美波ちゃんが出ているので観に行ってみました。いや、一度観てみたいなとも思っていたので・・・
しかし、睡眠不足がたたって二幕ほとんど寝てしまいました・・・(汗)(三幕ものですので終盤の三幕はなんとか起きてました(汗))いや美波ちゃんの出番はちゃんと観てたんですけど、ルネとモントルイユ伯夫人の延々のやりとりでついに睡魔が・・・(汗)まあ話の筋的には特に進展してなかったはずですが(大汗)
実は今回観に行くことになるまでどういう話か全く知らなかったんですが、サド侯爵に貞節を貫こうとするルネの行動は不可解ですね。侯爵への愛情とも違うようだし、貞節を尽くすことが正しいことだと思って貫いていたのか・・・世間で言うところの世間体とは違う次元で、彼女なりの行動の規範に則ってのことなのかなあ、などと思ったのですが・・・二幕の言い争いをもっとちゃんと聞いてたらもう少しわかったかなあ(汗)でも多分二幕の言い争いは、ルネの本心を語るものではなく、モントルイユ伯夫人を論破するためのものだったんじゃないかなとも思うのですが・・・って寝てたんでよくわかりませんけど(汗)
20年も尽くしてきて、釈放された途端に愛想を尽かす、というのはよくわかるなあと思いましたが。アルフォンス(サド侯爵)は、ルネのことを、どんな仕打ちをしてもついて来てくれると軽く見て、あの小説を書いたのでしょうが、それがルネにとっては今までやってきたことを全て否定されることだったなんて思いもしなかったのでしょう。
そんなルネの、何を考えているのかはかり難い不可解さを、蒼井優さんは涼しげに演じてました。ただ、もう少し不気味さ?が前面に出ても良かったかなあと。もう少し迫力が欲しい気がしました。三幕になると鬼気迫る迫力があって良かったのですが。他の人の話を聞いている時の表情とか怖くてよかったですね。
白石加代子さんのモントルイユ伯夫人は、和服がドレスになっている意表をついた衣装でインパクトがありました。なぜか笑いを取る場面が多かったですが、私的には「ここ笑うところ?」と思ってしまったのですが。
麻実れいさんのサン・フォン伯爵夫人の迫力はさすがでした。しかしお幾つなんでしたっけ・・・あの妖艶さはすごいですねえ。役柄にもぴったりでした。
美波ちゃんのアンヌは、登場人物たちの中では一番普通の真っ当な考え方の人、でしたね。思いのままに行動する、ルネにはない部分を持っている娘でしたが、ルネと比べるとむしろ普通に見えました。
ルネの発言をギョッとしたような表情で聞いているところとか、ルネの異常さ?を表しているようで良かったかなと。これは他の登場人物もそうだし、ルネ自身もそうでしたが、他の人の台詞を聞いている時の表情が面白かったですね。その人が何を考えているのか、どんなスタンスなのかがわかって。
あと、ヴェニスの思い出にひたるところとか、美波ちゃんらしいキラキラした夢見るような表情で良かったですね。あれ見ただけでも行った甲斐がありました(笑)
残念ながら三島由紀夫の美文調の魅力を味わうところまでは行きませんでしたが、濃密な空間に引き込まれて見ました。って二幕寝てたくせに・・・(汗)いつか睡眠充分な時にもう一度挑戦したいです・・・
しかし、睡眠不足がたたって二幕ほとんど寝てしまいました・・・(汗)(三幕ものですので終盤の三幕はなんとか起きてました(汗))いや美波ちゃんの出番はちゃんと観てたんですけど、ルネとモントルイユ伯夫人の延々のやりとりでついに睡魔が・・・(汗)まあ話の筋的には特に進展してなかったはずですが(大汗)
実は今回観に行くことになるまでどういう話か全く知らなかったんですが、サド侯爵に貞節を貫こうとするルネの行動は不可解ですね。侯爵への愛情とも違うようだし、貞節を尽くすことが正しいことだと思って貫いていたのか・・・世間で言うところの世間体とは違う次元で、彼女なりの行動の規範に則ってのことなのかなあ、などと思ったのですが・・・二幕の言い争いをもっとちゃんと聞いてたらもう少しわかったかなあ(汗)でも多分二幕の言い争いは、ルネの本心を語るものではなく、モントルイユ伯夫人を論破するためのものだったんじゃないかなとも思うのですが・・・って寝てたんでよくわかりませんけど(汗)
20年も尽くしてきて、釈放された途端に愛想を尽かす、というのはよくわかるなあと思いましたが。アルフォンス(サド侯爵)は、ルネのことを、どんな仕打ちをしてもついて来てくれると軽く見て、あの小説を書いたのでしょうが、それがルネにとっては今までやってきたことを全て否定されることだったなんて思いもしなかったのでしょう。
そんなルネの、何を考えているのかはかり難い不可解さを、蒼井優さんは涼しげに演じてました。ただ、もう少し不気味さ?が前面に出ても良かったかなあと。もう少し迫力が欲しい気がしました。三幕になると鬼気迫る迫力があって良かったのですが。他の人の話を聞いている時の表情とか怖くてよかったですね。
白石加代子さんのモントルイユ伯夫人は、和服がドレスになっている意表をついた衣装でインパクトがありました。なぜか笑いを取る場面が多かったですが、私的には「ここ笑うところ?」と思ってしまったのですが。
麻実れいさんのサン・フォン伯爵夫人の迫力はさすがでした。しかしお幾つなんでしたっけ・・・あの妖艶さはすごいですねえ。役柄にもぴったりでした。
美波ちゃんのアンヌは、登場人物たちの中では一番普通の真っ当な考え方の人、でしたね。思いのままに行動する、ルネにはない部分を持っている娘でしたが、ルネと比べるとむしろ普通に見えました。
ルネの発言をギョッとしたような表情で聞いているところとか、ルネの異常さ?を表しているようで良かったかなと。これは他の登場人物もそうだし、ルネ自身もそうでしたが、他の人の台詞を聞いている時の表情が面白かったですね。その人が何を考えているのか、どんなスタンスなのかがわかって。
あと、ヴェニスの思い出にひたるところとか、美波ちゃんらしいキラキラした夢見るような表情で良かったですね。あれ見ただけでも行った甲斐がありました(笑)
残念ながら三島由紀夫の美文調の魅力を味わうところまでは行きませんでしたが、濃密な空間に引き込まれて見ました。って二幕寝てたくせに・・・(汗)いつか睡眠充分な時にもう一度挑戦したいです・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます