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スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/24クライマックス フェラーリ250GTO1964

2025-02-10 13:31:52 | 模型

コジマがリリースした伝説のクライマックス、こちらの250GTO64も製作しました。


このクライマックスの最初のフェラーリキットになります。





1/43の高品質キットのやり方で、1/24スケールの高品質レジンキットを企画
今のモデルファクトリーヒロのキットのような形態を最初に実現したキットです。
それまでレジンキットといえばいわゆるガレージキットで、ボディとバキュームウィンドウがゴロンと入っていて
あとは適当に作ってくださいというものが多かったのですが、金属パーツのエッチングやホワイトメタル、挽物がたくさん入った
高品質なキットでした。それまでにQモデルのテスタロッサなどもありましたが、やはりこのGTOの与えた衝撃はすごかった。
初期のモデルカーズで憧れた一台です。



クライマックスの3台、五反田のコジマに行くといつもオヤジさんとお喋りするのが楽しかった。
ショーケースの中のクライマックスの完成品は憧れでした。こうして3台作れて嬉しいです。



クライマックスといえばエンジン。このコロンボユニットの美しさはピカイチです。







今回はストラダーレで仕上げました。そこにあるのは吉田秀樹画伯の絵の世界。
吉田さんのパリのアトリエも懐かしい。






昨日までパリで開かれていたレトロモビル。会場でGTO64を見たのも思い出します。
マデュクロのパルディノンコレクションのブースでした。


まずは穴あけ

裏と表から掘って行きました。

これくらいの厚みにしました。

ここも一体化
ボンネットフードは大きめなので削り込みます。



シャインレッドをブラシで吹いて

タミヤのイタリアンレッドを重ねました。

シャーシのフロントは別体でフロントアクスルはボディに先に固定するやり方
初版の構成です。

シャーシの色塗り


窓枠などは筆塗り

ホイールはエッチングを組みます。


良質なホワイトメタルのエンジン

極小ステンレスボールとエッチングフェラーリロゴを、ヘッドカバーに貼り付けます。

なんと繊細な

らしくなってきます。

シャーシに搭載



見えなくなるミッションも美しい


インパネやステアリング。
ステアリングはファレフォを筆塗りしています。





美しいインテリア



良いですね



ライトのメタルも磨きます。

なんとかエッチングリムを合わせて行きます。

ワイパーの組み立て


ドアノブも極小のパーツの組み合わせ

小さなダンロップデカールを貼ってエンブレムを付けて完成です。



5月の吉祥寺ZMC展示会

3/8のオートモデラーの集いin横浜
で展示予定です。





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