孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

マメの魅力が伝わった!

2023-01-04 20:36:20 | 1歳半から

元旦の昼、子どもたち3家族がわが家にあつまりました。

わたしと夫を入れて、14人という大人数。

 

この大集合は去年5月5日以来です。

あのとき、まだ歩けなかったマメはずっとパパかママに抱っこされ、ニコリともしないで周囲を見ていました。

(おおぜいのひとたちを興味しんしんで見ているんだろうなあと、わたしにはわかりましたが。)

たまに伯父伯母に抱かれても、完全無表情で固まっている。

 

「あ~あ」と思ったわたしです。

息子たち嫁さんたちの心の声が聞こえるようでした。

「左耳小耳症という障害をもったこの子。もしかして、ほかにも障害があるんじゃないのか?発達の遅れとか」

 

そうじゃない。

マメはとてもかしこく、とてもはつらつとした子なんだよ。

 

8月のお盆に、息子たち家族がうちにあつまりました。(娘一家は婿さんの実家を訪問中で参加できず。)

このときわたしには、ふたつのミッションがありました。

①マメの魅力をみんなに伝えること(TV画面にマメの画像をうつして)

②マメに両耳難聴があるとカミングアウトすること

 

結果、①のほうはあまりうまく伝わらず、②の印象がクローズアップされてしまったようです。

5月のマメのようすと「両耳難聴」というあらたにわかった障害。

このふたつを結び合わせて、かなりネガティブな受け取り方をしたひともいたらしい。(例:次男)

 

だから今回、マメには何としても頑張ってもらわなくては。

自分の魅力を最大限にアピールしてもらわなくては。

 

わたしも頑張りました。

まず、ぼさぼさと伸びた髪をカットしました。

(おどろくほど可愛いおかっぱスタイルになりました。)

おしゃれな勝負服(ミキハウス)を用意しました。

 

そして当日。

ブラヴォー!でした。

いきいきと笑ってはしゃぐマメに、伯父伯母の視線はくぎ付け。

やがてみんなの顔に「なるほどね」という安堵と納得の表情が浮かびます。

初めて見るマメの補聴器も、何の違和感もなく受けいれてくれたようです。

 

ああもうこれでひと安心。

マメのかしこさと可愛らしさが、みんなに正しく伝わった。

マメは「かわいそうな障害児」じゃなくて「ふつうに可愛い姪っ子」になった。

良かった。


婿さんは愛情量が多い

2023-01-03 20:16:16 | 1歳半から

暮れから正月にかけて、娘一家が泊まりにきました。

去年は婿さんの実家で過ごしたのですが(飛行機で2時間かかる遠隔地)、今年は帰らないとのこと。

かわりに、車で2時間のわが家にやってきました。

 

暮れの28日から正月2日まで、5泊6日の滞在。

「うひゃー大変だ」と思う一方、その間マメと密着して過ごせるうれしさもあり、かなりワクワク。

 

思ったほど大変にはならず(食事を大はば手抜きしたため)、婿さんは相変わらず気持ちのいいひとだし、楽しい6日間になりました。

何より、マメの可愛らしいことと言ったら!

両親と祖父母、4人の溺愛おとなに囲まれて、お茶目というかおしゃまというか、終始一貫ノリノリハイテンションです。

 

一家をよくよく観察していると、マメはやはり、ママよりはパパのほうに絶大な信頼を寄せています。

パパに甘える甘える、むちゃくちゃ甘える。

それはそうだろうなあ、と思います。

パパのほうがマメに対して細やかな配慮ができるし、何より遊ばせじょうずです。

 

でもパパは、ママがひがまないように(?)、つねにフォローを忘れません。

「ママが見えないと不安そうな顔になるよねー」とか

「ママが抱っこすると泣きやむねー」とか

「やっぱりマメちゃんはママのほうが好きなんだねー」とか。

そうかあ?

 

一事が万事こんな感じで、マメに対しても妻(娘)に対しても、とにかく優しい婿さん。

「**くんて本当に愛情の量が多いよね。お母さん、どんな育て方をしたんだろう」と、つい口走ってしまうわたし。

ポカンとする婿さんと娘。

自覚がないんかい。

婿さん自身はともかく、娘よ、自分がどんなに良い夫にめぐまれているか、感謝の気持ちがないんかい。

 

さて元旦は、3人の子ども家族全員がわが家に大集合。

そのようすを次記事でお知らせしますね。

果たしてマメは、可愛らしさとかしこさをアピールできたか...?