優しくて緩やかなミステリーの謎解きが7篇です。
芥川賞 作品です。
読メでは賛否両論 わけの分からん等のお言葉も、分かるばってん
オイは好きです、こげな本。
笑ってしまった非現実の世界ば巧みな表現で読者ば翻弄させる力量は流石と思ったとです。
藁で出来とる旦那の足からこぼれた藁クズば燃やす嫁。
ある日突然、天ぷらばかり作り出す旦那から毎晩、天ぷらばかりたべさせられる嫁。
やがて旦那は山芍薬の白い花になっていた。
さぁどうです面白そうでしょう読んでみますか?
黒川さんのお馴染み関西弁がまたもやリズミカルにあふれ出す本です。
大きな犯罪には手を出せない小さな悪人たちの哀れで悲しい短編集です。