波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

今年こそは電車旅に!(近畿四城訪問その1)

2023-08-26 02:23:13 | お城

こんばんは、白黒茶々です。

お盆休みといえば、故郷に帰省したり旅行に行きたくなりますよね。 といいつつも、それらは季節とはあまり関係はなく、まとまった休みにするしかないという事情もありますけど。 さらに、今年はコロナのことをあまり気にしなくても良いようになったので、私はその連休の間には久しぶりに電車旅をすることにしました。

最後にその電車旅に行ったのは4年前のことで、その時はたつぴと一緒に丹波・丹後方面のお城を巡りました。 ところが、その際には台風の影響で、帰りに乗る予定だった列車が運休するというアクシデントに遭ってしまいました。 その翌年の2020年はコロナが猛威を振るい、旅行はおろか外を歩くことまでも憚られました。

その翌年もコロナの恐れはあったのですけど、私は感染のリスクが少ない車での旅を9月にズラして実行しました。 その際には、を連れて信州のお城を訪れたのでしたよね。

さらに昨年の2022年には「さすがにもういいでしょう」ということで、久しぶりに電車旅をすることに 近畿地方の名だたる4つのお城を巡る計画を立て、ホテルも予約しました。 ところがお盆休みを前にして、コロナが大流行!さすがの私も慎重になり、近畿四城は諦めてホテルもキャンセルしました。 代わりに、この時はなるべく混まない岐阜県の4つの山城を車で巡りました。 やはり、波と狛も道連れにして。

そして今年のお盆休み。私は昨年取りやめた計画を、多少手を加えながらもほぼそのまま実行することにしました。 しかも、同じホテルを予約して。 度重なる困難を乗り越え、ようやく自由度の高いお城旅に出られるようになったので、私はスゴく楽しみにしていました。 ところがここで台風7号が発生し、お盆休みに本州を直撃するというではありませんか その期間に旅行するのは、危険極まりないことに。 ようやくここまで行き着いたのに、またしても中止するしかないのでしょうか?どうする?白黒茶々さん。

私は今回は、ギリギリまで情況を見守ることにしました。 ホテルはキャンセル料を払う覚悟で、旅行の前日まで待ってみたところ、初日の13日はまだ台風の影響は及ばないという予報が出されました。 旅行の計画は1泊2日なのですけど、翌14日は臨機応変に行動すれば、電車旅に行けないこともない 私は前日の午後にようやく実行する決心をしました。

そしていよいよ近畿四城訪問の当日となりました。 その日は朝から晴れ……… というか、まだ夜が明けてない時間帯から私は活動を始め、まずは波と狛を散歩に連れ出しました。 彼女らと一緒にいられるのはここまでで………

豊橋駅から出ている始発列車に乗るために、そこまで箔母さんに車で送ってもらいました。

それから間もなくして、私にとっては記念すべき電車旅の第一歩となる、始発列車がやって来ましたよ その列車に揺られながら車窓から見える景色を眺め、乗り換えを経て最初に向かったところは………

京都市にある国指定史跡で世界文化遺産の、二条城であります 山陰本線(嵯峨野線)の二条駅から歩いてすぐ(7分ぐらい)のところに、西南隅櫓が現存しています。 そうしたら、せっかくなので………

その櫓から北のほうに歩いていくと、埋門形式の西門が見えてきます。 こちらも現存しているのですけど、ご覧の通り門が閉まっているだけでなく、そこに渡る橋も架けられてないので、こちらから入ることはできません。 さらに、現在二条城で唯一の出入口となっている東大手門は、西門の反対側にあるときたもんだ 遠回りとなることを覚悟で来たものの、距離にして1km。歩いて13分程かけて………

ハアハア……… ようやく東南隅櫓と東大手門が見えてきましたよ このあたりは、二条城では有名な景観でもあります。

そうしたら、お城では史上最高値の入場料の1300円(二の丸御殿を含む)を払って、入りますよ
二条城は慶長8年(1603年)に初代将軍徳川家康が、天皇の住む京都御所の守護と将軍が上洛する際の宿泊所とするために築きました。 当初は現在の二の丸の部分だけの単郭のお城だったのですけど、寛永3年(1626年)に3代将軍徳川家光後水尾天皇の行幸のために大改築 新たに本丸部分が増築され、伏見城から5層の天守が移されました。

やがて、唐門が見えてきました 修復工事がおこなわれてから10年経ったのですけど、金具や装飾は今でもまばゆいです。 さらにこの門をくぐっていくと………

二の丸御殿が姿を現しました ………というよりは、私のほうがやって来たのですけど。 その内部は撮影禁止で、皆さまにはお見せできないのですけど、徳川将軍家の城郭御殿というだけあって、障壁画や彫刻などが豪華絢爛 さらに延床面積が広いうえに天井も高く、そのスケールの大きさに、私は圧倒されました。

御殿に沿って造られた二の丸庭園は、国の特別名勝。 小堀遠州が手がけ、天守が借景になるように配置されていました。

今度は本丸に向かいますよ その正面入口に現存している本丸櫓門をくぐっていくと………

本丸御殿があります。 本来の本丸御殿は1788年の天明の大火で失われ、その跡には明治26年(1893年)に京都御所内にあった旧桂宮家の御殿が移築されました。 完全な姿で残る江戸時代の宮家の御殿建築は全国唯一で、国の重要文化財に指定されています。

以前は特別公開されている期間のみ見学できたのですけど、現在は保存修理中。 それでも工事が終わったら、自由に見られるようになるそうです。 そうそう、先程から何回か話題に出てきた天守は………

寛延3年(1750年)に落雷で焼失してしまい、以後は再建されていません。 現在はその土台となる天守台には上れるようになっています。

あとは、現存する北中仕切門をくぐっていき………

こちらも現存しているのですけど、通行止めとなっている北大手門を仰ぎ見つつ、城内の順路を1周しました。 二条城の見学は以上で終わりです。皆さまも暑い中、私に付いてきてくださり、ありがとうございました。 えっ、涼しいところで読んでいたのですって? せめて夏の京都の雰囲気だけでも………

それはさておき、次の予定までまだ時間があるので、お昼を食べていきましょう 二条駅の前にはチェーン店ながらも、定食屋のやよい軒があるのですよ 以前にも利用したことがあるこのお店で、今回私が注文したメニューは………

味噌かつ煮定食(850円)にございます。 せっかくなので、御飯はもち麦ごはん(+30円)にしました やよい軒は白米の御飯はおかわり自由なので、私はもう2杯食べて次のお城巡りに備えました。 (続く)


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