こんばんは、白黒茶々です。
我が家の愛猫の銀にたくさんの追悼のお言葉をくださり、ありがとうございました。 時々、彼女のことを思い出して立ち止まることもありますけど、少しずつ前に進んでいるところです。
今回の日記では、心機一転して近場の隠れた名所を廻るような取り合わせとなってしまっているのですけど、実はそのネタ作りに行ったのは銀がまだ存命中だった10月下旬なのですよ。 と、とにかく今回はそのマイナースポットを、いつものテンションでいかせていただきます。
時は秋真っ盛りの10月25日。ところは静岡県湖西市の湖西運動公園からほど近い、JR東海道線の土手の下です。 その道路の脇には………
土手を貫くようにして、古くて小さなトンネルがあるのですよ 正式名は「前田川拱渠(きょうきょ)」といって、今から100年以上も前の明治36年(1903年)に造られました。
石垣とレンガを組み合わせた構造で、独特の雰囲気がありますね。私はこのミニトンネルの存在をかなり前から知ってはいたのですけど、いつも素通りしてしまい、なかなか実態に迫るチャンスを作れませんでした。
それが、今年の5月末に旧本坂トンネルを潜ったことを機に、古いトンネルにハマったというか、ヘンな形で私の洞穴熱が再燃してしまいました。 といったトコで、前田川拱渠のほうも潜ってみましょう
とはいっても、こちらには旧本坂トンネルのような怖いウワサはなく、中は明るくて霊が住み着くような余地もありませんでした。
それに、波と狛が怪しい動きをするようなこともありませんでしたし。 とかなんとか言っているうちに………
「あっ、波ちゃんと狛君の間に怪しい人が 」なんて言わないでくださいよ。
私は足までしっかりと写っていますよね?
それはさておき、とにかくミニトンネルの反対側に出てきました。そこで私たちが見た風景は………
目の前にコスモス畑が広がっていると思いきや、かなり離れていますね。 それでも、ここまで来たら行くしかありません
8分ほど歩いたら、なんとかたどり着くことができました。 はい、私たちの次の目的地は「前向(まえむき)花畑」というところであります。
着いた直後に波が何かを見つけて、捕食しようとしていました。 そいつをよく見てみたら………
トノサマバッタではありませんか しかも、交尾中のおんぶモードであらせられる。男女が最も燃え上がっているところで彼らの命をいただいたら、その愛は永遠に……… なんて見過ごすワケにはいきません
波ちゃ、彼らのことは見逃してやってくださいませ。
その前向花畑は、見学者のための駐車場も設けられていました。
そうしたら、私たちはグイグイとコスモス畑の中へ………
そのど真ん中で写真を撮っておきましょう
前向花畑は、耕作放棄地だったところを市民ボランティアが整備し、花を植えたところです。 こちらでは、春先は菜の花、夏はヒマワリという感じで、季節の花を見ることができるのですよ。
それはかなり広範囲に及んでいて、JR東海道本線の鷲津から新所原の間を移動中に、北側に見えてきます。たぶん、きっと。
荒れ放題だった原っぱが、ボランティアの手によって甦り、新たな名所となった前向花畑。ここで咲き乱れる花によって、多くの人は前向きな気持ちになってゆく………
………と、ドローンで鳥瞰しながら「ポツンと一軒家」みたいにまとめてみましたけど、実は私はそのような最先端の器機は持ち合わせていませんでした。種を明かすと、こちらにはお手製のミニ展望台が設けられていて、それに上って撮ったのですよ。 そこで居合わせたスタッフのおばちゃんも親切で、波と狛を見て「スピッツなんて久しぶり
」と言ってくれました。今度は他の時季に訪れ、違う風景となった花畑を見てみたいです。
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