆ 低い温度の湯。
寝物語 ねものがたり 寝ながら話すこと。また、その話。
能天気 のうてんき 常識はずれで軽薄なようす。
野放図 のほうず 放っておけば、どこまで脱線するか分からないようす。突拍子もない。
白眼視 はくがんし 冷たい目で見ること。対義語は「青眼」。
端境期 はざかいき 新米が古米に代わって市場に出回り始める9、10月ころ。
裸一貫 はだかいっかん 自分の体のほか、何の資本も持っていないこと。
破天荒 はてんこう 人がまだなし得なかったことを行うこと。前代未聞。未曾有。
花吹雪 はなふぶき 花びらの、吹雪のようにたくさん舞い散るもの。
破魔矢 はまや 昔、正月に子どもが破魔の的を射るのに用いた矢。
棟上のときに屋根に飾る2本の矢の形をしたもの。
破廉恥 はれんち 恥を恥とも思わないこと。鉄面皮。不正不徳の行いをすること。
半可通 はんかつう 知ったかぶり(をする人)。
半人前 はんにんまえ ひとり分の半分。技能や経験などが不足して、人並みの働きができないこと。
他人事 ひとごと 自分に関係ない事。他人に関する事。
一筋縄 ひとすじなわ 一本の縄。普通の方法。尋常な手段。
一粒種 ひとつぶだね 雑種でない、純粋の種子。大切な一人っ子。
檜舞台 ひのきぶたい 晴れの場所。もとは、歌舞伎で使われた最高級の舞台。
秘密裡 ひみつり 人に知られないで物事が行われる状態。
日和見 ひよりみ どちらが優勢になるか情勢をうかがって、自分がどちらにつくか、すぐには決めないこと。
広小路 ひろこうじ 幅の広い街路。
風馬牛 ふうばぎゅう 自分とはまったく関係がないという態度をとること。
風物詩 ふうぶつし 景色や季節をうたった歌。季節の感じを表しているもの。
風来坊 ふうらいぼう 風のようにどこからともなくやって来た人。気まぐれな人。
不得手 ふえて 不得意。苦手。⇔得手
不可解 ふかかい 理解できないこと。
不可逆 ふかぎゃく 一度変化したものが、再び元の状態に戻らないこと。
不可欠 ふかけつ 欠くことができないこと。
不気味 ぶきみ 何となく気味が悪いこと。「無気味」とも書く。
不行跡 ふぎょうせき 行状のよくないこと。不行状。
不謹慎 ふきんしん つつしみがないこと。ふまじめなこと。
袋小路 ふくろこうじ 行き止まりになった小さい道。物事が行き詰まること。
不心得 ふこころえ 心がけの悪いこと。わきまえのないこと。
不作為 ふさくい あえて積極的な行為をしないこと。
不作法 ぶさほう 礼儀・作法にはずれていること。無礼。「無作法」とも書く。
不思議 ふしぎ 「不可思議」の略。想像のつかないこと。
不始末 ふしまつ 不都合な行い。だらしのないこと。
不死身 ふじみ どんなに痛めつけられても弱らない身体。どんな困難・失敗にもくじけないこと。また、その人。
不条理 ふじょうり 筋道の通らないこと。
不世出 ふせいしゅつ めったに世に現れないほど、すぐれていること。
不退転 ふたいてん へこたれずにがんばること。もとは仏道の修行を積んで、退くことがなくなる意。
不調法 ぶちょうほう 行き届かず、手際の悪いこと。
仏頂面 ぶっちょうづら 無愛想な顔。ふくれ面。
仏法僧 ぶっぽうそう 仏と法と僧。三宝。
不手際 ふてぎわ 手際の悪いこと。やり方や出来が悪いこと。
筆不精 ふでぶしょう 面倒がってなかなか手紙や文字を書かないこと。また、そういう性質の人。⇔筆まめ
不如意 ふにょい 思うようにならないこと。生計が苦しいこと。
不文律 ふぶんりつ 文章に明記されていない法。慣習法など。
冬木立 ふゆこだち 冬枯れの立ち木。
冬将軍 ふゆしょうぐん 寒さの厳しい冬の異称。
不養生 ふようじょう 健康に注意しないこと。
無礼講 ぶれいこう 上下の区別なく礼儀を気にしない酒宴・会合。
雰囲気 ふんいき その場所、あるいはその場所にいる人たちが自然に作り出している、独特の感じ。
文化財 ぶんかざい 芸術品など、文化によって生み出されたもの。
分相応 ぶんそうおう その人の身分にふさわしいこと。能力に見合っていること。
