難しいことは国際法の違反にある。武力侵攻と独裁的な振る舞いで、人命が軽んじられていることである。
なぜ分析がこうなるのか。この論法はわからなくする、問題の本質。
池上彰の大岡山通信 若者たちへ 295 日経記事より
とくに問題となるのは、理系の視点という、その偏見と短絡である。推論にもならない。
>理系の視点で見れば、ウクライナが肥沃なのは、「チェルノーゼム」(黒土)と呼ばれる大地が広がっているから
>ロシアのプーチン大統領がウクライナに執心する 肥沃な国土
>肥沃な土地だからこそ、周辺の侵略を受けやすい環境
国際関係論に言及する内容にも現代史の経緯を誤解して、いる説明である。
>プーチン大統領にしてみれば、「NATOが東進してきた」と脅威に感じる……かつての仲間だった旧ソ連のウクライナまでが逃げ出すことは許せないと思うのです
チェルノーゼム(chernozem)
温帯の半乾燥気候下の草原地帯に発達する肥えた土壌。 黒色の厚い腐植層、その下に炭酸カルシウムの集積層が重なる。 ウクライナから西シベリア南部にかけて広く分布するほか、北アメリカにも分布。 黒土。
チェルノーゼムとは - コトバンクhttps://kotobank.jp › word › チェルノーゼム-565158
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https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20220228&ng=DGKKZO80456010V20C22A2TCL000
池上彰の大岡山通信 若者たちへ(295)国際情勢の読み方 背景や歴史で理解深める
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ウクライナとロシアをめぐる動向 出来事の背景
地質学や生物学、地政学や国際関係論など多様な観点から学ぶ
ウクライナは・・・肥沃な国土
この特徴を理系の視点 ウクライナが肥沃なのは、「チェルノーゼム」(黒土)と呼ばれる大地が広がっているから
欧州の地質の分布
肥沃な土地 侵略を受けやすい環境
地政学の観点 ウクライナをどこが支配するか
世界史の観点 ロシアにとってもウクライナは特別な土地
ロシアのルーツはウクライナにある
現代史の観点 ウクライナもロシアもソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)の一部
地政学から国際関係論の範囲
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日々動くウクライナ情勢ですが、ただニュースを見るだけでなく、能動的に知ろうとすることで、あなたの知識と視野は広がります。
そして、平和を確保するにはどうしたらいいか、日本はどうすればいいのかを考えることができますように。
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