孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

デリカシーのないおっさん医師

2023-09-15 21:06:06 | 2歳から

きのう娘を訪問すると、マメに鼻水・鼻づまりの症状がありました。

熱はないのですが、何となくいつもの元気がありません。

流れてくる鼻水が気になるのか、しょっちゅうティッシュでふいています。

 

やばいやばい、鼻水は中耳炎の主原因なのよ。

(小耳症のグループラインで最近教わったばかり。)

すぐ耳鼻科を受診しなければ。

 

ネットで調べて、近くの耳鼻科医院を見つけます。

電話応対の看護師さんがとても感じ良かったし、娘と3人ですぐ出かけました。

 

診察室でわたしたちを迎えたのは、40代くらいの体格のいい男性医師です。

*左耳が小耳症で聴力はほとんどないこと

*右耳も中等度難聴で、補聴器を使用していること

*大事な右耳の聴力を守るため、中耳炎には気をつけたいこと

*鼻水が中耳炎の主原因と聞いているので、今日の鼻水と耳の状況をみてもらいたいこと

を話しました。

 

「えっそうなの?たいへんだねぇ!」というのが医師の第一声。

大きなどら声です。

つぎに左耳小耳を見て

「ほんとだ、ちっちゃい穴は開いてるけど、鼓膜なんかなさそうだよねぇ」と、やはりどら声。

そして重ねて

「耳のほかに、奇形とかはないの?」と来ました。

「(ムカッ)ないです、ぜんぜん」

「へーそりゃ良かったねー」

(終始一貫、がさつなためぐち。)

 

何なんだ、このおっさんは!?

 

診察台でわたしに押さえ込まれ、顔を真っ赤にして大号泣のマメでしたが

最後に鼻汁をシュ〜と吸い取ってもらったのが良かったのか、診察室の外に出ると晴れ晴れとした笑顔。

家に帰ってからも見違えるように元気になりました。

 

「すごくたくさんの鼻汁が吸引できましたよ。

幼児は鼻がかめないから、こうやって吸い取る必要があるんですよね」とのこと。

たしか娘の家には、長男からもらった「電動鼻吸い器」があるはず。

使い方をマスターして活用しなくては。

 

今後の鼻水時の対応としては

1.電動鼻吸い器で吸い取る

2.耳を痛がるなどいつもと違う様子のときは、すぐ受診する

でいいかな、と思います。

近くに適当な耳鼻科がほかにないことから、受診はあの「がさつなおっさん医師」でがまんするしかなさそうです。