上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

新式里弄住宅:霞飛房

2010年12月16日 06時46分49秒 | 上海優秀歴史建築
ブランド物の商店が建ち並ぶ淮海中路の裏手にも、比較的大規模な里弄住宅が現存しています。


買い物や食事には便利な場所で、市内の1等地ですね。

1924年に建築された里弄住宅です。


デパートのすぐ隣に住めるのは羨ましい限りです。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村



今日の昼食:南京西路界隈

2010年12月15日 06時33分27秒 | グルメ
料理の種類は広東料理です。

本日の注文票。



甘いチャーシューです。


前菜のと言っても二人ですから主菜になりますね。

豚のレバーの炒め物。


臭みはまったくありません。

塩干し魚と鶏の具が入ったチャーハン。野菜はレタスと刻み葱です。


硬い歯ごたえの塩肉を噛むと味が出てきます。

デザートはセルフ形式。


常連さんは料理の注文前に1階から持って階上に上がってきます。一人でも入店できるように、プレートのようなお昼の定食もあるようです。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村

天津路を西に歩く:100年老店で買ったものは

2010年12月14日 06時04分51秒 | 上海優秀歴史建築
江西中路の北西角に建つ優秀歴史建築。

1933年築の旧「中央儲蓄会広東銀行」です。


大理石の床が見事ですが、現在も銀行が使用しています。

河南中路の北西角に立つ優秀歴史建築。築1933年の旧「永利大楼」。


以前は銀行が営業していたようですが、ずっと道路が工事中で、初めて全景を撮影できました。

この辺りは南の観光化された南京東路と違い、古い中小の商店が市民相手に商売をしているようです。



蘭州ラーメン店ですね。


回教徒は豚肉は食べないので牛肉ラーメンなのでしょう。

100年老店の表示がある店舗。



購入したのは冬用の室内スリッパです。


寒い冬に備えています。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村

dian池路を西に歩く:歴史的建造物は健在

2010年12月13日 06時47分07秒 | 上海優秀歴史建築
圓明園路との北西角に建つのが1908年頃に建てられた英国商社「旧仁記洋行(ギブ・リビングストン商会)ビル」。


同じく英国系の怡和洋行(ジャーマン・マセソン商会)と上海開港当初から商売敵でした。

100年経った今でも住民が暮らしています。






その西隣は1908年築の旧「業広地産有限公司」ビル。



この建築も仁記洋行と関係あるようです。






四川中路との北東角に建っています。


dian池路は四川中路より西で天津路と名前を変えます。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村



圓明園路を歩く:外灘の裏通りは

2010年12月12日 06時23分29秒 | 上海優秀歴史建築
dian池路角に建つ1908年築の英国仁記洋行(ギブ・リビングストン商会)ビル。上海開港当初から同じく英国の怡和洋行(ジャーマン・マセソン商会)と商売敵でした。

南京東路より南の建物はプロジェクトの事務所として使われていたようで、まだ改修の手がかかっていないようです。



まだ住民が入居しているようで、再開発着手前の様子が伺えます。



2本マストの帆船は中国から英国へ紅茶を運ぶティ-レースで使われたティークリッパーでしょうか。


ウイスキーの名前にも使われているカティーサーク号は有名ですが、新鮮な茶は英国で高値で取引されたとか。レリーフは当時上海が港町だったことを髣髴させます。

北京東路との角に建つ圓明園酒店は一番の大型物件ですが、外観の改修工事はすでに終わっています。



北京東路から北側。右手は最近開業した香港系のペニンシュラーホテル。



優秀歴史建築指定の安培洋行。



時々コマーシャルフォトでしょうか、通りでプロらしいモデルさんの写真撮影が行なわれています。


内装工事も最終段階のようですね。

北隣の圓明園公寓。


どんなテナント達が入居して、どんな通りになるのでしょうか。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村




外灘新発見(3):外灘歴史記念館も入館無料

2010年12月11日 06時22分47秒 | 上海街角スナップ
外灘の川べりの遊歩道を北へ進むと高い塔のモニュメントが見えます。


上海市人民英雄記念塔ですが、この周りに外灘歴史記念館があります。


スロープを下りたところに入り口があります。


古い地図にあるように、英国が租借したわずかな場所が上海マジックの原点です。


当時英国と清国政府が交わした上海土地章程により上海の発展が始まったのです。

多くの書籍に登場する多くの古い写真が整理され展示されています。
土日は休館です。お時間がある時にゆっくりとお越し下さい。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村




