角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

ブルース・ウィルスの大人気シリーズ「ダイ・ハード/ラスト・デイ」

2013-02-24 22:42:43 | 映画
さて、日曜日。

中学生の息子を英検のため八戸市ウルスラ学園へ猛吹雪の中連れていきました。

予想より意外と早く終わったので、「映画でも見に行くか?」と聞くと「うん」と一言。

自分もそうだったけど、思春期になるとほとんど親父とは会話しないんですよね。いつでもウォークマンつけてれるし。

というわけで、坊主もわりかし好きなシリーズ「ダイ・ハード」の最新作を見に行くことに。


 お話は、モスクワで殺人未遂でお縄になってる息子ジャックの身柄を引き取りにはるばるロシアまで休暇を取って出かけたジョン・マクレーン(ブルース・ウィルス)。ところが、その息子の初公判の日にテロに見舞われ毎度おなじみ銃撃戦&カーチェイス。
 B・ウイルス

 ところが、息子のジャック(ジョイ・コートニー)はCIAエージェントで、刑務所行きになってるのも全部作戦なんですねぇ。ここから、親子で次期国防相の座を狙う政治家とそのテロリストたちとの戦いが始まります。
J・コートニー

ちなみに、このJ・コートニーは、この間紹介したトム・クルーズの「アウトロー」の悪役やってた人。
↓↓↓
http://pub.ne.jp/gwnhy613/?daily_id=20130206

さてこの映画は、ド派手なアクションが売り物なのはもちろんなんですが、仲たがいしている父子の和解の物語でもあるんですね。
二人で戦っていくうちに親子が心を通わしてくるあたりは、なんだか息子と見ていて照れくさくなっちゃいました。


 さて、おしいのは、これだけお金かけた壮大なアクション大作であるにも関わらず、ストーリーがひねりが無いため、あっという間に終わっちゃうんですねぇ。わずか90分。

 冒頭からして、ちゃんとロシアの事情をじっくりと説明していけばいいものを、なんだかゴチャゴチャとお話を詰め込んでいき、ストーリーが消化不良なまま大カーチェイスが始まるので、せっかくの見せ場が台無しになっています。


 なので、これだけ壮大な大作なのに中盤からクライマックスまでが薄っぺらなため、なんだかB級みたいにあっけなく感じるんですよね。何も観客は連続でのアクションだけ望んでいるわけではないので、二重三重の重厚な脚本で肉付けしてから映画にすれば良かったのになぁと、もったいなく感じました。