事件報道の正義(警察への情報提供)

2011-06-23 11:40:32 | 時事報道放談
主婦絞殺、京都新聞も容疑者写真を警察に提供
読売新聞 6月22日(水)22時22分配信

 大津市の主婦(54)が絞殺された事件で、京都新聞社は22日、同社滋賀本社の記者が、取材で撮影した佐々木靖雄容疑者(47)(殺人容疑で逮捕)の後ろ姿の写真を滋賀県警に提供していたと発表した。

 県警が市民に同容疑者の情報提供を求めたチラシに、朝日新聞社が写真を提供した問題を受け、京都新聞社が社内調査していた。同社の写真はチラシには使われていない。

 同社は、「記者行動規範」で「職務上知り得た情報は、報道とそれに付随する活動にのみ使用する」としている。

 寺升弘則・京都新聞COM総合管理室長の話「報道機関としてはあってはならないことで、極めて遺憾。事実関係をさらに調査し、厳正に対処する」
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明確な議論である。
警察の犯罪捜査にマスコミは協力しないという私法を認めていることになる。

警察や司法制度は市民社会がその自由を調整するために設置している装置であると考えられるが、その市民が作った法律・制度よりも上位にマスコミの私法が位置している。

警察や司法制度は体制側の権力であり、その権力を監視する使命がマスコミにはある、などというにちがいない。傲慢である。



あぁ…反社会的報道

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