外灘新発見(2):上海市地方志事務所「档案館」は入館無料

2010年12月10日 06時45分05秒 | 上海優秀歴史建築
「档案館」は旧フランス租界のあった中山東二路9号(延安東路口から南へ3棟目)にあります。


HPによれば歴史関係書籍の発行や各産業の統計業務なども行なっています。

建物自体も1936年築のフランス郵船会社社屋だったもので、優秀歴史建築の指定を受けています。



展示フロアはエスカレーターを昇った2階3階となっていますが、カメラの持込は禁止されており、ロッカーに仕舞います。


入り口ホールのレリーフは上海の歴史の流れを表現しているようです。

受付で身分証明書(パスポート)を見せ入館名簿に記載します。手荷物のx線検査などもあり、ちょっと面倒です。


展示物は写真や公文書が中心です。

玄関横にある1対のレリーフ。


古代の歴史を綴った文官を表現しています。

こちらは現代の文官。映像機器やPCを利用して歴史を記録している様子が表現されています。


日本だと事業仕分けの対象になりそうな施設ですが、市財政が豊かなので問題無しですね。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村





外灘新発見(1):南に延びた外灘遊歩道

2010年12月09日 06時37分30秒 | 上海街角スナップ
対岸の赤い船はドラゴンボートの水上レストランです。


川面側の席は外灘の夜景が素晴らしく、ディナーにはお勧めです。

対岸の風景はもう少し北の方がTV搭も良く見えて良さそうですね。



黄浦江は北側(左手)が下流で長江(揚子江)へと流れ出ます。



万博が終わり観光客の混雑も緩和され、少し落ち着いて散歩できるようになりました。



にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村



豪華カレンダー:年越し準備

2010年12月08日 06時32分57秒 | 生活
豪華書籍のような箱入りで、持ち帰るには重かったです。

テーマは三国志。

ちょうど日本で北方謙三著の文庫本13巻を読み終えるところでした。

1日目は有名な「桃園の契り」の場面です。三国志は中国の古い地図を見ながら読むと実に面白いです。

めくって捨てるには惜しいカレンダーですね。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村

上海総会の再来か:上海金融家倶楽部(旧英国上海総領事館)

2010年12月07日 06時11分57秒 | 上海優秀歴史建築
旧英国上海総領事館は外灘の北端に位置し、外灘では唯一広い敷地に庭を持った建物です。

南隣には香港系のペニンシュラーホテルが開業しています。

建物東面は英国風の庭園となっています。


外灘源1号を現すエンブレムが建物玄関横に掲示してあります。


上海市が指定する優秀歴史建築のエンブレムもあります。


今は改修中で通り抜けることができました。

オープン後は一般人は立ち入ることができなくなるでしょうね。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村




上海Waldorf=Astoria Hotelオープン:外灘上海総会

2010年12月05日 06時23分42秒 | 上海優秀歴史建築
ニューヨークのWaldorf=Astoria Hotelはヒルトンホテルの旗艦店で最高級だそうですが。



建物外観も欧州の古いお城のように夢があります。



2階まで吹き抜けになったエントランスホールは天井がガラス張りです。



2階部分は回廊になっています。



外観と良くマッチしたロマンチックな内装ですね。


上海総会の内装は日本人が設計したそうですが、伝説の「上海一長いバーのカウンター」はどうなっているでしょうか。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村




美術館のメリーゴーランド:上海美術館

2010年12月04日 06時47分47秒 | 上海街角スナップ
租界時代、競馬場のクラブハウスだった時計台のある建物は好きな建築物の一つです。


重厚な建物は、今では上海美術館に利用されています。


入り口横のディスプレイは大掛かりですが、華洋折衷と言った印象です。

多国籍な上海を象徴しているのでしょうか。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村




中国館再開:万博会場跡地

2010年12月03日 06時30分31秒 | 上海街角スナップ
地下鉄8号線の耀華路駅を降り、地上に上がったところに入場券売り場があります。

5月までの有効期限の券が1枚20元でした。(上海人は15元)

中国館以外の会場は全て工事中で立ち入りできません。


平日の午後だというのに、地方からの団体客も多いようです。


切符売り場には並んでいませんでしたが、入場口では結構な行列です。

時間が無かったので入場はあきらめ次回にしました。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村



鼠に尻尾はいらない:上海PC事情

2010年12月02日 06時38分17秒 | 上海街角スナップ
中国語の「数碼」は「デジタル」の意味で、「数碼城」は携帯電話やPCを売る雑居ビルです。

PCのパーツを求めて徐家匯へやってきました。上海ではPCパーツは「DIY電脳」と呼ばれているようです。

何棟もあるビルの中は小規模のパーツ屋さんがひしめき合い、客引きに大忙し。価格は事前にネットで下調べしてきました。

お目当ては「メモリーモジュール」の増設。150元でしたから、日本の通販と同じくらいの価格です。

台湾のメーカですがDDR2の1GBを購入、問題なく稼動しました。プログラムの立ち上がりが少し早くなったような気がします。

ついでに買ったのが、この「ワイヤレスマウス」。

今は値崩れしたのか、1個49元で山積みにされていました。

メモリーがOKの後はCPUを交換する予定です。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へにほんブログ村