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日本文章論

2018-02-02 | 日本語文章論


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山田孝雄の未刊稿﹃日本文体の変遷﹄. •. 執筆時期一九二七年頃執筆、一九三三年以降の書入も見られる. •. 第二冊末尾. ﹁昭和二年七月︵髙田︶. ﹂ ※髙田卓郎。一九二六年に日本大学に入学。山田の弟子。 •. 第八章﹁純仮名文の創始﹂. ↓﹁古今和歌集の仮名の序の論﹂. ︵一九三六年︶. ※東北帝国大学での文体史の講義内容? •. 第十一章欄外. ※﹁変体漢文﹂の語は橋本進吉︵一九三三年︶が初出。 ︱︱. •. 先行書との比較. 榊原芳野﹃文芸類纂. 巻. 三. ・. 四. ﹄ ︵一八七八年︶. •. 巻三⋮⋮総論、


山田孝雄著『日本文体の変遷』本文と解説
ヤマダヨシオチョニホンブンタイノヘンセンホンブントカイセツ

山田孝雄著『日本文体の変遷』本文と解説
藤本灯・田中草大・北﨑勇帆 編

定価 4,860円 (本体4,500円) 在庫あり

国語学をはじめ、様々な分野で多大な業績を残した巨人の未発表著作、待望の公刊!

文献時代の初めから明治時代に至る諸資料を博捜・引用し、時代別・文体別に詳述。
日本文化・社会の根幹をなす文章・文体の展開を歴史的に位置づける意欲作。
著者の学問における同書の位置、また、その現代的意義を示す充実の解説も収載。

ISBN 978-4-585-28032-3 Cコード C3081
刊行年月 2017年2月 判型・製本 A5判・上製 384 頁
キーワード 古典, 日本史, 日本語
目次
導言
凡例

第一冊
 第一章 緒論
 第二章 古代の詞章
 第三章 上代の漢文
 第四章 史部の文
 第五章 宣命体
 第六章 純万葉仮名の文
 第七章 上代に於ける漢文体の消息
 第八章 仮名文の創始

第二冊
 第九章 仮名消息文の発展
 第十章 中世の記録体及び往来体の文
 第十一章 仮名交りの文の成立
 第十二章 和漢混淆文
 第十三章 候文
 第十四章 仮名消息系統の候文
 第十五章 言文二途の端緒
 第十六章 芳野朝時代、室町時代の文体概観

第三冊
 目次
 第十七章 江戸時代文体の概観
 第十八章 江戸時代の公私の日用文体
 第十九章 江戸時代の普通の文体
 第二十章 江戸時代の特殊の文体
 第二十一章 明治時代及その以後の文体


解説

附録 未定稿『院政鎌倉時代文法史』『院政鎌倉時代の語法』

後記


索引
 書名・資料名索引
 人名索引
 語彙索引
 要語索引




日本語
日本語とは何か。文法とは何か。文章論とは何か。文法文章論をどうとらえるか。日本語文法と日本語文章論とを合わせるのは何か。その概説をおこなう。まず日本語について、にほんご、にっぽんご......



日本語とは何か。文法とは何か。文章論とは何か。文法文章論をどうとらえるか。日本語文法と日本語文章論とを合わせるのは何か。
その概説をおこなう。

まず日本語について、にほんご、にっぽんご、いずれを読みとすするか。
日本語はそのままに、漢字表記が日本語である。それを呼称して、にほんご にっぽんご と読み慣わしてきたのは、近代以降である。

もとより読み仮名をもって音韻である音節発音を、にほんご としても、それは、にっぽんご とも、漢字表記を当てて理解する。
その逆の、にっぽんご としても、それはにほんご とも、漢字表記して日本語ととらえている。

日本語の呼称が近代以前では、どうであったか。
その証拠となるものは、漢字表記であったとして、確たる証とすべきはない。

日本という国号において合わせるならば、それには、やまと を当てて訓読みをしていたと思われるから、それをもって、読み仮名を見るわけではないので、大和語として、日本語を、やまとことば と呼んでいたか、それも定かではない。

近代になる幕末の外国との交渉過程で、NIPPONでありながら、ヤマトとは言わなかったようである。


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