淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読 「ひとつむぎの手」 知念 実希人

2018-12-14 09:29:12 | 棚の上の本

心臓外科医の平良は患者の心に寄り添う治療と人柄は認められておるとばってん
大学病院内での出世コースには遅れておるとです。

ある日、院内に送られた一通のファクスには平良が尊敬しておる教授の不正を暴く怪文書が!


平良は教授に頼まれたとです犯人ば見つけてくれと・・・・・・。
その日から平良は院内の権力争いに巻き込まれてしまうとです。

進まない犯人捜し
噛み合わない3人の研修医への指導
過酷な勤務と心臓外科医としての実績が無い苛立ちと不安

最後に犯人が分かった時、平良は救われるのか?

医療小説やけん途中で泣かされる所はあったばってん
手術室の雰囲気はさすがに作者はお医者さんやけん
読み応えはあったとです。

読後感、良かったです