先日の3連休に娘一家が泊まりに来たとき。
「満3歳での幼稚園入園のこと、どう思う?」と婿さんに聞いてみました。
すると、「ああそれなんですけど...」と口ごもる婿さん。
「じつは...、来年4月は転勤になると思うんです...」
ええっ! 何ですって!!
よくよく聞いてみると、
「もしかして」ではなく「絶対確実」らしい。
部署がどうの役職がどうのと言ってたけど、そんなことは頭に入りません。
婿さんが転勤族であることは、もちろんわかっていました。
でも過去には、ひとところに5〜6年留まっていたこともあったとか。
何となく楽観していました。
まだ数年は大丈夫だろうと。
それまでは、考えないようにしていようと。
ショックでした!
住み慣れた街(明るく住みやすい街です)を離れなければならない寂しさ。
そして何より、ろう学校幼児教室に通えなくなることが、大きなダメージです。
とても評判のいいろう学校で、先生たちもじつにプロフェッショナル。
来年からは週2回にふえて、本格的な言語指導も始まる予定だったのに。
ああ残念...。
そしてもちろん、それより何より不安なのは、転勤先です。
わたしたちが通えないほど遠いところだったら?
車で片道4〜5時間とか、飛行機でないと行かれないとか。
そしたら、娘とマメのことをあきらめるのか?
いやいや、そんなことはできない。
何日も眠れぬ夜を過ごし、だんだん覚悟が決まってきました。
「外国じゃあないんだから」と自分に言い聞かせます。
どんなに遠くても行く。
何としてでも娘とマメのサポートを続ける。
体力・気力・経済力の限界まで頑張る。
「(超優秀な)わたしが本気出せば、できないことなど何もない」
というおなじみの自信がモリモリ沸き起こってきます。
いまはわりあい落ち着いています。
「マメの難聴のことは上司に話しているし、できるだけ近いところ(できれば県内)への異動を申請しています」
という婿さんのことばを思い出し、かすかな希望も胸に秘めています。