ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

チューリヒ近郊のトーマス・マンめぐり4

2009年08月16日 | 旅行
トーマス・マンの家の向かいから続いていたThomas-Mann-weg、そのまままっすぐ駅方面まで続いていたので歩いて降りました。
トップは途中の光景。写ってる猫は結構人なつこくて、すりすり寄ってきました。
そのうちに私たちを誘うように、今下りてきた道を振り返りながら上って行きました。また上り坂上がる時間も体力もないので追いかけませんでしたけど。

振り返って待ってる・・・

この遊歩道を横切っている普通の道に立って写真撮っていたのですが、ふと横を見ると、道の向こうからじーっと我々を見ている猫が。
写真撮ったりなんだりで再び振り向いたらもういない・・・
どこ行ったかな? と捜してみたら、近くの家の門のところにいました。

ラベンダーの中にたたずむ猫・・・なんか風格がありましたねー。よくよく見ると毛並みとかぼさぼさでしたけど(汗)

海外で猫って意外とみかけないんですが、スイスはなんか猫よくみかけましたね。
それも結構人なつこい子が多くて楽しかったです。
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(ネタバレ)

2009年08月16日 | 映画
公開以来ブログのアクセスも4ケタとかすごいことになってたんですが(汗)ようやく見てきました。
前作が今までのハリポタ映画では一番良かったので、同じイェーツ監督の今作も楽しみにしていました。
確かにダークな色調や演出はなかなか良かったのですが・・・なんか一つの映画としてのまとまりがあんまりなかったかなあ。
前作は一つの映画としてよくまとまってるなあと感じたので、ちょっと意外でした。
多分、ハリーたちの恋愛話をじっくりやり過ぎなんだよなあ。個々のシーンとしてみていると面白かったし、特にロンのコミカルなシーンなんかなかなか楽しめたんですが、映画全体のトーンからすると、明るいシーン多すぎだったかもしれません。
何よりも、タイトルロール?の謎のプリンス=半純血のプリンスについての扱いが少なすぎだったような。色々とカットせざるを得ないのはわかるんですが、ここカットするところではないだろう、というか。
ハリーが知らず知らずのうちにスネイプに親近感を覚えていた、という事実が、最後にプリンスの正体がわかった時に受ける衝撃度につながっていたとも思うし・・・
あと、なんでスネイプが「プリンス」って名乗ってたかも説明してなかったし。ここに限らず、原作を読んでないとわかりづらいところが今までになく多かったような気がしました。なんでジニーがいつのまにかクィディッチのチームに入ってるの?とかも。
ダンブルドアとハリーのやりとりも、そんなにカットしているわけではなかったと思うんですが(いやもっと何回も呼び出されてたか)、全体的に恋愛話に追いやられていた感が・・・
もっと、プリンスの謎やダンブルドアとのエピソードを中心にして、恋愛話はその合間にさらっとできたら、映画としてのまとまりはよかったんじゃないかなあ。
あと、イェーツ監督は戦闘シーンの演出がなかなか上手かったのですが、今回戦闘シーンがほとんどなかったのもマイナス要素かな。
ラストの屋上のシーン、不死鳥の騎士団の人たちも来ず、戦闘にならなかったのはびっくりしました。まあ、ダンブルドアの死のシーンをじっくり印象的に見せるという意味ではそういう変更もありかなとは思いましたが、物足りなかったのは事実ですね。
でも、モノクロかと思うような暗い色調をはじめ、演出は好きな感じでした。個々のシーンを見ているといいんですよね。
出番の少ない登場人物たちも、少ない出番でちゃんと個性を出していて、そのあたりのキャラクターへのまなざしの暖かい感じも好きですね。フリットウィック先生にもちゃんと見せ場?というか人となりを表すようなシーンがあったりして。
前作から、結構笑えるシーンがあるな、と思ってましたが、今回もなかなか笑えるところがありました。
ほれ薬でおかしくなったロンとか最高ですね(笑)
アラゴグの葬儀の場面なんかも、ちょっと笑えて、でも暖かくて、いいシーンだなと思いました。スラグホーン先生がアラゴグの弔辞を言うシーンなんかちょっとほろっと来ましたよ。
その後のハリーの説得のシーンも暖かい感じで良かったと思います。
恋愛話は長すぎたかもしれないけれど、生徒たちのやりとりは結構良かったなと思います。ベッドの中で話をするハリーとロンとか、ハリーをひっぱたくハーマイオニーとか(笑)
ジニーがいきなり目立ってくるのも、原作ほど唐突な気がしなかったのは単に事前に知っていたからかな(汗)
ジニーはヒロインには地味では・・・と思ってたけど(汗)なかなか性格でモテそうな感じが出ていて、意外と良かったかな。
ハーマイオニーはまたかわいくなって来たのでよかったです・・・(汗)
あと、ドラコですねー。原作を読んだ時からトム・フェルトンくんの演技を楽しみにしてましたが、期待どおりでした! 複雑に揺れ動くドラコの気持ちを見事に演じてたと思います。特に屋上のダンブルドアを殺せなくてためらうシーンですね!
写真を見ていて、随分鋭い感じに育っちゃったな・・・と思いましたが、今回のドラコのキャラクターにはぴったりでした。悲壮感が漂っていて、今までのただの意地悪なお坊ちゃん、とは一線を画していたかな。
原作どおりだと今後の展開ではあんまり活躍のないドラコですが、映画ではトム・フェルトンくんの演技力をかって、原作よりもいいキャラクターになって欲しいな・・・と思います。
洞窟でのダンブルドアの演技もさすが。惜しむらくは、もっと全体的にダンブルドアの存在感を大きくしておいたら良かったのに。ここで死んでしまうのに・・・なんだか残念でした。
あと、ヘレナ・ボナム・カーターですねー。いい味出してました。
そういやナルシッサってベラトリックスの妹じゃなかったでしたっけ? どう見ても姉にしか見えませんでしたが・・・

個々のシーンはいいんだけど全体的なまとまりが・・・という点では「炎のゴブレット」もそうでしたが、「炎のゴブレット」ほどは話を詰め込んで端折ってる、という印象ではなかったですが・・・
もう一回見たら、また印象が変わって来るかもしれません。って多分今度はDVDで、ですけど。

1.インスタント沼 / 2.ハリー・ポッターと謎のプリンス / 3.トランスフォーマー・リベンジ / 4.レッドクリフpart2 / 5.マンマ・ミーア! / 6.ダウト~あるカトリック学校で~ / 7.ウルトラミラクルラブストーリー / 8.スタートレック / 9.アラトリステ / 10.三国志
さすがにトランスフォーマーより下にする気にはなれず・・・(汗)

あと今年見に行く予定の映画のリスト。
9月11日公開 「ウルヴァリン/X-MEN ZERO」
9月12日公開 「キラー・ヴァージンロード」
9月19日公開 「カムイ外伝」
12月19日公開 「のだめカンタービレ THE MOVIE Ⅰ」
公開時期未定 「ニューヨーク、アイラブユー」
見たい映画が増えないなあ・・・。予告見ていいなあと思ってももう来年の映画だったりして。
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