とまぴーさんの紹介本です。
多くのファンがおる杉本章子さんが描く江戸の女の物語です。
嫁ぎ先ば理不尽な理由で追い出された「おこう」は
戻ってきた実家でもつらか目にあって実家ば飛び出してしもうたとです。
途方に暮れたおこうは自分ば育ててくれた乳母ば頼って
口入れ屋(今で言うなら人材派遣業かいな?!(^^)!になるとです。
やがて苦労ば重ねながら自分の手で幸せば掴もうとするおこうの姿は
何度も困難にあっても起き上がる起き姫の人形やったとです。
恋に仕事に生きたおこうのお話は最後の言葉で花開くとです・・・・。
杉本さんの時代小説はやっぱよかです。