孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

情報にふりまわされる

2024-05-11 18:15:37 | 3歳から

ここ数ヶ月、さまざまな情報にふりまわされてきました。

 

 

<1.ガセ情報>

 

3月始め、転居を伝えたある人から、こんなことを言われました。

「じゃあもう、ろう学校には通えませんよ」

「えっ、そうなんですか?」

「ええ、あの学校には<ドア(自宅の)ツードア(学校の)で1時間以内>というルールがあるから」

ガーン! そうだったの?

 

それまで、娘宅からろう学校まで、さまざまなルートで実踏を繰り返してきたのに、これでもうあきらめてしまいました。

ろう学校がダメということで、それにかわる療育先を探し始めたのです。

でも、あとでろう学校の先生に訊くと、そんな明確なルールはないとのこと。

(いちおうの目安としてはあるが。)

 

 

<2.不十分な情報にモヤモヤ>

 

「補聴器の設定を上げられないか」という質問に対して、

「騒音問題があるから上げられない」と気の毒そうに言われるばかり。

3人目に訊いた人からようやく、求めていた情報が得られました。

「裸耳聴力の約半分が、補聴器設定の上限です」と。

 

マメの裸耳聴力(右耳)は60〜70デシベルだから、設定上限は30〜35デシベルね。

40デシベルよりは上ね、まあいいか。

 

 

<3.過剰な情報に疲弊>

 

マメの聴力や就学のことが不安でたまらなくなり、過度なネットサーフィンをしてしまいました。

とくに「ことばのかけはし」サイトと「デフサポ」サイトが有用情報にあふれていて、多くの記事を熟読しました。

その結果、とてもつらくなりました。

 

書いてあることは至極当然というか、「ああなるほどね」とうなづける指摘ばかり。

 

<例1>

難聴児は「何気なく耳に入ってくる」情報を活用できないから、語彙が日常語のみに狭く限られる。

<例2>

家族とならほぼ100%意思疎通できる子も、騒がしい場所での一斉指示はほとんど聞き取れない。

 

こういうシビアな指摘を読み続けていくと、苦しくなってきます。

マメにはこれほどの困難が待ちかまえているのね...。

じゃあ、地域幼稚園なんて無理じゃん...。

 

こんなに知りすぎないほうが良かった。

もっとふんわりしていたほうが良かった。

 

「マメのことばの発達は順調よね」

「案ずるより産むがやすし、だったわね」

とルンルンしていたあの頃(ほんの数ヶ月まえ)がなつかしい。

 


メンタル崩壊(?)寸前

2024-05-11 17:26:24 | 3歳から

娘一家の引越しからひと月あまり。

日々、不安や苦しさがてんこ盛りで、さすがのわたしもメンタル崩壊(?)寸前です。

 

きのうは、3連続記事を投稿したあともつらさが収まらず(ふだんならブログ投稿がかなり有効なメンタルケアなのに)、思いあまって夫に苦しさをぶつけました。

 

「へ? やり手統括本部長が、オレみたいなペーペー社員に?」

みたいな顔をしながらも、まあゆっくり話を聞いてくれたので、少し楽になりました。

 

今日は朝8時すぎに家を出て、夕方4時近くに帰宅するまで、延々のセルフケア。

3軒の喫茶店をはしごして、(各2時間くらいずつ滞在)、合間に市内循環バスに揺られること1時間。

 

喫茶店では、日記や「マメ成長記録」などを細かく書きます。

持参したパズルを解いたり、お金の計算をしたりします。

スマホをアレコレ検索したりもします。

ラインやメールも送ります。

疲れると、何もしないでまったりします。

 

市内循環バスでは、観光バス気分で窓外の景色を眺めます。

 

8時間近いセルフケア。

いつもなら

「ああ楽しかった、満足満足」

となるはずなのですが、今日は、いまいちメンタル疲労が回復しません。

 

やばいやばい、ひとってこんなふうにうつ病になるのかな。

ま、うつ病になどなっている場合ではないので、そこはしっかり踏みとどまりますが...。

それに、過去の経験から

<かなり深く落ち込んでも、必ずまた上昇して脱出できる>ことはわかっています。

 

さて、思うにこのつらさ、

「情報にふりまわされて」引き起こされた部分がかなりあります。

 

どういうことか、次記事でお伝えしますね。