波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

夏の訪問者

2007-08-04 00:25:09 | Weblog
こんばんは、白黒茶々です。
梅雨の雨雲が去り、日差しも強くなってすっかり夏らしくなりましたね。 そんなある日の夜のこと、茶々が網戸の外を気にしていて、しきりに前足でたしっとやっていました。



「うわああぁ~~~ 網戸の外になにかいるぅ~~~ 」 シュコーーー
そのことに箔母さんはビビりまくり、網戸の外側に張り付いている物体の正体を確認する前に殺虫剤を噴射していました。 「どれどれ」私が外までその様子を見に行ったら、なんとそれは立派なアームを持ったコクワガタのオスでした。 (『写真のクワガタはどう見てもメスじゃないか~!』というご意見の方もいらっしゃると思いますけど、その理由はのちほどということでご了承ください ) 家の電気にクワガタムシがつられてくるなんて、田舎具合がわかってしまいそうです。 それはまあいいとして、「そういうことなら………」その後、そのクワガタをたつぴのところに持っていったら、喜んでもらえました。 「さっそく名前をつけてあげよう」 それを聞いて私は「たつぴのことだから『クワガタだからクワちゃんにしよう』と言うに違いない」と踏んでいました。 「クワガタだから………クワちゃんでいいや、クワちゃん、よろしくね」うわ~~~、そのまんまやんけ 「クワガタとは知らずに、てっきりゴキブリだと思って殺虫剤をかけちゃったけど、大丈夫か~ 」箔母さんの謝罪をよそにクワちゃんは少しも弱ることなく活発に動き回っていました。

その後、クワちゃんはウチにあった小さめの水槽に移され、たつぴはその様子をじ~っと見ていました。しかし、その背後で茶々と黒ちゃが「スキがあったら喰らいついてやろう 」という目でじ~っと見ていたのでした。 そこで私は
「たつぴ、ウチにある小道具ではクワちゃんは住みにくいし、常に獣に狙われているという危険な環境でもあるから、自然の世界に帰してあげようか、そのほうがクワちゃんも喜ぶと思うよ」と言って、彼の反応を待ってみました。
「イヤだ、せっかくウチに来てくれたんだから放したくない 」って言うだろうな~ そう返されても文句は言えないな~ ところが、
「うんわかった、明日にでもクワちゃんを送ってあげるよ 」
と言うではありませんか あまりの物分かりのよさに私はかえって拍子抜けしてしまいました。

その翌日の夕方私が仕事から帰ってきたら、ウチの庭にカラになった水槽と一通の手紙が置いてありました。 その手紙の内容はこんな感じです。



………これはイメージ画像というよりは、そのまんまの現物でしたね。とにかくその文面をたどってみましょう。

6月15日はありがとね。またぼくとあおうね。なつ休み中にきてね。なつ休み中にきたら、えだっぱのすべりだいをつくっています。かぶと虫もです。たつぴより

クワちゃん、ウチにひと夏の思い出を作りに来てくれてありがとう。そしてたつぴ、優しい子に育ってくれてありがとう。



しかし今回のことに関して、一つだけ残念なことがあります。我が家に命をかけて(?)遊びに来てくれたクワちゃんの写真を撮っておくのをうっかり忘れていたのです。 というワケで今回冒頭を飾ったのは、その次にウチにやってきたメスのコクワガタです。このクワ子ちゃんはあまり生きがよくなかったのでここだけの話、彼女がウチに来たことは茶々以外の家族にはナイショにしてあります。私はあえて捕まえるようなことはしないで、彼女の進退は本クワに任せることにしておきました。

余談になりますけど、私は明日の未明から0泊1日で福井・金沢方面へ一人旅に出かけます。 そのお土産は金沢の銘菓「箔のかおり」にするつもりですけど、その商品を無事に購入することができたらまた報告します。
コメント (10)
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