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多村と寺原が交換トレード　横浜とソフトＢが発表(共同通信) - goo ニュース

ベイの大砲・多村外野手と、ホークス期待の星（だった…）寺原投手のトレードは、両球団にとって実に効果的ではないだろうか。

故障がちですぐに「ここが痛い！そこが痛い！」と言って休む多村は、もともとチーム内では「若手への示しがつかない」とか「レギュラーとしての自覚が無い」などと評判は芳しくなく、放出は確定と見られていた。
３割40発は打てる打力と堅実な守備で、好選手としての実力は持っており、WBCで共に戦い、多村を高く評価している王監督のもとへ行くのは、非情に適した移籍ではないだろうか。

一方の寺原も、ここ数年低迷しているものの、高校時代から光っていた類稀なる素質を持っており、環境が変われば大化けする可能性は高い。
23歳と若く、まだまだこれから伸びる要素は残っており、しっかり故障を直して修復してしまえば、エース候補筆頭となれる器である。
2ケタ勝利を見込める門倉がFAで移籍してしまい、来季は先発投手が不足する状況において、先発完投型の寺原の加入は大きい。

双方に旨味のある、いいトレードだと言える。