ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

12月28日 きょうの十勝連峰

2014年12月28日 | バックカントリーとパウダースノー

いい斜面のはずが、藪藪。

なんとかルートを開削することはできました。
が!

雪は少なくて、
まだまだ藪藪。(泣)

気温-4℃~-6℃、
なんなんでしょう、この暖かさは。
軽い雪。されど、やや湿り気あり。
ラッセルは40cmくらい。膝あたり。

自転車旅のおかげでしょうか、
最初から最後まで「ひとりラッセル機関車」ですが、
山小屋的には、まずまず楽勝のラッセルでした。
やはり厳冬期山岳ガイドのトレーニングには
自転車旅が最も有効だとの実感です。



楽しめる斜面もあるけど、稀有。

きょうを含めて年末年始は「パウダースノートレッキング」です。
パウダースノートレッキングには十分な積雪と思います。

しかし!

山小屋の冬山ツアー「バックカントリー(Hike up)中級」など
でっかい斜面を思い切り滑る、
十勝連峰らしいダイナミックなバックカントリーを楽しめるのは、
まだまだ先かなと、思います。

あと最低でも1mは欲しいところです。
時期的には、1月半ば以降くらいでしょうか。



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