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カリキュラムがパンパン

近年、5年生までに一通りすべてのカリキュラムを終える、というスタイルの塾が増えてきました。

したがって3年生の3学期から始めて2年間でやるから、子どもたちが1年小さい上にカリキュラムはパンパンになっている。

なので、ちょっと勉強がうまくいかないと立て直す余裕がなくなってきます。

本当ならば夏休みや冬休みに少しは立て直す余裕が欲しいわけですが、案外ここもパンパンになっていて、やらなければいけないことが増える。

塾が決めている授業数なり練習の工数(問題数)が多ければ必然的に他のことをやる余裕はなくなります。

本来で言えば、すでに1年早いのだから別に慌てることはないわけですが、しかし、「うまくいかない」「よくわからない」という経験が積み重なって、意欲が萎えてしまう部分があるのです。

だから、多少なりとも気持ちに余裕を持っていた方が良い。

しかし、そうすると組み分けで良い点数がとれない、ということで目先のテストにまた追われてしまう。

5年生から6年生に進むにあたり、もう一度良く勉強のやり方を点検してみてください。

多少なりとも時間をかけて様子を見ることは大事だが、それでも1年で充分。

1年間大きな成長が見いだせないとすれば、それはやはりそのやり方を変えないと、同じことが続くだけです。


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