波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

凧揚げ合戦に行かまいか!(浜松まつり・その1)

2016-05-11 00:34:59 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
GWの期間中は、帰省や行楽のために鉄道や高速道路が混雑するのは、お馴染みの光景となっております。 なかには、その間をかいくぐってお出掛けされた方もいると思います。そのGW中の行事のなかでも、私の地元の浜松市でおこなわれる浜松まつりは、人手の数では毎年上位に入っていて、今年は昼の凧揚げ合戦、夜の御殿屋台の引き回し、さらにはそれに関連したイベントも含めると、173万人にもなったそうです。 私は浜松市民ではないのですけど、小さい頃からこのまつりが好きで、今年も大勢の人が押し寄せるなかで、見物……… ではなく、参加してきたのですよ しかも、たつぴと一緒に。ということで、浜松まつりとはどのようなものなのか?また、そこではどのようなことがおこなわれているのか?ということをやる側の視点から、今回は昼の部をメインにして、お伝えします。

浜松まつりに参加している町内は、今年は史上最多タイの174町。その中で私は、叔母の自宅がある「萩丘」というところの仲間に入れさせてもらいました。 といったところで、まつり初日となる今月の3日は、私は叔母の家に寄ったあとに、萩丘組の連中とその町内から出ている貸切りバスに乗り合わせ、凧揚げ合戦がおこなわれる中田島の凧揚げ会場に向かいました。



中田島といえば、日本三大砂丘にも数えられている中田島砂丘が有名ですよね。 しかし、今回の私たちはその砂丘をやり過ごし………



さらに歩いていって、その隣接地の広場に設けられている、凧揚げ会場にたどり着きました。 そこにはすでに、たくさんの凧が揚がっていますね。ただしそれらの凧は、開会式の前にいったん降ろされました。そして、10時の開会宣言と花火の合図とともに………



太鼓やラッパが打ち鳴らされるなか、全町内の凧がいっせいに揚げられました。 この光景はかなりの迫力で見ごたえがあるので、私からもオススメです。 そのような中で………



まつり本部の建物の上を見てみたら、市長だけではなく福市長の出世大名家康くんもいましたよ うなぎの鉢巻きをしているということは、これはおしゃべりできるバージョンですね。



そうしたら、今度は我らが町内の萩丘のほうに目を向けてみましょう。 浜松まつりは、基本的に初子を祝うお祭りです。その初子が生まれた家は、人間の背丈以上もある大凧を作り(ほとんどは専門職に外注)、さらにその凧に初子の名前を記します。それを「初凧」といいます。家族全員でその凧の前で記念撮影をしたら………



萩丘組の連中が総出となって、空高く揚げます。 この日は風の助けもあって、いい具合に揚がっていきましたよ



その凧が安定したら、初子を抱っこしたお父さんとお母さんがその糸を握り、さらに彼らを若衆が肩車します。



そんな彼らを鼓舞させるために太鼓に合わせてラッパを吹くのが、私たちラッパ隊の役割です。 私はまつりに初参加した20年以上も前から、ラッパ隊に属しているのですよ。さらに一昨年前には、そのラッパ隊にたつぴを引きずり込むことに成功 夢にまで見た、ラッパの親子共演を叶えることができました。ただし、彼は部活があったので、この日は夜から参加することになっています。



凧揚げ会場はかなり広く、まつりの参加者や観衆の数も半端ではないので、こちらのほうで知り合いと逢うことは滅多にない………



………と思っていたら、なんと数年ご無沙汰していた高校時代からの私の友人のフクちゃんが、目の前にいたではありませんか しかも、「中島本町」というところの監督のタスキを掲げて、凧の糸枠を守っているみたいですし。 そうしたら………
「よぉっ 久しぶり」
「おおぉ~~~ 何でお前がここにいるんだ 」
なんか、激しい再会劇となりました。



同じ日ではないのですけど、さらに私は広い凧揚げ会場内で、なつみかんさんの旦那さんも見つけ出しました。彼は「大蒲」の組長に準じた役職を任されているみたいです。それにしても、その後ろ姿が男の私から見ても、とてもカッコいいです



それからせっかくなので、凧揚げ会場で私の目に留まった凧をいくつか紹介させていただきます。まずは、「八幡」のものです。凧印はズバリ、平和の象徴でもある鳩ですね。 こちらの町内では、明治時代から凧印に鳩が使われてきたのですけど、昭和初期になって現在のデザインに落ち着いたそうです。



次は、「西ヶ崎町」の毘沙門天であります。 浜松まつりの凧は、基本的には天高く揚がっても見分けがつきやすいように、凧印はなるべくシンプルにするのですけど、こちらの町内のものはかなり細かく描かれています。 西ヶ崎町は旧浜松市の最北に位置していて、浜松を災害から守り、市民の幸福と豊作を祈願して、毘沙門天にしたそうです。



あともう一つ、おかめさんの凧は「高町」のものです。こちらは、同町内で豆菓子を専門に製造販売する評判堂というお店の商標の「おかめ印」を絵柄に使ったみたいです。
ただし、正確にはおかめさんの顔ではなく、おかめさんのお面の絵が描かれております。しかもよく見てみると、薄く開けられた目が妙にキラキラしていて、口にはお歯黒が。さらにそのお面をかぶるための紐まで丁寧に描かれているときたもんだ

………と挙げてみたのですけど、インパクトありありで私が皆様に紹介したくても今回は見つけられなかった凧はまだまだあります。 その思いを来年に残しつつも、次回は浜松まつりの夜の部の様子をお伝えします。
それから、スピッツクラブ展覧会の様子についてできるだけ早くお伝えしたいのですけど、写真や記憶の整理に時間がかかるので、来週までお待ちくださいませ。


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