波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

北陸紀行

2007-08-08 01:43:19 | Weblog
こんばんは、白黒茶々です。
毎年このくらいの時期になると、私はふらりと一人旅に出るようになっています。 ということで、今回は思いっ切り自分の趣味の日本全国名所旧跡めぐりに走っているので、そのあたりはどうかご了承ください。

先週の日曜日のことになりますけど、私は午前3時38分浜松発の臨時夜行快速列車のムーンライトながら91号に乗り込みました。今回の目的地は福井・金沢方面。えこちさんにおしえてもらった金沢の銘菓「箔のかおり」を求めての旅ですけど、ついでにその地方にあるお城等も観ておこうという魂胆もありました。いや、そちらのほうがメインだったかも………

途中いくつかの乗り継ぎを経て、10時頃に最初の目的地の金沢に到着しました。 私がそこに降り立つのは14年ぶりなのですけど、さすがにそれくらい経つと線路が高架化されていたり、駅周辺に高層のホテルが建っていたりと、眺めもすっかり変わっていました。 ………なんて感慨に浸っている時間はあまりありません。 今回金沢に滞在できる時間はわずか4時間ほどなのです。その時間内で金沢城址公園・兼六園の見学、昼食、「箔のかおり」の購入をすべてこなさなければならないのです。 もちろんその中に移動時間も含まれるのですけど、とりあえず金沢城に向かいましょう。



はい、到着しました。 この石川門の建物は昔からのものが現存していて、国の重要文化財に指定されています。前回私が訪れたときには、城内はまだ金沢大学の敷地だったのですけど、現在は史跡公園として整備されているので見どころ満載です。 さて、その城内に入っていくと………



6年ほど前に復元された菱櫓や五十間長屋の建物が聳え立っています。今度はその中をのぞいてみることにしましょう。



その建物は、かつて存在したものを木造で忠実に復元しています。長さが五十間=約90メートルもあるので、向こうがかすんで見えます。 



もちろん細部まで昔の通りに造られているので、急階段はお約束です。 見学コースは駆け足になりますけど、今度は金沢城の向かいにある国の特別名勝、兼六園に移動します。



この光景、どこかで見た覚えはないでしょうか?兼六園のシンボルともいえることじ灯篭は健在でした。



その霞ヶ池の向こうには内橋亭が。しかし、ここでの見学可能時間は30分ほど。そろそろ次のスケジュールをこなさなければなりません。
「箔のかおり」を製造販売している今屋さんに事前に問い合わせてみたら、その商品は駅の近くの日航ホテルの地下の売店で買うことができるそうです。 しかし、駅前にあるそれらしきホテルには地下がない様子。 仕方なくそこのエレベーターに乗ってみたら、いきなり18階まで上げられてしまいました。 「ここではないな 」改めて名前を確認してみたら、全日空ホテルでした。本命の日航ホテルはその向かいにあったのですけど、果たして私はそこでお土産版の箔と出逢うことができたでしょうか その続きは次回の「お土産編」で報告したいと思います。

昼食は適当に済まし、次に私は電車に乗って福井へ向かいました。そちらも線路が高架化されていて、県都に磨きがかかっていました。 こちらでの目的は金沢ほど派手ではないのですけど、私が好きな分野の歴史探訪です。 私がまず最初に訪れたのは、織田信長の妹お市の方が、羽柴(豊臣)秀吉に攻められ、夫柴田勝家と共に最期を遂げたという北の庄城跡でした。



そのあたりは現在、柴田神社が建ち、勝家殿の銅像等もある小公園となっています。



お市の方様の銅像も最近作られたみたいですね。ところで、柴田殿を義理の父にもち、お市の方様を母とする歴史上の人物といえば………



そうです お茶々様こと淀殿です。このプレートも北の庄城址公園内にあるのですけど、茶々のルーツを見ることができて、なんかとても嬉しかったです。 
そして今回の旅は福井城、復元舎人門、浩養館庭園をもって終了となるのですけど、そのうちの福井城には現在県庁の庁舎が鎮座しています。



そしてその日の福井市はフェニックスまつりの真っ只中。 大勢のお祭りの客をかき分けてなんとか帰ってくることができました。



おぉっと、帰りの電車に乗る前に晩御飯を食べていかなければなりません。福井での滞在可能時間は2時間ほど。 あまりゆっくりしている余裕はありません。急げ~



それでもその土地の名物のソースカツ丼はハズせませんでした。 こちらのカツは特性ソースに漬けたものをご飯の上に乗せていて、長野のソースカツ丼とは違っていました。それでも大変美味しゅうございました。

やっとのことで家に帰って、今回の流れから早く茶々に逢いたい気分でした。こちらのお茶々さんは果たして、私のことを出迎えてくれるでしょうか?



………ということを考えながらご対面したら、このような姿で寝ていました。 なんか、丼ぶり飯の上に乗っけて食べたくなってしまいました。

※今回はつい長々と綴ってしまいましたけど、最後まで読んでくださった方たちに御礼申し上げます。
コメント (15)
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