6月21日(土)
時刻は午前5時少し前。集合場所の人間ミサイル先輩宅に出向くと、既に阿波影先輩が家の前の電柱にもたれて佇んでいます。阿波影氏は、高松の自宅を前夜に出ての参加です。
淡路島北端の岩屋港まで阿波影氏運転の車でひた走ります。岩屋港の駐車場に車を預けて明石港行きの高速船に乗り込みます。
明石港で岡山から一人でワゴン車を運転してきた金目校長先輩と合流します。
こうして、2008年もJ南高校映画部OB会による恒例の同窓会(オッサンたちの遠足)が始まりました。車は先日開通した第2名神を通り、名古屋市内で道に迷いながら、中央道を東に進みます。
そして信州へ
昼飯のため岡屋で高速を降ります。人間ミサイル先輩の事前調査によると、岡谷の鰻 は有名とのことです。JR下諏訪駅近くの 林屋のれんをくぐります。
←先輩方は<二色重>を注文。重箱は2つに仕切られ蒲焼きと塩焼き、一度にふたつの味を楽しめます。塩焼きは、にんにく、塩こしょうで味付けしてあり、あっさりしていて旨い!(一口先輩にお願いして試食!)私も、これにすれば良かったと、心の中で舌打ちします。
← 私は一人<うな月見丼>を注文。うな丼に長芋とろろと黄卵のコラボは確かにユニークです。でもうなぎの塩焼きの方が
私の好みです。悲しいかな・・・!
←鯉の旨煮 普段食べ慣れないものですが・・・。珍味です!
食後は、隣の明治二十六年創業の林屋川魚店を覗きます。諏訪湖で採れた、わかさぎの甘露煮や川エビの煮付けなどの珍味が置いてあり、必要以上に、ついつい買い込んでしまいます。
お腹が膨れたところで、本日の信州旅行の目玉、松本城を目指します。
市内の中心部をぐるぐる廻っているうちに、お堀のそばに到着。木々の間を抜けると、別名
烏城(からすじょう)と呼ばれ親しまれている、黒い、ものすごく均整の取れた天守が姿を現します。水に映るその姿は、美しい・・・・。ここの天守閣は現存12天守の一つで、もちろん国宝です。天守閣完成は1597年頃と言われています。以降ここの城主はめまぐるしく交代しています。特に江戸初期に、いかに改易、転封が多かったかが、この城の城主変転を見れば分かります。ほとんど言いがかりのような理由で失脚したりして、人生一寸先は闇だという事を考えさせられます。
※全国に12基現存している、安土桃山時代後期から江戸時代初期にかけて建造された天守を有する城郭。 以下の12城でそのうち国宝は、松本城を含め4箇所のみ。◆国宝
訪問済み 松本城◆、姫路城◆、松江城、、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城 彦根城◆
晴れていれば、アルプスのすばらしい山並みが一望出来るのでしょうが、この曇り空では・・・・。
お城を出て、地元のスーパ「ツルヤ」なぎさ店に立ち寄ります。そこで同社プライベートブランドのリンゴジュースを大量に買い込みます。人間ミサイル先輩推奨の一品で、氏はこれを買うためにキャリアを徳島から持ってきています。通販も可能なのですが、直接現地で購入することが氏曰わく「男の浪漫」とのこと。すくなくとも人間ミサイル先輩は3箱は購入しています。私もつられて6本購入する事に。(5本は、お世話になった方々へのおみやげ。1本のみ自分用)
なぜかリンゴジュース購入が、本日のメインイベントになってしまったような。
後日、自分用に取っておいた<紅玉>を飲んでみたところ、人間ミサイル氏が病みつきになるのが、少し理解できました・・・。紅玉だけあって酸っぱさが大人の味でした・・・。<ふじ>も飲んでみたかった・・・。
車は、松本電鉄に沿って上高地方向を目指します。一方の松本電鉄の方は、新島々で早々につきてしまいます。かつて一駅ほど先に延びていた島々への線路は草に覆われ、自然に帰っていました。車はどんどんと山間に分け入ります。やがて、今夜のお宿、白骨温泉「泡ノ湯」に到着。温泉に浸かり、おいしい料理に舌鼓を打ち、明日に備えます・・・・。
←飛騨牛(翌日より全国的に話題になるとは夢にも思いませんでした)
←イワナの塩焼き(超美味)