文法は文の法則である。文は話し手、書き手によることばのまとまりである。そのまとまりは文において主語、述語の役割をもっている。文の主語、述語はことばとことばを関係させて文の意味内容を構成する。主語、述語の関係は述語のことばである動詞が主語である名詞と構成する。その動詞が表わそうとする意味によって主語と述語として文を構成する。述語の品詞には動詞に典型を見ることになるが、そのほかに形容詞の活用による動詞的用法、また名詞による述語的用法があり、それぞれ述語を分類して文の種類となる。
述語によって文の主語を見ると、述語があらわす動詞に対応して動作、作用、現象、そして存在を意味内容とする。述語があらわす形容詞の動詞的用法に対応して状態、性質、そして、そのものが持つ属性を意味内容とする。述語的用法に現われた名詞に対応して、同定、措定、定義説明を要する名詞の意味内容が関係構成する。それを話し手また書き手がどのように述べるかを陳述するものである。文は、この基本文をもとに派生する文型がある。教育文法のモデルを用いて基本文を示せば次のようになる。動詞の存在を表す文を、ともに示す。…wa…ga構文と呼ぶものについて、基本文の種類と関わる文の成分の分析がそれぞれ必要となる。
述語の品詞には動詞 → N1は N2だ N1は N2である
形容詞の動詞的用法 → Nは A -i (Φ) Nが A -i (Φ) Nは na-A(だ) Nが na-A(だ)
名詞の述語的用法 → Nが V-u (Φ) Nが V-aux. aux: auxiliary verb
存在を表す文 → N1にN2が います/あります 動詞:居る 生物・静物、有る 無生物・動物
…wa…ga構文 典型例文:象は鼻が長いことよ 象は鼻が長いのです
述語によって文の主語を見ると、述語があらわす動詞に対応して動作、作用、現象、そして存在を意味内容とする。述語があらわす形容詞の動詞的用法に対応して状態、性質、そして、そのものが持つ属性を意味内容とする。述語的用法に現われた名詞に対応して、同定、措定、定義説明を要する名詞の意味内容が関係構成する。それを話し手また書き手がどのように述べるかを陳述するものである。文は、この基本文をもとに派生する文型がある。教育文法のモデルを用いて基本文を示せば次のようになる。動詞の存在を表す文を、ともに示す。…wa…ga構文と呼ぶものについて、基本文の種類と関わる文の成分の分析がそれぞれ必要となる。
述語の品詞には動詞 → N1は N2だ N1は N2である
形容詞の動詞的用法 → Nは A -i (Φ) Nが A -i (Φ) Nは na-A(だ) Nが na-A(だ)
名詞の述語的用法 → Nが V-u (Φ) Nが V-aux. aux: auxiliary verb
存在を表す文 → N1にN2が います/あります 動詞:居る 生物・静物、有る 無生物・動物
…wa…ga構文 典型例文:象は鼻が長いことよ 象は鼻が長いのです