平方根 へいほうこん 与えられた数に対し、平方するとちょうどその数になる数のこと。
別天地 べってんち 俗世間とかけ離れた素晴らしい世界。
屁理屈 へりくつ 無理にこじつけた理屈。
朴念仁 ぼくねんじん 無口で愛想のない人。ものわかりの悪い人。
没交渉 ぼつこうしょう かかりあいのないこと。無関係。
本調子 ほんちょうし 本来の調子。本当の調子。

前口上 まえこうじょう 本題に入る前に述べる言葉。まえおき。
真面目 まじめ 誠実で、一生懸命に事に当たるようす。
益荒男 ますらお 猛々しく勇ましい男子。丈夫。
摩天楼 まてんろう 天に届くほどの大高層建築。
愛弟子 まなでし 特に期待をかけ、かわいがっている弟子。
真人間 まにんげん まじめで正しい生き方をしている人間。まともな人。
眉唾物 まゆつばもの 信用の置けないもの。
木乃伊 みいら 死体が腐敗せずに原形をとどめたまま乾燥して固まったもの。
身支度 みじたく 身なりを整えること。身ごしらえ。
水菓子 みずがし 果物。
未曾有 みぞう 今までに一度もなかった珍しいこと。「未だ曾(か)つて有らず」と読む。
未知数 みちすう 将来どうなるかわからないこと。方程式の中の文字で、数値の知られていないもの。
身代金 みのしろきん 誘拐犯がさらった人の解放と引き換えに要求する金銭。
未亡人 みぼうじん 夫に死なれた婦人。もとは、夫といっしょに死ぬべきだったのに、まだ死なない者という自称だった。
耳学問 みみがくもん 人から聞いて得た知識。聞きかじった知識。
無作為 むさくい 意図的に手を加えることなく、偶然にまかせること。
無邪気 むじゃき 悪意がないこと。邪心がないこと。あどけないこと。
無尽蔵 むじんぞう いくら取ってもなくならない。「尽くること無き蔵」と読む。
無造作 むぞうさ 大変なこととは考えずに気軽にするようす。
無駄足 むだあし せっかく足を運んだのに、そこでの目的が達せられないこと。
無駄骨 むだぼね 結果として役に立たない努力や苦労。
無定見 むていけん 自分の決まった考えがなく、他人に追随したり、ころころ変わったりして頼りないようす。
無頓着 むとんじゃく 相手の事情・思惑や細かいことについて気にかけないようす。
胸算用 むなざんよう 心の中で見積もりを立てること。
無分別 むふんべつ 分別がないこと。前後のわきまえがないこと。
目一杯 めいっぱい 許される限度ぎりぎりのところまで。
面倒見 めんどうみ 人の世話をすること。
目論見 もくろみ くわだて。目算。
門外漢 もんがいかん 直接それに関係ない人。専門以外の人。「漢」は、男の意味。
八百長 やおちょう 勝負事で、あらかじめ勝ち負けを打ち合わせておいて、表面上は真剣に争っているようにみせること。
野次馬 やじうま 勝負事で、あらかじめ勝ち負けを打ち合わせておいて、表面上は真剣に争っているようにみせること。
屋台骨 やたいぼね 一家の生計をささえるもと。屋台の骨組み。
八千代 やちよ 八千年。または非常に長い年代。
野暮天 やぼてん とても野暮なこと。また、その人。
有意義 ゆういぎ 意義があること。⇔無意義
夢心地 ゆめごこち 夢を見ているような心持ち。
用心棒 ようじんぼう ボディーガード。戸締り用の棒。
夜汽車 よぎしゃ 夜間に走る汽車。夜行列車。
横恋慕 よこれんぼ 他人の妻・夫または恋人に恋をすること。
楽隠居 らくいんきょ 気楽な隠居生活をすること。また、その人。
乱高下 らんこうげ 相場の動きが高低はなはだしいこと。
乱痴気 らんちき 男女間の嫉妬。入り乱れること。
立候補 りっこうほ 選挙で、候補者として届け出ること。
立太子 りったいし 公式に皇太子を定めること。
理不尽 りふじん 道理も情理もわきまえないこと。無理を言うこと。
両極端 りょうきょくたん 二つのものがきわめてかけ離れていること。
老婆心 ろうばしん 行き過ぎた親切心。


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