淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読42  梅雨入り

2014-05-31 17:57:43 | 棚の上の本

あんじゅう  宮部みゆき

内容(「BOOK」データベースより)

一度にひとりずつ、一話語りの百物語の聞き集めを始めた三島屋伊兵衛の姪・おちか。彼女のもとに不思議話を携えて様々な人がやってくる。ある日、おちかは本所亀沢町の手習所“深考塾”の若先生・青野利一郎から「紫陽花屋敷」と呼ばれる空き屋敷にまつわる不思議な話を聞く。それは、“深考塾”の大先生である加登新左衛門・初音夫婦と、草鞋に似た真っ黒な固まりである暗獣“くろすけ”との交わりであった。人を恋いながら、人のそばでは生きられない“くろすけ”とは…。表題作をはじめ4話収録。
 
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やっぱ宮部さんの本はいいですなぁ。
最初オイは「あんじゅう」ば違うと分かっていても餡子と饅頭ば連想したとです。
やっぱオイは糖尿病予備軍でございます。
 
 
頼むから、ほっといてくれ  桂 望実
 

内容(「BOOK」データベースより)

トランポリンでオリンピックを目指す五人がいた。天才肌の遼、愚直な順也、おっちょこちょいな慎司、目立ちたがり屋の洋充、怖いもの知らずの卓志。少年の頃から切磋琢磨してきた彼らに、安易な仲間意識などなかった。「オリンピック出場枠」という現実が、それぞれの青春を息苦しいものに変えていく。夢舞台に立てるのは、二人だけ。選ばれるのは誰なのか?選ばれなかった者は敗残者なのか?オリンピックは、すべてを賭けるに値する舞台だったのか?懸命に今を生きる者だけに許された至福、喪失、そして再生を、祈りにも似た筆致で描いた傑作長編小説。
 
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いつも、まわりから、ほったらかしにされてる皆さんには
何と不愉快な題名かと思いお察し申し上げます。
それでも、この本で遊園地のトランポリンを見る目が少しばかり変わってきます。
ばってん読みながら思った事は、ほっといてくれ!と、かまってくれ!は表裏一体と言う事かいな?

それと体育系物語にありがちなアスリートの心の揺らぎばってん
そんなにキツイならやめたらよかろうもん、ウダウダイライラして
人様にほっといてくれは無かろうもんとオイは思うとです。
 
 
 
夜来香海峡  船戸 与一 

内容(「BOOK」データベースより)

花嫁斡旋業・国際友好促進協会の蔵田雄介が中国旧満州の黒龍江省から仕入れ、山形の寒村に嫁がせた輸入花嫁・青鈴。日本の暴力団から中国の黒社会への資金二億円を持って遁走した。蔵田はやくざに脅され、花嫁を捜し北へ北へと向かう。怪死事件が相次ぎロシア・マフィアも蠢く闇の世界に引きずり込まれる蔵田。女は津軽海峡を渡り日本最北端の稚内へ逃げる―疲弊した地方に繰り広げられる、夢を追う花嫁と蒼然と死にゆく男たちの哀愁のバイオレンス。
 
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スピード感あふれる展開でサクサク読んでしまいました。

3ページに一度位、喫煙場面が出てきます明らかに吸い過ぎです。
ロシア人の名前がやっぱ分かりずらいです。
農家の嫁不足・・・・どげんかならんとでしょうか。
 
すんません  オイの感想はこんなもんです。