Sさんの紹介本です。
最近、本ば読んでもあんまし感情移入も無く惰性で読んどる気がしていたばってん
この本は久しぶりに本ば読んでおるなぁと言う実感ば味えた本やったです。
Sさんありがとうございました。
戦国時代、政略の為我が娘たちの命ば「捨て嫁」として差し出す
非情の父親「宇喜多直家」の凄まじか物語やったです。
時代小説はやっぱよかです。
下克上と言う裏切り、命のやり取りの日々の中で
苦悶する武将たちと犠牲になる家族たちの生きざまが
善悪ば越えた人間模様として描かれておるとです。
そいにしても宇喜多直家のお殿様「浦上宗景」の悪者ぶりは
秀逸じゃったです(笑)。
以上、展開が予測できない緊張感あふれる本、ガバイ面白かったです。