消費者金融保護育成事件2

2006-09-14 22:17:35 | 過債務の問題解決のために
同じタイトルの記事で、「消費者金融業が、この社会に何故必要なのかよく理解していない者の感想として書きます」と、書きました。
批判するには、何かしらの理由があったほうが良いとの考えで、続きを書きます。

消費者金融がなかった時代は・・・・誰にお金を借りていたのでしょうか?
親、親戚、友人・・・・でしょうね。

サラ金で、破綻状態になったところで、親や親戚に相談する、夫婦においてはその配偶者に・・・
はじめから、親や親戚に借りれば良かったんじゃないの?・・・かな?

(サラ金に借りなければ、倒産する中小企業等があって、とても助かっていると、ある国会議員さんが言っておられましたが、少しでも企業経営のいろはが分かる人には通用しない論理なので、この分野の借り手の話はボツ。)

切羽詰ったお金じゃないお金を借りている、そういう場合もあるかもね=サラ金がなければ、他の方法で、努力してお金を作るかもね=怠けを作り出す・・・そんな構造かな?

親や親戚は、一族から破綻者や犯罪者を出すことは不名誉なことなので、一族は協力する、そういう一族では安易で怠惰な生活は出来ない・・・そういう共通認識が一般的な時代がありました・・ような気がします。
サラ金が世の中にない時代です。親や親戚に借りるしかない時代です。
それによって、パワーバランスがある親子、親戚関係がありました。

と・こ・ろ・が・・・
簡単便利、知ってる人に頭を下げる必要がない、そういう貸し手が登場しました。長らく一族の中では、頭を低くして生活しなければならないことを考えると・・・
サラ金のほうが良く見えてきます・・・
同時に、親子関係や、親戚関係、又は夫婦関係、友人関係を壊したくない。迷惑をかけたくない・・・という借り手の言い訳を思いつきます。

親子・親戚という昔の「家」が、そういう流れで・・・変形してきます。
サラ金がなければ、親子関係や親戚関係が、昔に戻らないまでも、また変化するかもしれませんね。

一方・・・
一部の国会議員さんの(口外してはならない)思惑として、考えられることは、
平均1000億の経常利益を出す大手企業・・・合計すると、この業界だけで法人税は数千億(きっ・・基幹産業・・・的!)あるはずです。
大手銀行は、筆頭株主として、株価が下がることを、とても、とても・・・心配するはずです。

彼は心の中でつぶやきました。
「う~ん・・・社会的影響力・・・かぁ・・
何事も急激な法改正は・・・まぁ・・・その・・・なんだ・・その責任者になることだけは避けたい・・・そうだ・・経過措置・・・いや、特例期間の方が、恩恵を与えるような印象の言葉だから・・特例・・いい響き・・そうしよう・・・」

9年は長いと文句言うやつが出てくるから・・半分ぐらいの期間で、着地!
うぅ・・・民主主義だぁー

利用したことがない、するつもりもない議員さん・・
「ど~でも、いいですよ・・・」

ちょっと、毒舌が過ぎますね・・・反省!