真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫 大沼 紀子
ハイハイ 今回も懲りもせず食べ物タイトルにつられて予約した本です。
内容は夜中しか営業しないパン屋さんのお話でシリーズもんです。
表紙のイラストにイヤな予感がしたとばってん
やっぱし予感が本当になって高齢者にはどうでもいい本でした。
文中に出てくるお洒落でハイカラなパンにはオイには馴染みが無いけん
良く分からんし美味しそうとも思えず・・・・。
カレーパンが何で出てこないか!とか、つぶ餡のドーナッツアンパンは無いとかぁ!
今の季節のうぐいすパンはどうしたんだ!!と
まさにオイの嗜好をせせら笑うような知らないパンばっかし・・・・・・・・。
物語は広島から家出してきた従妹の沙耶がパン屋に居候しとる高校三年生の希実の所に
転がりこんで来て、沙耶を追いかけてくる連中やらパン屋の仲間たちやら何やらがドタバタやらかして
話は長いばってん内容の根底は浅くて軽い・・・・まるでドラマのごたると思っていたら
孫が「これドラマでありよったよ」と教えてくれたとです。
あぁ~~~。
そいにしても真夜中にパンなど似合わん!!
夜中に食べて似合うのはやっぱ鍋焼きうどんかインスタントラーメン・・・・。
それも家の中で1人こっそり食べるのがいい
麺をすする音が夜の深さに溶け込みながら人生ば見つめ直す時となる・・・・と思う。
パンごときに人生の何たるかを問うには、時間が違う
パンには朝がよく似合うから・・・・・。