ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

夏への扉

2011年05月06日 | ミュージカル・演劇
ハインラインの古典SF?の演劇集団キャラメルボックスによる舞台化です。畑中くんが主演なので行ってみました。
もともと3月13日に行く予定でしたが、震災の影響で公演中止になり、払い戻しか日程変更か・・・という状況でしたが、日程変更で行って見ました。当時は電車が動くかどうかもわからず、ちょっと賭けだったのですが・・・
まだ電車の本数も少なく、都心に出るまでは週末と思えない混みようで、都心に出ると今度は地下鉄が週末と思えないほどガラガラだったりと、いつもと違う感じでした。
銀座も、そこそこ人はいましたがいつもの人波ではなく、始まる前に食事しようとしてもやってなかったり閉店が早かったりという店が多く、危うく晩ごはん難民になりかけましたが、なんとか空いているお店を見つけて美味しい食事ができました。
いつもだったらもっと混んでるんだろうなあ、というお店に並ばずにすぐ入れましたね・・・
劇場も、週末だったので空席はあったもののそこそこ埋まっていましたが、平日は座席に寝転がれるくらい空いていたようで(汗)
開演前、加藤プロデューサーの前説の直前に地震があったりと、まだ日常に戻れていない感じはありましたが、それでも無事に舞台を観ることができました。
なんだか作品の内容以上に印象深い観劇になったなあ・・・と思います。

原作は読んだことなかったのですが、一緒に行ったRちゃんが読んだことがあって曰くキャラメル向きな話、と言ってましたが、なるほどな、という感じ。
ただ展開がキャラメルオリジナルの作品と違うなーと思ったのは、キャラメルだと話の前段よりも過去に戻ってからの話が長いパターンが多いですが、こちらは過去に戻るまでの過程の話が長く、過去に戻ったあとはかなり急ぎ足で話が進んだ印象でした。
エピソードを省略したせいかな、と思ったのですが、後で原作を読み直してみたRちゃん曰く、エピソード省略されつつも原作もだいたい同じような印象だったそうです。
一度過去に戻ってまた未来に戻る方法はなるほどな・・・と思いました。さすが古典SF?
ただ、ヒロインが追いかけてくるのは本人の意思なのかと思ったら、なんだよ指示してたのかよ! というのがちょっと笑っちゃいましたが・・・(汗)
畑中くんは主演じゃないほうがいいよな・・・とトリツカレ男の時にも思ったのにまた見てしまったのですが、やっぱり主演じゃないほうがいいなあ~。前回の「サンタクロースが歌ってくれた」の巡査とかすごく良かったのにな~。
とまあ内容についてはこんな感じの感想です(汗)やっぱり作品の内容よりも当時の状況の方が印象深いなあ・・・

コメント
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