やうちのブログ

gooの仲間と語り合う

昭和の日

2010-04-29 16:00:17 | 雑感
と言っても お若い方にはあまり馴染みがなく
”連休初日の日”
の方が分り易い。

今日の祝日は、かっての「天皇誕生日」であり、
その後は「みどりの日」
呼び方がころころ変わってきたのである。

昭和64年(1989年)1月7日の昭和天皇崩御により、
それ以降の4月29日は、
それまでの天皇誕生日としては存続できなくなり、
思案算段の挙句 
一時期「みどりの日」という名称の祝日に改められた。

その後、
「昭和の日」の実現を目指す運動に呼応・共鳴する国会議員により、
平成19年(2007年)から「昭和の日」が施行され、
従前の「みどりの日」は5月4日となている。

で、「昭和の日」の定義・趣旨は、

『激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、
国の将来に思いをいたす』とある。

人生80年とすれば、
我々の年代では、その6割を過ごした昭和の時代は
 想いもひとしおである。

桜・散る

2010-04-27 15:13:11 | 雑感
 今年の桜を見送るにあたり 想いを書き留めた。
以下、「桜日誌」より

・出番を待つ桜     2010/3/22
「かたい蕾をこじ開けながら 明日の出番を待つ桜」    

まだ眠い・・・・

・桜の出番ー1     2010/3/23
「永い眠りを目覚めた桜 やおら化粧にとりかかる」
   
桜吹雪は何時見れるのかな?・・・

・桜の出番ー2     2010/4/5
「貴女何科と訪ねる藤に 私しゃバラ科の山桜」
(小 噺)とある病院の待合室 春の花”同士の会話”・ 
>(藤) 内科じゃ なかったのですね?・・・

・桜の出番ー3     2010/4/8
ーこんな桜もー  
「大和魂と桜の花は 一途に散りゆくさがを持つ」
「今は昔の同期の桜 どこで散ったか果てたやら」

などなど悪しき時代には、桜も大変迷惑なり~

・華と花          2010/4/11
「むかし纏で今なら桜 お江戸の花の様変り

遠山の金さんを思い出す!

・田の神様のお出まし 2010/4/13
「桜サの字は田圃の神で 依りつくとこクラという」

桜と稲作は天候に左右されます。
桜の花が例年より早く咲けば豊作、
逆に例年より遅く咲く年は凶作、と言われています。
春の気温が高い年は、桜も早く咲き、
稲も豊作にもつながるということらしい。 道理である。

・今日の桜は     2010/4/12
「背中押すよな陽気にこたえ つくり笑顔で咲く桜」
漸く開いてくれた・・・
 
・花見酒        2010/4/14
「愚痴とくどきを交互に注いで 桜に預ける憂さ晴らし」
昨日、ポン友と恒例の花見をした。
今年は桜の開花が遅く やきもきさせたが
桜の下で飲むワンカップは ひと味もふた味も違う
遅咲きも 帳消しにてくれた。

・桜の出番ー4    2010/4/16
「ソメイヨシノよ何故散り急ぐ 私しゃ果実をまもるため」
三日見ぬ間の桜かな~は パッと咲き、パッと散ってしまいます。
特にソメイヨシノは アットいう間に散ります。
それは ほかの桜に比べて 花びらの根元が極端に細いため
風を受けると散りやすいのだそうです。
ソメイヨシノは 江戸中期に野生種を掛け合わせて生まれた桜である。
特徴としては 春の強風にあおられても 花びらだけを落として
果実を結ぶ花びらの付け根部分はしっかり保持するという。
野生種の形質を受け継いでいるのである。

だからパッと散るのだと、・・・それに比べ 我々の生き様は
☆未練がましく小細工しつつ 散るに散れずに明日を待つ☆   
で、情けない限りである。

・葉ざくら     2010/4/24
「はやも往くのか散りゆく桜 無粋なやっだよ小夜嵐」
来年は 一日でも永く楽しませて欲しいものである。

  ・里桜     2010/4/126
「ソメイヨシノを見送る晩に 出番待ってた里桜」   
今度は八重桜が・・・

今が旬の竹の子は・・・

2010-04-24 12:44:25 | Weblog
♪可愛がられた竹の子が 今じゃ切られて割られて
桶のたがに掛けられて 締められた
  掛けられて 締められた 今じゃ切られて割られて
  桶のたがに掛けられて 締められた~
(三階節)
 
 
 
いよいよ今年も 筍の頃となった。

例年この時期には 欠かせない季節の香りである。
お吸い物・筍飯・煮付け・お刺身などなど 
お好みの食べ方が出来て 日本人好みの食材である。

でも

今が旬の タケノコは

“人目あるのに裸にされて 無理やり浸かったお湯のなか”


