波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

茶々さん箔さんの東海道三拾次(スピッツクラブ展覧会その1)

2017-05-17 00:08:18 | 旅行記
こんばんは、箔ですワン。
今回は、おれっちが久しぶりにお父さんと一緒に列車でお出掛けしたときの話をするのだ。 しかしせっかくなので、その準備の段階から語らせていただきます。ということで、話は今から10日ほど前にまでさかのぼるのだ。



前回の日記の最後のあたりで「ちょっと賑やかで体がスッキリさっぱりして、道行く人に褒められるようなところ」なる場所に連れていってくれるというので楽しみにしていたら、なんと セルフウォッシュだったのだ。 しかもこのくらいの時季は、おれっちたちスピッツは抜け毛が増えるのですよね。そういうこともあって、シャンプーのあとの乾燥では、体のあちこちに毛玉がぼこぼこっと発生。それらにお母さんがかけたクシが引っ掛かって、あいたたた あまりの痛さに、思わず本気噛みにいってしまったのだ。 そこで、すかさずお父さんがおれっちの動きを察して止めに入ってくれたおかげで、惨事には至らずに済みましたワン。 もしそのままガブッ とやっていたら、お母さんが「倍返しだ 」とかいって、おれっちが痛い目に遭っていたかも………
とにかくそのような作業を経て、おれっちと波ちゃはスッキリさっぱりすることができたのだ。

そして迎えた先週末。その日の未明にお父さんは起き出して、何やらゴソゴソと身仕度をしていたのだ。


AM3:29


さらに、まだ夜も明けきらないうちに、おれっちと波ちゃを散歩に連れ出し、かなり早めの朝ご飯をくれたのだ。 この流れは、ひょっとして



長旅の始まりで間違いなかったのですけど、今回はお父さんとおれっちだけのお出かけみたいなのだ。すまない、波ちゃ。 どうか泣かないでお留守番していてくれなのだ。旧東海道の白須賀宿にある自宅を出発してから、おれっちたちは車で浜名湖を越え………

AM5:17


浜松宿の浜松駅前に到着。今から、こちらから出る始発列車に乗っていくそうなのだ。

AM5:29


席を確保できたら、いざ東の方角へ おれっちにとっては、列車の旅は昨春のスピッツクラブ展覧会以来で約1年ぶりとなるので、とても楽しみなのだ。



そのときのおれっちの表情は、こうなのだ。列車での旅は久しぶりなのですけど、我ながら落ち着いていましたワン。



浜松を出てから20分後、愛野駅のあたりでエコパスタジアムが見えてきたのだ。 こちらでは現在………



B級グルメスタジアムを開催中で、県内のグルメはもちろんのこと、中部や関東、関西などの地方からの出展もあって、毎年たくさんの人で賑わっています。 それから、ご当地キャラが来ていることもあって、おれっちと波ちゃも毎年連れていってもらっているのだ。



神奈川県厚木市の厚木シロコロ・ホルモンは人気で、露店には毎回長蛇の列ができておりますワン。



静岡県内伊豆地方のTHIS 伊豆 しいたけバーガーは見た目はアレなのですけど、ボリューミーで食べ応えがありそうですね。昨年はこちらにも、長い列ができていたのだ。



今までいくつかのラーメンは出ていたのですけど、今回はさらに数を集め、発展させて「エコパ ラーメンスタジアム」なるものになっていました。
今回の目的地は、こちらなのでしょうか? いや、開始より4時間ほども前のこの時間帯では、あまりにも早過ぎかも。ほら、素通りしていったのだ。それよりも、今のおれっちの位置からは、エコパは見えないのでは?
※お箔さん、それは言わない約束だよ。(白黒茶々注)

AM6:59


その後、お父さんは府中宿(駿河府中、略して駿府)の静岡駅で途中下車していきました。 ここは10年ほど前に、おれっちが初めて列車の乗車訓練をしたときに、降りたところでもあるのだ。その時、お父さんは「ここまで来られたら、列車の旅は大丈夫」と太鼓判を押してくれました。 また3年前には、波ちゃもまったく同じようにして、認定を受けたみたいなのだ。



駿府は徳川家康ゆかりの地で、彼が隠居して晩年を過ごしたところでもあります。とはいっても、実際には2代将軍秀忠のいる江戸とで、二元政治がおこなわれていました。 ………と、お父さんが言っていたのだ。そういうこともあってその駅前には、壮年期の家康と………



竹千代と呼ばれていた頃の、少年期の銅像があるのだ。 彼は三河(現在の愛知県東部)岡崎の小さな戦国大名松平広忠の嫡男だったのですけど、駿府の今川氏のもとに人質に出されていました。人質とはいっても、身代金目当ての誘拐犯的なものではなく、将来を見込まれて手元で育てる的な………



「ドラゴンボール」で、ピッコロ大魔王が幼ない頃の孫悟飯を育て、特訓したあの感じと思っていただけたら……… と、またしてもお父さんが言っていたのだ。(ギリギリセーフ? )こちらは以前にも何回か訪れたことがあるのですけど、お父さんはスマホを変えたばかりで新たに撮っておきたかったみたいなのだ。



その流れで、おれっちはまたしても「竹千代君(ぎみ)、箔之進ヲ散歩スルノ図」をやらされたのだ。現在放送中の大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも、竹千代少年は出てきましたね。しかし、13歳のその役を、阿部サダヲさんが演じていたのがなんとも。そのドラマでは、彼と同年代ぐらいの瀬名(菜々緒)が、5つぐらい年上の次郎法師(のちの井伊直虎、柴咲コウ)と親友という設定になっていることもあって、そのバランスを保つためにちょっとアンバランスな登場となったのでは?………と、やっぱりお父さんが言っていたのだ。(く、苦しい………



おれっちたちはさらに列車に乗っていき、吉原宿(現在の富士市)に差し掛かりました。 しかし、この日は雲が多くて富士山が見えなかった……… って、おれっちの位置からはその隠れ富士の風景も見えないのだ。
※わ~~~、それ言っちゃダメ!(白黒茶々注)

AM10:17


途中の沼津駅(沼津宿)で列車を乗り継いだりしながら、おれっちたちはさらに東へ。そして、最初に列車に乗ってから4時間40分ほどで、横浜駅(保土ヶ谷宿と神奈川宿の間)に到着しました。今度こそ、本当の目的地みたいなのだ。



その駅の構内には、小さな赤い靴の少女の像があったのだ。せっかくなので、ここで一曲歌ってみます。パソコンやスマホの前の皆さんは、手拍子をしながらお聴きくださいませ。では………
 あかいくつ~、は~いてたらぬげた



え~と それはさておき、そのあとおれっちたちは駅の外から歩道橋に上っていきました。この先には、スピッツクラブ展覧会の会場となる、横浜そごう鐘の広場があるのだ。



おれっちたちが到着してからしばらくして、そのスピクラ展の開会式がおこなわれました。 今回はこちらで、どのような出逢いや触れ合いがあるのか?さらに、展覧会はどのような展開となるのか?楽しみなのだ。ということで、次回はその会場にやって来たスピッツ仲間の様子をメインにしてお伝えするのだ。


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