太平洋戦争は昭和二十年八月十四日、日本は連合国に「ポツダム宣言」の受託を通知し、日本の無条件降伏でその幕を閉じている。
♪海行かば 水漬くかばね 山行かば 草むすかばね
大君の 辺にこそ死なめ かえりみはせじ〜
今から66年前の今日(昭和二十年八月十五日)、正午のラジオ放送では「玉音放送」が流れてる。
NHKの和田信賢放送員によるアナウンスが先ずあり、続いて下村宏情報局総裁が天皇自らの勅語朗読である事を説明し、君が代の演奏。
その後4分余りの勅語朗読(昭和天皇の肉声録音盤)が放送されている。
放送において、
「堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ・・・朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ」
と、国民に日本国の敗戦を発せられ、ここに、“日出る国・日本帝国”は崩壊したのである。
顧みれば、
三百十万余に及ぶ人命の損失、おびただしい国富、その他物的の莫大な犠牲や巨大な戦費を注ぎ込んだにもかかわらず、日本は無条件降伏に至っている。
大東亜共栄圏の壮大な夢は空しく敗れ去り、辛うじて残された日本本土、そして外地の軍人、軍属及び居留民約七百万人が引き揚げねばならなくなった。
これが敗戦当時の日本の姿である。
“こんな無謀な戦争は決して二度と繰り返してはならぬ”
太平洋戦争が残した最大の教訓である。
今年も 全国戦没者追悼式が、日本政府の主催で日本武道館で行われる。
黙祷・合掌
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます