・腕貫探偵 西澤 保彦
腕貫(うでぬき)が黒か腕カバーて言う事とは知らんやったとです。
その腕貫ばしとる謎の男は市役所の市民サービス課の職員です。
サービス行政の一環でアチコチの場所に移動して市民の相談ば受けるとです。
犯人捜しのヒントばサラリと言うた後の態度も所作も無表情とです。
それは、絵に描いたような対応の公務員の姿とです。
謎解きはディナーの後でズッコケた人は読んでみたらいいかなぁと思います。
・僕は秋子に借りがある 森 博嗣
自選短編集です。小鳥の恩返しが 面白かったです。
秋子とは金銭関係の貸し借りでは無いです、念のため。
・居酒屋女将の事件簿 吉村 幸夫
佐賀県出身の作家 です。
佐賀とか博多が舞台です。
他所の人が読んだらあんまし面白くないと思います。
・線の波紋 長岡 弘樹
二歳の娘が目を離した隙に自宅前で何者かに誘拐されるとです。
犯人の目的が分からず数ヶ月経つとです。
その事件は、周りの人々にさまざまな波紋を呼ぶとです。
幼児は無事保護されます。そして犯人は意外にも・・・・・・・・・。
・眼鏡屋は消えた 山田 彩人
高校2年生の女の子千絵は演劇部部室で何者かに殴られ倒れていた
目覚めると千恵は母校の英語教師になっていた。
千恵は8年間の記憶を失っていた。
驚く千絵、慌てる千絵、とまどう千絵、混乱する千絵、悲しむ千絵、翻弄する千絵
現在の演劇部の顧問になっている千絵も、かつては演劇部に所属していた。
当時の友人の創作劇で「眼鏡屋は消えた」の練習中に、その親友が亡くなっていた事を
知る。
千絵の記憶探しが親友の死の真相そして「眼鏡屋は消えた」のモデルになった
眼鏡屋とあだ名された男子生徒の事故死の不自然さが浮かび上がる・・・・・。
さぁ次はどうなると、どんどん読んでしまいました。
最後はう~~~ん・・・やっぱ言われんです(笑)。
・おれたちの青空 佐川 光晴
札幌の児童養護施設に暮らしとる少年少女たちの旅たち編です。
「おれのおばさん」の続編です。
当たり前ばってん
この本は「おれのおばさん」から読んだほうがよかです。
すんません、やっぱ当たり前すぎました。
・銀河不動産の超越 森 博嗣
偶然にも森 博嗣さんの本が続きました。
前の本は図書館で題名が面白かったけん借りたとばってん
この本は新聞の文庫紹介でやっぱ題名が面白かったけん予約したとです。
内容は高橋と言う気のいい青年が銀河不動産に就職してから色んな人に出会い
やがて運命の女性とも・・・・・・ばってんその女性との出会いにそんな馬鹿なと
思うとばってん、もしそんな事あったらよかなぁと少し羨ましくもあり、そいでも
高橋青年に頑張れ!よかったな!!と祝福ば送りたくなる本でした。