一昨日のネタをまだ引き伸ばしますが(笑)
第三紀の中つ国で旅して暮らすには野伏になるしかないか、なんて書きましたが、旅するエルフもいましたね。ギルドールとか。
さまようエルフもいいなあ、なんて思うようになりました。以前はホビットに夢中でそんなこと考えもしなかったけど・・・(笑)
でも、基本的にエルフはホビットといい勝負で保守的というか、外部に興味を示さない人が多いように思います。特に第三紀終わりごろ、人間の版図が広がったころには。
不死の命を持ち、長い時を生きていくエルフなのに、よく飽きずに一つところに暮らしていけるなあと思ってしまいます。寿命が長い分、気も長いのでしょうか・・・
先日Eさんがご自分のブログで、エルフたちがあんなに寿命が長いのに他の種族の言葉を勉強しようって気は起こらないのか、なんて書いてらして、確かに、と思いました(笑)興味が全くないのでしょうね、他の種族や他の土地に・・・
そんな中でもギルドールたちのように旅して暮らすエルフもいるし、一つところに暮らして行くことに倦んでしまうエルフも中にはいますね。
私が「シルマリル」を読んで一番共感するな、と思ったのは、トゥアゴンやフィンゴンの妹、白い姫君アレゼルです。
トゥアゴンと共に隠された都ゴンドリンに暮らしていたアレゼルですが、外の世界に出たくなってしまい、トゥアゴンの制止を振り切って出て行ってしまうのですね。
私はゴンドリンの設定を読んだ時、安全かもしれないけれど、閉じ込められて生きるのはなんだか嫌だな・・・と思ったので、アレゼルの行動には共感してしまったのでした。まあ、200年住んだ後でのことですが(汗)
アレゼルは結構感情的で、先のことを考えずにその時の欲求に従って行動する、「シルマリル」に出てくる上のエルフの姫君の中では珍しいキャラクターだと思います。反面、考えなしであまり賢いとは言えないと思いますが・・・(汗)
アレゼルを捕らえて妻にしたエオルは、アレゼルがゴンドリンに戻りたいと言い出し、トゥアゴンの元に戻った時、「どうせまた籠の中が窮屈になるであろうが」と鋭い言葉を残します。というか、私ですらそう思いましたが(笑)
そしてやっぱりゴンドリンという鳥籠の中にいるのが窮屈になるアレゼル・・・なんて懲りない、という感想もあると思いますが、私はどうにもこの人間的なアレゼルに惹かれるのです。
そう言えば、「白い姫君」と言えばエオウィンの呼び名でもありますね。たまたまなのかもしれませんが、トールキンの描く「白い姫君」って、名前の優雅さと裏腹に結構激しい姫だなあ、なんて思いました。双方の性格はまた全然違いますが。
もしかしたら、トールキンの中では外見は白いたおやかな姫が実は行動的、なんてキャラクターのイメージがあったのかも? なんてことも思います。なかなかカッコいいイメージだと思いますが。
第三紀の中つ国で旅して暮らすには野伏になるしかないか、なんて書きましたが、旅するエルフもいましたね。ギルドールとか。
さまようエルフもいいなあ、なんて思うようになりました。以前はホビットに夢中でそんなこと考えもしなかったけど・・・(笑)
でも、基本的にエルフはホビットといい勝負で保守的というか、外部に興味を示さない人が多いように思います。特に第三紀終わりごろ、人間の版図が広がったころには。
不死の命を持ち、長い時を生きていくエルフなのに、よく飽きずに一つところに暮らしていけるなあと思ってしまいます。寿命が長い分、気も長いのでしょうか・・・
先日Eさんがご自分のブログで、エルフたちがあんなに寿命が長いのに他の種族の言葉を勉強しようって気は起こらないのか、なんて書いてらして、確かに、と思いました(笑)興味が全くないのでしょうね、他の種族や他の土地に・・・
そんな中でもギルドールたちのように旅して暮らすエルフもいるし、一つところに暮らして行くことに倦んでしまうエルフも中にはいますね。
私が「シルマリル」を読んで一番共感するな、と思ったのは、トゥアゴンやフィンゴンの妹、白い姫君アレゼルです。
トゥアゴンと共に隠された都ゴンドリンに暮らしていたアレゼルですが、外の世界に出たくなってしまい、トゥアゴンの制止を振り切って出て行ってしまうのですね。
私はゴンドリンの設定を読んだ時、安全かもしれないけれど、閉じ込められて生きるのはなんだか嫌だな・・・と思ったので、アレゼルの行動には共感してしまったのでした。まあ、200年住んだ後でのことですが(汗)
アレゼルは結構感情的で、先のことを考えずにその時の欲求に従って行動する、「シルマリル」に出てくる上のエルフの姫君の中では珍しいキャラクターだと思います。反面、考えなしであまり賢いとは言えないと思いますが・・・(汗)
アレゼルを捕らえて妻にしたエオルは、アレゼルがゴンドリンに戻りたいと言い出し、トゥアゴンの元に戻った時、「どうせまた籠の中が窮屈になるであろうが」と鋭い言葉を残します。というか、私ですらそう思いましたが(笑)
そしてやっぱりゴンドリンという鳥籠の中にいるのが窮屈になるアレゼル・・・なんて懲りない、という感想もあると思いますが、私はどうにもこの人間的なアレゼルに惹かれるのです。
そう言えば、「白い姫君」と言えばエオウィンの呼び名でもありますね。たまたまなのかもしれませんが、トールキンの描く「白い姫君」って、名前の優雅さと裏腹に結構激しい姫だなあ、なんて思いました。双方の性格はまた全然違いますが。
もしかしたら、トールキンの中では外見は白いたおやかな姫が実は行動的、なんてキャラクターのイメージがあったのかも? なんてことも思います。なかなかカッコいいイメージだと思いますが。