淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読書2月①

2012-02-08 20:50:15 | 棚の上の本

・腕貫探偵   西澤 保彦

腕貫(うでぬき)が黒か腕カバーて言う事とは知らんやったとです。
その腕貫ばしとる謎の男は市役所の市民サービス課の職員です。
サービス行政の一環でアチコチの場所に移動して市民の相談ば受けるとです。
犯人捜しのヒントばサラリと言うた後の態度も所作も無表情とです。
それは、絵に描いたような対応の公務員の姿とです。
謎解きはディナーの後でズッコケた人は読んでみたらいいかなぁと思います。

・僕は秋子に借りがある    森 博嗣

自選短編集です。小鳥の恩返しが 面白かったです。
秋子とは金銭関係の貸し借りでは無いです、念のため。

・居酒屋女将の事件簿     吉村 幸夫

佐賀県出身の作家 です。
佐賀とか博多が舞台です。
他所の人が読んだらあんまし面白くないと思います。

・線の波紋    長岡 弘樹

二歳の娘が目を離した隙に自宅前で何者かに誘拐されるとです。
犯人の目的が分からず数ヶ月経つとです。
その事件は、周りの人々にさまざまな波紋を呼ぶとです。
幼児は無事保護されます。そして犯人は意外にも・・・・・・・・・。

・眼鏡屋は消えた  山田 彩人

高校2年生の女の子千絵は演劇部部室で何者かに殴られ倒れていた
目覚めると千恵は母校の英語教師になっていた。
千恵は8年間の記憶を失っていた。

驚く千絵、慌てる千絵、とまどう千絵、混乱する千絵、悲しむ千絵、翻弄する千絵
現在の演劇部の顧問になっている千絵も、かつては演劇部に所属していた。
当時の友人の創作劇で「眼鏡屋は消えた」の練習中に、その親友が亡くなっていた事を
知る。

千絵の記憶探しが親友の死の真相そして「眼鏡屋は消えた」のモデルになった
眼鏡屋とあだ名された男子生徒の事故死の不自然さが浮かび上がる・・・・・。
さぁ次はどうなると、どんどん読んでしまいました。
最後はう~~~ん・・・やっぱ言われんです(笑)。

・おれたちの青空    佐川 光晴

札幌の児童養護施設に暮らしとる少年少女たちの旅たち編です。
「おれのおばさん」の続編です。
当たり前ばってん
この本は「おれのおばさん」から読んだほうがよかです。
すんません、やっぱ当たり前すぎました。

・銀河不動産の超越    森 博嗣

偶然にも森 博嗣さんの本が続きました。
前の本は図書館で題名が面白かったけん借りたとばってん
この本は新聞の文庫紹介でやっぱ題名が面白かったけん予約したとです。
内容は高橋と言う気のいい青年が銀河不動産に就職してから色んな人に出会い
やがて運命の女性とも・・・・・・ばってんその女性との出会いにそんな馬鹿なと
思うとばってん、もしそんな事あったらよかなぁと少し羨ましくもあり、そいでも
高橋青年に頑張れ!よかったな!!と祝福ば送りたくなる本でした。

 


球春に酔う

2012-02-08 08:29:20 | すらごと日記

宮崎まで4時間の道のり二時間で缶ビール6本と日本酒一升を飲み干し
球場に着いてすぐに売店で酒を求めるがアルコール類は販売していないとの事
仕方がないの教えられた近くのコンビニまで行くことにする。

静か過ぎるキャンプ場付近の景色
老婆がゆったり歩き我々に「こんにちは」と挨拶で微笑まれた
心が和んだ 先ほど酒が切れ苛立っていた自分がイヤに思えた。

地鶏と酒を昼食がわりにして本来の目的である応援の為グランドまで足を運ぶ
ネット越しに長野選手を見ていた二人の若い娘さんに連れの一人が双眼鏡を貸す
娘さんたち多いに喜ぶ、私は何も貸してやれないので憮然とする。
そこで
「何処から来たのですか?」と問う「東京からです」と答える二人の笑顔に
そこには遠くから応援に来たんだと言う強い思いが見えるようだった。

私は「うわ~東京からですかぁすごいですなぁ」と言いながら
考えてみれば何処から来たのか自分から他人言う機会は無いのだから
彼女達はきっと喜んでいると勝手に思いました。

次に会ったのは、やはり女性の二人連れで長野からだった。
「安曇野ですか?」と訊いたらイヤな顔をされた何でだろう・・・?
それでも帰りのバスの窓から二人に手を振ったら彼女たちも手を振ってくれた
前の席に座っている長野君のお母さんが「知り合いですか?」と訊かれた。
「ハイ」と答えた。

小学生の息子さんと「うどん」をすすっていたお父さんは宮崎出身で所沢在住。
この日の為に二人で帰郷したとの事・・・・・・・・・・。
美しい親子の昼食に私は感動する。

ホークスのユニフォームを着て場内を睨んで歩くヒゲをはやした少し恐い男性は
生目の杜まで行ったが休みだったので仕方ないからここに来たと力なく私に漏らす。
私もホークスのファンなので、しばしフォークス談義に花咲かす。
問えば鹿児島から来たと言うので立ち話は鹿児島の酒場情報に移る
高見馬場付近の某スナック・・・・・・最後は「たんかん」と安納芋まで盛り上がる。
彼は見かけと違い優しい男だった。

宮崎サンマリンスタジアムは素晴らしい青空と、いい人達との出会いがありました。

帰りの車中はコンビニで買った日本酒とビールを飲み
売店で買った「宮崎ういろう」を味わいながら我が家に着きました。