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岸壁を離れて間もない野田丸、早くもシケに遭遇。
右舷からの向い波、
「羽田空港管制官による米大統領専用機情報の漏えい問題」
左舷からは、寄りまわり波。
「福島第一原発周辺自治体視察後の鉢呂経済産業相・不適切発言」
♪荒い波風もとより覚悟~ と船出した野田丸だが、
”天気晴朗なれども波高し” である。
福島原発事故発生以来「ストレステスト」と云う言葉をよく聞く。
「システムに通常以上の負荷をかけて正常に動作するか、つまり隠れた欠陥がないか調べる耐久試験」で、リスク管理手法のひとつとされている。
東電が昨日、柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市・刈羽村)でストレステストの1次評価を9日から始めると発表したことを受け、立地地域からは早くもストレステスト後の再稼働に対する賛否両論の声が上がった由。
ストレステスト開始について、柏崎市長は、「福島第一原発事故の調査検証が終わっていない段階なので、ストレステストが終わっても安全確認ができたとは思わない」と語り、再稼働に否定的な考えを示したという。
ごもっともである。未だにあの大事故の調査検証が終わっていないこの時期での再稼働は・・・
ストレスとは、何らかの刺激によって生体に生じた歪みの状態である。
我々には日常茶飯事、人間も定期的にストレス度チエックを受けたいものである。
前政権が3カ月も居座った為ではないとは思うが、とあるお役所で、こんな馬鹿げたことが起こっていたのである。
以下は、読売新聞が報じた記事である。
ところは、神奈川県藤沢市の市庁舎1階にある食堂での出来事である。8月、市が一時的に火災報知機を取り外してバーベキュー方式の懇親会を開き、煙で別の火災報知機が作動して防火扉が閉まる騒ぎが起きていたことがわかった。
市によると、懇親会は8月1日午後5時半頃から、職員会館1階の食堂で行われ、市長ら幹部や職員約50人が参加。厨房前に炭火コンロが置かれ、ホルモンや焼きそばなどが焼かれたそうだが、煙が激しく、近くの階段の2階付近の火災報知機が反応したという。
なお、食堂の天井3か所に設置された火災報知機は、事前に業者に依頼して取り外していたそうだが、神様はこのばかげた行いを見逃さなかったのである。
野田内閣がノーサイドを合言葉に発足して間もないのだから、役人も、悪人と言われないよう襟を正して欲しいものである。