殺された被害者の遺族が犯人ば殺せる復讐法が施行されたとです。
被害者の遺族が殺人者になる復讐法
それでも復讐したいと願う人のために出来た復讐法。
設定は面白そうばってん遺族が苦しみながら復讐する姿にやるせなさと
何の解決にもならん復讐の無意味さば問うとが作者の狙いじゃろばってん・・・。
一章目の話で読むとば止めようと思ったばってん
二章目の祖母ば殺した孫娘のお話で幾らか救われ
結局最後まで読んだとです。
ばってん被害者家族は現実に存在しておられる事ば思うと
自分には無関係の話やけんて言うて後味の悪かった本やったと
簡単には言うてはいかん気がするとです。