sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

エレール1/24 マトラF2 MS7 今日から吉祥寺で展示します。

2025-02-14 11:09:00 | 模型


エレールの隠れた名作
あまり完成品を見たことがない
マトラのF2を作りました。

67-69ヨーロッパF2チャンピオンマシンだそうです。

ドライバーはベルトワーズ!

ベルトワーズ、昔レトロでマトラをスケッチしていて、サインをしてもらったことがあります。

可愛らしい素敵なフォルム

エンジンはコスワース

モールドはかっちり

良い感じです。


あまり日本に入っていないと思われる
エレールのマトラ

まずは浅いモールドのホイールから

裏側につけるリムパーツを表に接着
ホイール裏は削り込んで、ベレットの浅めのリムを貼り付けました。

ホイールは塗ると良い感じ

コスワース

モールド素晴らしいですね

ノーズは3Mのマスキングテープと
タミヤの曲線マスキングテープを合わせてマスクして、クリヤーを一度漏れどめに吹いてから、白サフをブラシで吹きました。
吹き漏れはタッチアップしてます。

デカールをパソコンでいじってカラーコピー

サークルや国旗は自作デカール。
細かなデカールはオリジナルデカールに
リキッドデカールを塗ってから使用しています。

このように焼けたニスの部分は切り取って使用しました。


メーターデカールは手持ちのものを
メーターリングは金属線を巻きました。
エナメルクリヤーをたらし込んで接着してます。


ペダルなどもついて良い感じに

コスワース良いですね

かっちりとしたモールド

エキパイもメッキ塗装
エキマニには遮熱板が付きます。

ファンネルがエンジンカバーをつける時に取れてしまうので、エンジンカバーはGクリヤーで接着しました。

付属の針金を楊枝に巻いてコイルを作りダンパーを組み立てます。

フロントサスの見えなくなるところにコイルダンパーが入ります。
なんという再現度

フロントサスを組んでいきます。


リヤサスの複雑なリンクも再現


前後の足回り完成

タイヤがつきました。

ウィンドウとミラーの取り付け



インストにあるパイピングを追加しましたよ


本日2月14日午後から
16日夕方まで吉祥寺ヨドバシ横
ギャラリー永谷2
東京仔猿モーターサイクルショーにて
展示しますね。
今日14日と16日の午後に在廊予定です。
16日は午後4時くらいから撤収を始めるそうです。














こんな絵を描き下ろしましたので
ぜひご覧ください。
モンキーより小さな
キット形式で販売される
ホンダ汎用エンジンで公道を走れる
仔猿!何やら新作発表があるみたい

お待ちしてますね。



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1/24エレール ルノーゴルディーニレーシングセット

2025-02-11 12:59:00 | 模型


エレールから出た、エスタフェットとゴルディーニ、積車のセットを製作して見ました。

エスタフェットのデカールが素敵

積車も良い感じ。
ゴルディーニはキットのラリーデカールを使わずに、カップカー仕様にしてみました。

エンジンはこんな感じ。


シャーシを組んで、エンジンを搭載します。

見えなくなるエンジンも良い感じ

ドアなどは透明パーツなのでウィンドウを表裏からマスキング

白サフを吹いて

シャーシは床に貼り付けてインテリアを作ります。

マスクして調色したブルーを吹きました。

デカールは意外にプレスやヒンジのでこぼこが多く、手間取りました。

とても可愛いデカールですね。
白い部分が割れて粉になり往生しました。

マスクの上からエナメルで窓枠を描き、マスクを剥がしました。

ライトリムはリキッドクロームを筆塗り


インテリア可愛いです。

床部分に接着

ボディパネルを接着していきます。

キットのホイールとタイヤが少し大きいので

気持ち小さいですが、
エブロのキャトルのホイールを合わせます。

タイヤはタミヤのビートルのタイヤを
カットして小径にしました。

リヤのあおりなどは接着

ワイパーやミラーなど

可愛いですね。

ゴルディーニは久しぶりに作ります。


こちらも同じブルーを

デカールはカップカーのデカールを自作

先にモールを貼ってからデカールを



ここのデカールが好き。キットのデカールです。

虫ピンと針金でディテールをつけて、
テールライトの取り付け

ウィンカー

内装の塗り分け



窓枠は針金を曲げました。




バンパーは両端を切り取り
ライトは中にイエローバルブも再現

リヤもバンパーの取り付け


ゴルディーニエンジン

いい感じです。

ホイールは昔モデリングしたてっちんです。



インテリア

シートはゴム部品



2台が完成

積車を組み立て。

かなり細かい


ディテールが良いですね

デカール貼り付け





荷物は久しぶりにフジミのガレージツールを組んでみます。

細かい

いい感じですね。

中に積んでみます。

ゴルディーニレーシングセット
完成しました。

2/14-16
吉祥寺ギャラリー永谷2
仔猿モーターサイクルショーに
展示します。
14日と16日の午後に伺うつもりです。
ぜひともご覧ください。






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1/24クライマックス フェラーリ250GTO1964

2025-02-10 13:31:52 | 模型

コジマがリリースした伝説のクライマックス、こちらの250GTO64も製作しました。


このクライマックスの最初のフェラーリキットになります。





1/43の高品質キットのやり方で、1/24スケールの高品質レジンキットを企画
今のモデルファクトリーヒロのキットのような形態を最初に実現したキットです。
それまでレジンキットといえばいわゆるガレージキットで、ボディとバキュームウィンドウがゴロンと入っていて
あとは適当に作ってくださいというものが多かったのですが、金属パーツのエッチングやホワイトメタル、挽物がたくさん入った
高品質なキットでした。それまでにQモデルのテスタロッサなどもありましたが、やはりこのGTOの与えた衝撃はすごかった。
初期のモデルカーズで憧れた一台です。



クライマックスの3台、五反田のコジマに行くといつもオヤジさんとお喋りするのが楽しかった。
ショーケースの中のクライマックスの完成品は憧れでした。こうして3台作れて嬉しいです。



クライマックスといえばエンジン。このコロンボユニットの美しさはピカイチです。







今回はストラダーレで仕上げました。そこにあるのは吉田秀樹画伯の絵の世界。
吉田さんのパリのアトリエも懐かしい。






昨日までパリで開かれていたレトロモビル。会場でGTO64を見たのも思い出します。
マデュクロのパルディノンコレクションのブースでした。


まずは穴あけ

裏と表から掘って行きました。

これくらいの厚みにしました。

ここも一体化
ボンネットフードは大きめなので削り込みます。



シャインレッドをブラシで吹いて

タミヤのイタリアンレッドを重ねました。

シャーシのフロントは別体でフロントアクスルはボディに先に固定するやり方
初版の構成です。

シャーシの色塗り


窓枠などは筆塗り

ホイールはエッチングを組みます。


良質なホワイトメタルのエンジン

極小ステンレスボールとエッチングフェラーリロゴを、ヘッドカバーに貼り付けます。

なんと繊細な

らしくなってきます。

シャーシに搭載



見えなくなるミッションも美しい


インパネやステアリング。
ステアリングはファレフォを筆塗りしています。





美しいインテリア



良いですね



ライトのメタルも磨きます。

なんとかエッチングリムを合わせて行きます。

ワイパーの組み立て


ドアノブも極小のパーツの組み合わせ

小さなダンロップデカールを貼ってエンブレムを付けて完成です。



5月の吉祥寺ZMC展示会

3/8のオートモデラーの集いin横浜
で展示予定です。





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