ほんまに落語が少ないな!
などと毎回言ってるような気がするがしょーがない。
落語のことを書き出すと、思い入れも強いし、ストーリーを追うので書くのにヒマがかかる、という言い訳があるのだが。
というわけで、今回は季節はずれな小噺を一つ。
ある雪の日。
庭先で遊んでた幼い女の子が、縁側からあがって母親を呼んでいる。
「お母ちゃん、お母ちゃん!お盆の上に雪でうさぎ作ったで!見て見て!」
「はーい、すぐ行くからちょっと待ってや。」
「お母ちゃん、はよ来てぇな、はよぅ!」
「はいはい、台所で洗いもんしてたから手が離されへんかってん。かんにんやで。」
と、前掛けで手を拭き拭きやって来た母親、
「あれ?お盆の上が濡れてるだけで、うさぎ、あれへんやんか?」
「もう、お母ちゃんがはよ来ぇへんかったから、おしっこして逃げてしもたんや…」
雪で作ったうさぎが部屋の温みで溶けてしまったということをかわいらしく言い換えたオチ。
短い中にも風情のある噺。
皆さんも覚えて披露してみてはいかが!?
などと毎回言ってるような気がするがしょーがない。
落語のことを書き出すと、思い入れも強いし、ストーリーを追うので書くのにヒマがかかる、という言い訳があるのだが。
というわけで、今回は季節はずれな小噺を一つ。
ある雪の日。
庭先で遊んでた幼い女の子が、縁側からあがって母親を呼んでいる。
「お母ちゃん、お母ちゃん!お盆の上に雪でうさぎ作ったで!見て見て!」
「はーい、すぐ行くからちょっと待ってや。」
「お母ちゃん、はよ来てぇな、はよぅ!」
「はいはい、台所で洗いもんしてたから手が離されへんかってん。かんにんやで。」
と、前掛けで手を拭き拭きやって来た母親、
「あれ?お盆の上が濡れてるだけで、うさぎ、あれへんやんか?」
「もう、お母ちゃんがはよ来ぇへんかったから、おしっこして逃げてしもたんや…」
雪で作ったうさぎが部屋の温みで溶けてしまったということをかわいらしく言い換えたオチ。
短い中にも風情のある噺。
皆さんも覚えて披露してみてはいかが!?