孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

難聴教室

2024-05-03 09:01:34 | 3歳から

難聴教室に連絡したところ

「前後の学年はもういっぱいですが、2歳児クラスは空きがあります」

と言われてホッとひと安心。

 

さっそく、マメと娘と3人で出かけました。

こういうときは、あらかじめ電話口で伝えておきます。

「娘は極度の口下手(一種のコミュ障)なので、祖母のわたしが渉外担当です」と。

 

マメに

「今日は新しい学校に行くよ」と言うと

一瞬「え?」と戸惑いながらも

すぐに「うん!」と元気な返事。

 

教室では、おだやかな女性施設長さんからていねいな説明がありました。

「いかがですか?」

「はい、よろしくお願いします!」

「あら、ほかを検討しなくていいんですか?」

「(驚いて)いえ、こちら一択ですから」

「(微笑んで)おやおや」

 

マメは、若い先生に濃厚に遊んでもらってうれしそう。

「たのしかった!」と顔を輝かせていました。

 

この難聴教室は、民間の「児童発達支援」施設です。

通うためには受給者証というものが必要です。

受給者証取得の手続きが煩雑で、時間もかかりそう。

その間(4月〜5月)はろう学校に通いつづけたいと伝えて、気持ちよく了解してもらいました。

 

ろう学校の広々とした施設(教室も校庭も)に比べると、すべてが手狭ですが、まあそれは仕方がありません。

娘宅から車で15分という近さが、ありがたいです。

 

手続きが全部終わって受給者証が手元に届くには、ひと月ちかくかかる。

その間、前倒しで少しずつ療育を始めましょう。

ということで、来週から毎週火曜日の午後、個人療育が始まります。

6月からは、グループ療育にも加えてもらえるそうです。

 

難聴教室、すべり出しは順調です。

 

 

 

 

 

 


ろう学校への未練

2024-05-03 07:57:24 | 3歳から

ろう学校幼児教室のことですが、

じつは、まだ通っています。

 

マメの難聴が、「軽いからダイジョブ」というようなレベルではないことに最近ようやく気づいたわたし。

普通幼稚園・普通小学校へのインテも、果たしてうまくいくかどうかわからない。

 

さあそうなると、いま通っているろう学校(この分野のトップエリート校)に未練が出てきました。

この学校で幼稚部から高校まで過ごせば、安心安全、かつ高いレベルの教育も保証されます。

何とかここにしがみつく方法はないものだろうか。

 

とりあえず向こう数年間は(つぎの転勤まで)、片道1時間半かけてでも通ったほうがいいんじゃない?

 

いやいや、何言ってんの?

今年は何とか通えたとしても(週2回)、来年幼稚部に進んだら毎日になる。

それはさすがにムリでしょ。

 

それに、わずか3歳で、マメの今後の教育方針(ずっとろう学校)を決めてしまっていいの?

やはり、インテを一度はためしてみたい。

案外うまくいくかもしれない。

うまくいかなかったら、そのときまた考えればいい。

 

などなど、思いは揺れます。

 

でも結局、娘とも話して

「今はいったんろう学校を離れるしかないね」と確認し合いました。

なので、難聴教室の手続きも進めています。

 

娘がこういった事情をろう学校で話したところ、

「難聴教室は手続きに時間がかかるから、軌道に乗るまではこちらに通ってきてかまいませんよ」

と言ってくれたそうで、ありがたく通わせてもらっています。

(いちおうのメドは今月いっぱい。)

 

新しい療育先である難聴教室については、次記事でお伝えしますね。