先週長男夫婦に誘われ 老年夫婦共々に近江の国へ紅葉狩りに行ってきた。
日程は 一泊二日で湖東三山と彦根城を廻ってきた。
(^^♪ 時雨をいそぐ紅葉狩り 深き山路を訪ねん
「是は此のあたりに住む女にて候」
「下紅葉夜の間の露や染つらん」
云々、 かっての嵐 寛壽郎(アラカン)の当たり役「鞍馬天狗」の一下り なり
初日は湖東三山巡りである。
「西明寺」「金剛輪寺」「百済寺」の三つの天台宗寺院を総じて「湖東三山」と呼ばれている。
琵琶湖の東、鈴鹿山脈の西に位置し紅葉の名所として知られている。
先ずは「西明寺」
平安時代、仁明(にんみょう)天皇の勅願により三修上人が開山したとある。
本堂や三重塔や二天門が今もなお残されていた。
鎌倉の様式が美しく保存されていることが評価され、国宝第一号に指定されている。
次に「金剛輪寺」
今から1200年以上昔、大仏様を建立された聖武天皇と行基菩薩により天平13年(741)に閉山された天台の巨剰です。本堂は鎌倉時代の代表的な和様建造物として国宝に指定されています。三重塔(待龍塔)および二天門も国重文建造物
3番目は「百済寺」
今から1400年前の推古14年(606)に、渡来人のために聖徳太子が創建した近江の最古刹なり。像高2.6mの十一面観音を本尊とし御堂は百済の「龍雲寺」を模して創建され、開闘法要には高句麗僧恵慈を冗願とし、百済僧遭欽や暦を伝えた観勤も永く住したと伝えられております。
✩湖東三山
二日目は彦根城なり。
長い上り道を経て場内に辿り着く。ひこにゃんが出迎えてくれた。
彦根城築城は、将軍徳川家康公の命により佐和山城を一掃するため、慶長9年(1604)より着工されました。天守は大津城から、天秤櫓は長浜城から移築。天守は2年足らずで完成しましたが、表御殿の造営、城郭改造など、城郭の完成は1622年とされています。近世の城で天守が残っているのはこの彦根をはじめ、弘前・松本・犬山等の12天守である。
(完)