20年前の遠い旅の記憶シリーズ。今回はイタリアのナポリを訪ねた際に足を伸ばした、プロチダ島です。
ナポリは山が海に迫っていて、メルジェリーナ港からは複数の船が、カプリ島、イスキア島等へ出ています。
友人を訪ねてナポリへ行き、毎日祝祭のような日々。その日は数名でひなびた小さな島プロチダ島を目指しました。
漁師の島のようで、細い坂道とごちゃごちゃとした家並み。
僕の思い描いたイタリアがありました。
まわりと隔絶された島の中だけに、ナポリよりも程度の良いフィアット500等の古いクルマがきれいに残っていました。
プロチダの表玄関、マリナグランデ。
色とりどりの家と明るい日差し。まずは明るい色で塗っていきます。
背景をどんどん仕上げていきます。
クルマを仕上げました。手前は126です。
後ろに見えるレストランで、イワシ(アリチ)を頂きました。
その数年後映画を見に行き、出てきた島がプロチダ島。イルポスティーノという映画でした。
夢の中のような遠い記憶です。
9/13-18のペーターズショップ&ギャラリーでの個展、お楽しみに!