かび 山本甲士
「とげ」に「どろ」にそして「かび」で山本さんの作品ば続けて読みました。
かびは過労がもとで倒れ左遷されそうになる夫を救うため、普通の主婦やった
「友希江」はひとりで大企業に立ち向かいぶっつぶす!!!!
ばってん 友希江 よう やるばい・・・・・。
胸さわぎのクルーズ 矢口 敦子
昭和25年寅年生まれ還暦目前にした女3人のロシア、上海豪華客船の旅・・・・・・・
久しぶりに会う大学時代の同窓生3人は
10日間のクルーズでエキサイティングな船旅の思い出ば残そうとするとばってん
男との出会いも小説みたいには行かず
老いて行く現実に揺れ動く女ごころば書いてあったとです。
この本はオイの前に家内が先に読んだとです。
オイに本ば手渡す時「フン!よか身分たいね」と捨てるように言いました
ほんで読みながら「なるほど」と思いました。
そいだけです・・・・・・・・・・・。
オジいサン 京極 夏彦
益子 徳一 72歳
独居老人 アパート暮らし 結婚歴無し
定年退職後、自分の老いに折り合いをつけながら、つつましく暮らす日々・・・
その生活の中で徳一が感じる社会への疑問と風刺は あまりにも的を得
オイは、そうだ そうだとうなずいたとです。
携帯は電話と言う名前 地デジで、すもうとりの尻など観たくない
あまってしまうキャベツ 試食で買わされたソーセージ
ヨーグルトの売り場は発酵製品側にあるのか?
カセットテープは不燃物か?・・・・・・・・・・・・・・
徳一がつぶやく 老人と年寄りの違い 分かるような気になったとです。
以上