ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

サムの名台詞集その2

2007年03月28日 | 指輪物語&トールキン
さて、サムの名台詞集TTT編です。
まずは、自分で書き出しておきながらどこだかよくわからないのですが(汗)死者の沼地あたり?で、サムがゴクリになにやら冷たいことを言って、ゴクリがどこかに消えた後の台詞・・・だと思います。

「かわいそうに、あいつめ!」かれは半ば良心の咎めを感じていいました。「どこに行きやがったんだろう?」

ゴクリを嫌いながらも、根が優しいサム・・・いいですねえ~。映画のサムにはこういうとこなかったよなあ・・・

続いては台詞ではないのですが。

ただ元気のいいホビットの常として絶望が先に延ばされている限り、別に望みを必要としないだけのことでした。

サムの、というかホビットの、素朴な強さに感動してしまう一文ですね。皆こんな風に生きられたら、世界はもっと平和なんでしょうね・・・

そして、眠るフロドを見ながらのこの台詞。

「おらは旦那が好きだ。旦那はこうなんだ。それに時々、どういうわけでか光が透けるみたいだ。だがどっちだろうと、おらは旦那が好きだよ。」

だんだん常のホビットと違って行くフロドの姿をそのまま認め、そして「どっちだろうと好きだ」と言えるサムの強さにまたじーん。
こんなサムがそばにいたから、フロドは旅を続けられたんだなあと、改めて思いますね。決して肉体的な助けだけではなく。このあたりが映画ではなあ・・・(しつこい(汗))

そして、これはファラミアの台詞なんですが、サムのことをよく表しているなあと思うので引用。
ヘンネス・アンヌーンで、サムの失言で指輪のことが露見してしまったことに対しての台詞です。

「(略)そしてサムワイズよ、元気を出すがいい。失言したように思うなら、それはそういう巡り合わせで避けられなかったのだと考えるがよい。そなたの心には誠実さだけでなく洞察力もあって、その目よりももっとはっきり見ているのだ。(略)」

私が相手だったから話してしまっても大丈夫だったんだよ、というファラミアの優しさでもあると思うのですが、洞察力の鋭いファラミアらしく、サムの本質もついていると思いますね。
やっぱりサムって何者かに見守られている(神に愛されている)んだなあと思ったりもします。
そしてこの後の「ホビット庄では庭師は非常に重んじられているに違いない」発言につながるのですよね。これがまた好きな台詞で。

そしてTTTラストは、フロドが死んだと思ったサムのこの台詞です。

「フロドさまあ、フロドの旦那あ!」かれは呼びかけました。「おらをここで一人ぼっちにしないでくだせえよお! 旦那のサムが呼んでますだ。おらのついて行けないところに行かねえでくだせえ!(略)」

ただフロドについて行くことしか考えていなかったサムがひたすらかわいいです・・・! フロド死んでないのも知ってますしね、こっちは(笑)

サムの名台詞、ガンダルフやギムリに比べると少ないですねえ・・・
やっぱりサムよりもギムリの方が好きみたいですね(笑)(ガンダルフは?)
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