で 可愛そうな気もするが・・・

過ぎし歳月

2010-04-22 12:44:04 | 雑感
高齢化社会の今日、今までの過ぎし歳月をつらつら想うに、

物心がつくと、
”七つ八つでいろはを習い はの字忘れていろばかり”
の自分があった。

そして社会人になり、先輩に連れられてお座敷に上がると、

お姐さん達からは、
”お酒呑むひと心から可愛い 呑んでくだ巻きゃなお可愛い”
と 煽てられ、

更に、
”好いたお方になぞ掛けられて 解かにゃなるまいしゅすの帯”
などと持ちかけられた頃が 一番に思い出が深い。

あれからウン十年、
「定年で 暇とお金が 入れ替わる」の 昨今では、

カウンターの片隅で飲む酒も、
”不満に愚痴まで浮かべた酒は 徳利寝かした憂さの数”
である。

さてさて、この先どう生きればよいのだろうか?・・・

既に 「人間五十年 下天のうちを比ぶれば 夢まぼろしの ごとくなり」も、とっくに過ぎた現在では、そっと利息で生かされている身である。

ただただ心残りなのは あの時の、
”たった二文字の言えない好きが 今も抜けずに朽ちるトゲ”
の、ことである。

諸兄の人生航路は如何に・・・

こんなお祭りも

2010-04-18 17:55:56 | 暮し

昨日、「丸髷(まるまげ)祭り」を見てきた。

丸髷? と言っても 現代の若いお母様方にも ご存知でない方も多いのでは?・・・

かっての時期、芸者が年に1回の休日に、

人妻の象徴である丸髷結い、地元の千手観音に祈願したのが興りである

現在は独身女を一般公募し、丸髷を結って街中から、千手観音があるお寺まで、

お神輿・太鼓台・稚児に引率されて約3Kmの道程を練り歩く。

で、参加したのは地元・近郷は無論、2府5県などからの選抜50余名。

2倍の競争を勝ち抜いたお嬢ちゃんたちである。

(お旅所から街中練り歩く・・・あいにくの小雨)

(童子の案内で 観音様が石段を進み自分のお寺にお帰りとなる)

(丸髷嬢も石段を登る・・・しんどい!)


 

(いよいよお寺に到着・・・お疲れ様でした)

これよりお清めの儀式が始まる。

彼女たちの幸多からんことを願う。


あぁ~情けなゃ・このご時世

2010-04-12 11:40:20 | 世相
鳩山内閣発足から約半年、
我々の暮らし向きはどう変わったのだろうか?

いろいろあったが、
一番気がかりなことは 今もって「大学は出たけれど~」
の状況が続いていることである。

                              
 運転手は君だ 車掌は僕だ あとの四人が電車のお客
(鳩山)      (小沢)         (亀・福・菅・他) 

      お乗りはお早く  動きます ちんちん~
(国民)


この電車に乗ったことは乗ったが さて~


運転手は上手 電車は早い 次は上野の公園前だ
(迷走運転)   (不支持上昇)     (沖縄基地前)

 お降りはお早く 動きます ちんちん~
(国民)
 

婆さんや~ 次の停留場で降りようかの~

「電車ごっこ」(尋常小学唱歌・第一学年用)より

花見・今昔 

2010-04-10 10:47:57 | 季節
              この時期 桜にさそわれ 老いも若きもルンルン気分にしてくれる。
 
春の夕べの手枕に しつぽりと濡るゝ軒の雨
ぬれてほころぶ山櫻 花がとりもつ縁かいな~



昔は 夜桜の下で車座になり 一升瓶の回し飲みで気勢を上げたものだが 
今は その光景も見られなくなった。 

寂しいな! 
で、夕べは 家でひとりで気勢をあげた次第なり。
つらつら酔いが回り 歌が飛び出す

♪ 姉は芸者で 妹はタイピスト 親父ゃ万年町で 
   コラサノサ 屑拾い サイサイサイ~

♪ よせば良いのに 舌切り雀さ ちょいとなめたが 
   コラサノサ 身のつまり サイサイサイ~

♪ 謎をかけたら 帯紐解くのにさ 主の心は 
   コラサノサ 石仏 サイサイサイ~

♪ 欲は言わない 朝昼晩にさ 違う女子と 
   コラサノサ 飯が食いたい サイサイサイ~

<さいさい節>
 
 と言っても 今ではあまり唄う機会も 聴く場席も少なくなり 当時が懐かしい。
 
侭よ もう一つおまけで

惚れたひとだけほんのり見える 月影あつめた宵桜

鶯は 梅もきらいよもいやよ ももとももとの間(あい)がよい

咲いたは散らねばならぬ 恨むまえぞえ小夜嵐

テンツルシャン~  である。

桜の候

2010-04-07 15:14:31 | Weblog
月日の経つのは早いもので 卯月も一週間が過ぎようとしている。

寒かった冬から
土手の土竜もちゃ 未だ歳しゃ若い
もちゃげながらに 顔隠す~

の啓蟄となり、

三寒四温を耐えてお彼岸を迎え そして春分も過ぎて今日に至る。

その間
一年は 三百六十五日ある
  烏の鳴かない 日はあれど
  主さん想わぬ 日とてなし
  あなた想うか 私ほど~

   の 桜の想いも知らず、

薄情な俺は
今しばし 文もよこすな便りもするな
僕の勉強の邪魔になる
やがて卒業の暁は 天下晴れての僕の妻~

と、自分に言い聞かせつつ

 待ち焦がれた桜の候となったのである。

そしてこの一週間は
桜前線も日々北上し、各地からの桜便りが届く。

今日は当地でも 待望の桜が満開となり

ルンルン気分の一日となった。