思い立ち主人の両親が軽トラックで能登から長野まで来るという
話したいことがあるとの事で
御年お義父さん82才お義母さん81才
お義父さん耳も遠くなってるし大丈夫???と心配してみましたが主人いわく「言っても聞かないし冒険てもんやわぁ」
朝10時に出発し3時30分には我が家に無事到着
いつものように餡子ともち米を持ってきておはぎ作り
毎回もち米を丸めながらちょっと小さすぎたかとかあれでかすぎたかと嬉しそうに丸めるお義母さん
美味ししいおはぎを今回もいただきました~
お義母さんは「忘れんぼでだんちゃんわ(だめだわ)」と繰り返しいってました。
薬の置いた場所も忘れてるし
今回、赤飯を作るつもりもあったのですが、準備もしてきてて
赤飯は??と聞いてもさっぱり忘れてしまっててというより明らかに覚えてない感じがしました。
お義父さんも健康に過ごして来ていたのですが、軽トラックの長旅も影響したのか膝に痛くなりすごく痛そう
それでも1日たったら痛みはあるものの帰って行きました。さすがです。(膝に水がたまってたとのこと)
田舎では、昨年から土地の地境の問題で裁判ざたになっているとの事で
相手は昔から問題ありの方らしい・・・・そして昔の話すぎだし立証できないことだらけ、今更な話で結局判断できない問題らしい
お義父さん生真面目、ずるい事は許せないタイプの人間だから相手からの吹っかけてきた話に怒りぎみで・・・
小さな地域だけど他の人たちにも同じような地境の問題はあったのだというから・・・
昔きっと一生懸命働いて手に入れた土地はとても大切で守るべきものだったんだろうな
主人は地境の問題ではない事でお義父さんの生真面目ゆえに相手が不快に思う事もあっただろうからそれも含めて地境の裁判して来てるんだろとうと
結局人の恨みつらみの問題がここにきて相手も80歳過ぎてるから清算したいのだろうといっています。
本裁判になるとお金がかかってくるのでここで終わるだろうという事ですが・・・・望みます。
お義母さんから嫁いでからお義母さんたちの一代記を3回ほど聞かせてもらっていますが・・・
私が嫁いでからもいろいろな経験をしてきている2人です。80も過ぎてからこんな問題が起こってくるのだから
いっけんみな何もないような人生を送っているようにみえるけれど
人それぞれ人生にあるものです。
お義父さんも守るべきもので争いごとになっていますが、受け継いでいく息子はもう故郷を離れ22年もたっていることを確認して
「もうこれで長野に来るのは最後になるやろ」といってお義父さん、お義母さんはなんだか寂しそうに帰って行きました・・・・
子ども達とまたじいちゃん、ばあちゃんに会いに行こうねと話しています。