sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

やまだま先生の入魂チータ。

2011-08-23 08:15:17 | ブログ
やまだま先生のブログで、あのデイブ・ディールとのやり取りを含め、チータのデフォルメモデルの製作過程が連載されています。

もちろんチータの名前は版権上でてきませんが、その愛情がにじみ出ています。
今回はじっさいに立体に起こしていく話。
Dscn9389_02300x218

なんと原型は、あのアルファロメオの一連の原型で知られるDTMの伊東祐司氏。さすがにこの塊感は素晴らしいです。
右のモーターサイコダイアリーのリンクからお入りください。
面白いですよ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェラーリ250GTツールドフランス

2011-08-23 07:42:53 | イラスト
イラスト連作の最後は、こちらです。
ルマンクラシックで見た250GTツールドフランス。

Img326
まずは下書き。

Img327
いつものように明るい部分からさっと色を引いていきます。水分のある絵の具をさーっと置いていく感じですね。

Img328
さっきの色が乾いてから、上半分の色を置いていきます。

Img329
下半分の色で締めていきます。

Img330
ボディの外装や室内を仕上げ、ホイールは下塗りをします。
スポークホイールは明るい部分の色で塗って、暗い部分で埋めていく感じですね。

Img332
タイヤと影は、なじむように一緒に塗って仕上げます。
これにて完成。
ぜひルマンクラシック、9/23からの個展にお越し下さい。
原宿ペーターズショップ&ギャラリーです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木漏れ日の中の思い出 ポンテペルレ2002

2011-08-22 08:13:33 | ブログ
今週のネオストリートブログは、
「木漏れ日の中の思い出 ポンテペルレ2002」

昔参加させてもらったラリーイベントでの一こま。初夏の六甲山での夢のような体験。
Contents1108_20
http://www.neostreet.co.jp/mizorogi/p1/contents1108.htm#1108_01

ぜひご覧ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェラーリ512M

2011-08-22 07:46:25 | イラスト
こちらは、同じルマンクラシックのシリーズで、フェラーリ512M。
大好きなスクーデリアフィリピネッティカーです。512Fって言う表記もありますが、どっちがいいでしょうか?
Img314


後ろに人がざわざわといる感じが気に入っています。
こちらのイラストもルマンクラシックの個展にて販売もいたします。
ご予約受付中です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フォードGT40

2011-08-21 08:28:37 | イラスト
今日は少し細かく水彩画で車を描く場合のチュートリアルをやってみましょう。

Img316
まず写真を見ながら水彩用のアルシュ紙に鉛筆でドローイングして行きます。
サイズは30*40センチぐらい。ブロックと言って厚めの紙が20枚板にのり付けしてある物です。
描き終わるごとに1枚ずつはがして行きます。

Img317
形がとれているか、スキャニングをして確認してみます。そして写真をよく見ると、ボディカラーが濃い色の部分と薄い色の部分に別れていますので、薄い部分を仕上げて行きます。
薄い部分はこの段階で仕上がっています。

Img318
そしてそことはっきり別れる濃い部分に色を置いて行きます。
そのときに上半分と下半分で色の濃さを変えて、グラーデーションがつくようにします。
水彩画では絵の具に白は混ぜませんので水の量で加減します。
赤は濃いめの赤とオレンジ系の赤の2色を混ぜて使っています。
その際に実物の形を考えながら立体感が出たところで筆を置き、その部分はそれで仕上がりとなります。

Img319
グラデーションがしっかりと乾いてから、濃い色で映り込みを描きます。このときが一番楽しいですね。写真をよく見ながら、形に添って映り込みを加えます。

Img320
ライトまわりも同じように、薄い部分を仕上げて濃い部分で締めて行きます。
このように部分部分仕上げて行きながらスキャンして、形のゆがみや色味などを確認出来ます。

Img321
ウィンドウまわりも仕上げて車は完成です。
ウィンドウもカーブや映り込みを考えて、透明感がでるように奥の物を意識しながら仕上げて行きます。
iPhotoでもとの写真を保存しておくと、簡単にシャドウ部を明るくして形を確認出来て便利です。

Img323
背景や地面は主役を引き立てるように、動きを考えてあっさりと仕上げました。
何が何でも写真の通り描くと言うより、写真を見ながら膨らませる感じでしょうか。

これで仕上がり。デッサンは1時間半、色づけは正味6時間ほどでしょうか。
参考になりましたか?

こうやって毎日絵を描いています。
昨日はこの仕上げ過程をリアルタイムでフェイスブックに上げていきました。
面白いですね。

こちらの絵も個展ルマンクラシックにて販売いたします。
今からご予約も受け付けます。額付き、31500円+送料となります。
個展終了後、10月の発送となります。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする